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未来の仏界  作者: 羽鳥氏郷
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三途の川前章

思い付きです


時間が幾ばくかかろうが報われない人々

この世の苦痛から逃げ出す人々

生きる希望がなく人生が閉ざされた人


転生やあの世でもそれは変わらず


人は魂が1つだがゲームのように再起は出来ずもがきあがき

出来てもほんのわずか


という生き様なのか


なぜだろう


ほらまた若い男が逝く

生きるのが苦痛だったのだろう


「ここは…河原」

死神「六文払えば乗せてやるよ」

奪衣婆「おまえなんか服は要らぬおいてけ」

懸衣翁「もし服がなければ肉体を剥ぎ取るぞ」

死神「そうだそうだ」

懸衣翁「死神さん私の便乗はしないでくれますか?」

死神「便乗しないと死者は驚かないのでね」

奪衣婆「ほらそこはやく衣服捨てな」


「着ても薄皮で饅頭みたいだ…全裸になっても怒られないのならば」

奪衣婆「だが下着のパンツとやらまでもらっても臭くて

たまらないからそれだけはいらん」

懸衣翁「あっ…素を出すのか…職務放置かぁ…閻魔さんにいわれても知らないからな」

死神「本をただせば私たちも人間でしたし」

「そうかじゃあ着たままでいいな」


そのときに奪衣婆に石が直撃した

奪衣婆「イタッ」

老害「この野郎め、俺たちを天国に行かせろ!!!!閻魔の糞野朗め」

若者「俺たちの居場所をなくしやがって氏ね」

というように随時あの世でもこの世でもデモよろしくやっている死者であった


死神「今日はもう面倒だやめーた」

「船をもらってく」

死神「おいまてぃ」

「すぐ沈没でもするんだろうまた死ぬんだろうな」

死神「え、なんですかその解釈、無賃では困ります、あーっお客様」

死神「まあ糞じじいと糞ばああに顔を合わせないですむならそれでいいな」

死神「老害・若者よ今日は無賃デーだ、こまけぇこといいんだよ」

懸衣翁・奪衣婆「まーたはじまった…」


こうして若者と老害に死神と自分を加えた4人で三途の川をわたった


老害「いいのかい」

若者「彼岸って何だ」

死神「あぁこいつら賽の河原で石積んでいたものな(何百年か覚えとらんぞ…)」


三途の川を過ぎたとき

死神「閻魔にも会いに行くか…とっとと裁きたいからな」

若者「アッハイ」

老害「こんな場所か…」


そうこうするうちに裁かれることに

閻魔「また転生したいよーく理解した(理解してない)」

死神「こんな人なんで…」

若者「想像してた閻魔となんか違う」

老害「なぜなんだ…」

閻魔「若返りそうな眼してんな ほれ…ついでにお前も」

死神「あわわわわ…うわぁぁぁ」

若者「ぐぁぁぁあぁぁ」

老害「ああああああああ!!!!」


閻魔「私の理想郷にしたかったなどと」

死神「あれ…女の子になってるー」

若者「なんか年齢が子供のときみたいな…」

老害「わし?いや私まで女の子…どうしよ」

閻魔「ついでにそんな名前は捨てちまえ新しい名前やるから」

閻魔「死神よお前は○○○、若者よ、○○○、老害よ、○○○いいね」

死神(○○○)「うへぇ」

私は歩く煩悩だ

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