終わりの始まり
ここは人間界とは違うもうひとつの世界。
いうなれば異次元。
そこでは3つの種族で争いが耐えなかった。
これは。そんな異次元Nemesisで起きた、とある奇跡の話。
Nemesisには、緑の国の住人。赤の国の住人。そして、モンスター。
この3つの種族が戦っていた。
戦争中の苦しい財政に緑の国の幹部たちは頭を抱えていた。
緑の国は食料の60%を赤の国からの輸入でまかなっていた。
赤の国が敵対し、食糧難が発生していた。
この物語は、緑の国の少年。ラビィによる逆転の物語である。
ラビィ「...おかーさーん!今日もまたパンなのー?」
アカリ「仕方ないでしょ。戦争が終わればまたケーキが食べれるわよ」
ラビィ「いつ終わるんだよー。もう5年も戦ってる。」
アカリ(ラビィももう10才か。)
ラビィ「ごちそうさまー!ライキと遊んでくるねー!」
アカリ「赤の国には気をつけてねー!」
ラビィ「オッケー!」
アカリ「5時には帰ってねー!」
戸が閉まる。
アカリ「夕飯何にしようかな。」
そのころ
ラビィ「ライキー!どこー!?」
ラビィ「...?この石なんだ?」
ラビィ「何か彫ってある。...転移石...?」
ラビィ「虹色でキレー。」
ラビィ「お守りにしようかな。」
ラビィは転移石を手に持ち、ライキと遊んだ。
その夜。モンスターの襲撃があった。
6.8 PM8:15
アラート「緊急事態。襲撃警報。襲撃警報。直ちに安全な場所に。繰り返します...」
アカリ「ラビィ!逃げて!」
ラビィ「お母さんは!?お...お母さん...?」
アカリ「ごめん。壊れたレンガが足に刺さって。」
ラビィ「お母さん!んー!んー!だめだ抜けない...。」
アカリ「ラビィだけでも逃げて...!」
ラビィ「そんなことできないよ!」
その瞬間。近くに焼夷弾が落とされた。
アカリ「火事だ!早く!ラビィだけでも。」
ラビィ「いやだ!絶対いかないぞ!」
アカリ「お願いだ。行っておくれよ...。」
アカリの涙がラビィの心を押した。
ラビィ「わかった。生きる。僕は生きるから。
アカリ「あ...ありがと...う。」
ラビィは逃げた。
ひたすら逃げた。
TO BE CONTINUE