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第5話「王国王城5・逃走」

 召喚魔法師と妖精が眠る部屋に向かって走る。


『兵士たちよ、杖の勇者を捕えよ』


 城中に声が響き渡る。国王の声で兵士たちに命令が下される。広域に声を伝達する魔法だろう。使用者が視界にいないためか、魔法の内容を見ることが出来ない。


「これは厄介ですね・・・。まぁ、実験に付き合ってもらえる相手が向こうから押し寄せてくるというのなら、使わせてもらいましょうか」


 現在、使用可能な魔法は4種類。

 『ウィンドカッター』妖精から覚えた攻撃魔法。現在唯一の攻撃手段。風を操作して相手にぶつける。風は本来無職のはずだが、魔力による操作をした場合、白染まる。。


 『魔力障壁』姫から覚えた魔法を無力化する魔法。受けた魔法を分解し障壁維持の為に吸収する高性能な障壁。ただし、維持する為に使用者の魔力を使い続ける効率は良くない。


 『ヒーリング』姫から覚えた回復魔法。姫が使った場合は、傷を結合する程度の力しかないはずだったが、自分が使う場合は損失なども再生する。


 『スリープコール』姫から覚えた睡眠の魔法。眠らせた相手がどうやって起きるのかがわからないため使用は避けたい。


 足音が出来るだけ小さくなるように走っていると、声と足音が響いてくる。兵士達の一団が接近。こちらに気づいているかの判別は出来ないが、声を聴く限りではそれぞれルートを決めて探している様子だ。壁を隠れて様子をうかがう。


「いたかー」「目的のー」「城壁の方はー」「扉の方はー」「将軍達はー」「召喚魔法師ー」


『透明状態で撃て、ウィンドカッター』


 とりあえず、命令を考えながら発動。完全に透明化とはいかなかったが、明らかに魔法攻撃とわかるような刃にならず、少し目を凝らさなければわからない程度に透明なブーメランにになった。ブーメラン状の風の刃は回転しながら兵士たちに向かい、鎧に傷をつける。


「なんだ!「敵襲!」「攻撃を受けているぞ」「近くにいるはず」「探せ!」「こっちに」


 兵士たちは剣を構え、警戒する。一直線にとんだはずだが、慌てたのか、こちらの位置は把握していないと思われる。


 兵士たちは動かないので今の一撃を考える。球体よりも移動速度は速い。攻撃濃度、もしくは密度だろうか?鎧についている傷は細かくなっている。これなら、ほかの魔法も使えないかと思案する。


『ファイアーボール?』


 疑問を持ちながらももっとも有名といえる魔法の名を呟いてみる。・・・結果は不発。うん、そういやこの世界の、文字とかわからないから魔法陣がイメージ出来ない、失敗は当然か?


『刃になれ、ウィンドカッター』

 

 壁から飛び出して、魔法を発動。今度は不可視化を考えず、ブーメラン型の刃を一直線に飛ばす。鎧が頑強なのか、ウィンドカッターの威力が低いのか、衝撃にのみ特化したのか、壁に叩きつけられうめく兵士たちに致命傷は与えられていない。


「無意識に殺傷しないように抑えている・・・?」


 全員が動けないことを確認し、その場を離れる。幸い、城自体は複雑な構造にはなっておらず、迷子になる心配はない。兵士に遭遇するたびに変化を加えたウィンドカッターで叩きのめし、実験材料になってもらう。もちろん殺してはいない。




 実験結果として得られたのは「ウィンドカッターの形状の変化」「威力の変化」「吹き飛ばす距離の変化」「ウィンドカッターの操作」

 残念なことに、新たな魔法を一つも覚えることなく、将軍と遭遇してしまう・・・。いったん立ち止まり、深呼吸。焦りは禁物と。


「それ以上扉に、近づいたら、殺しますよ?」


「予想より早いな、魔法師と妖精を確保できる時間は稼げると思ったのだが?」


 鎧を着た将軍は扉の前でこちらを振り向く。殺気なのだろうか、絡みつくような空気に不快感を覚える。明確な敵が、目の前に、居る。友人の剣道の相手をしているときには感じなかった感覚。日本の剣道はお座敷と呼ばれ、人を殺すためのものではないからか。剣の道でありながら人を傷つけず、志の道として人の精神を支えている。それに比べて、目の前の武人は明確な殺意を放っている。


「・・・私を、殺しますか?」


「行け」


 控えていた兵士たちが剣を構え突っ込んでくる。


「刃を潰した訓練用といえど、生身で受ければ骨の一つや二つ折れることになるぞ?」


「だから、降参しろと?巫山戯るなよっ」


『吹き飛ばせ、ウィンドカッター』


 兵士たちに魔法を発動。


「魔法師部隊!」


 兵士たちの更に奥、杖を構えた兵士達が魔法を発動。鎧を着ているから前衛かと思っていたら、魔法を使う兵士も鎧を着ている。


「・・・よし」


『レジストウィンド』『シールド』『マジックシールド』


 兵士たちは次々に魔法を発動する。魔法を発動した人間を視界にとらえ、魔法を覚えていく。

 シールドとマジックシールドは将軍と後ろの兵士達を護るように展開。

 レジストウィンドは兵士たちに降り注ぐ光となり、光を受けた兵士たちがわずかに燐光をまとっている。その兵士たちにウィンドカッターがぶつかり、衝撃により兵士たちが宙を舞う。兵士たちの足が遅くなる間に覚え魔法を確認。

 『レジストウィンド』風属性魔法耐性上昇。『シールド』魔法による盾の作成。『マジックシールド』魔法に耐性を持つ盾の作成。


「ふむ、傷はあまりないようだが、どうなっている?」


 将軍の声に、隣に控えていた兵士が答える。


「はっ、先の魔法発動の詠唱もありますが、相手を吹き飛ばすことに重点を置いた魔法であると思われます」

「・・・手加減、ということかな?」

「おそらくは。殺してしまっては、交渉になりませんし」

「先の、言動と矛盾するようだが?」

「脅し。ではないでしょうか、所詮勇者、こちらに手出しは出来ないのでしょう」

「・・・勇者召喚陣にそのような機能が?」

「魔法学院のものですので詳しく研究解析を禁じられています。ですが、可能性はあるかと。召喚した相手が必ず友好的と限りませんので、そのような事態に備えても当然かと」

「なるほど・・・」


 将軍たちの会話はよく聞こえていないが、こちらの威力に疑問がわいたのはわかった。思わず口元が緩む。細かい確認は後回しにして、今使えそうなシールドの魔法を発動。


『進軍を阻め、シールド』


 進もうとする兵士たちの先にシールドを展開、兵士たちに一瞬動揺が走ったようだがためらうことなくシールドを避けたり踏み越えたりで距離を詰める。

 足場としても使える・・・!兵士たちの行動に逆に驚きを覚えた。相手が作り出した『シールド』にためらうことなく触れて足場にしたのだ。特に何かギミックがあるわけでもないが、敵の魔法に容易くふれる事に驚き、同時に相手が魔法を熟知している事に嫌な汗が流れる。


「はっ」


 足の速い兵士がすでに剣の範囲にとらえたのか、剣を振り下ろす。


「ちっ、接近戦は苦手なのになっ」


 バックステップで剣を回避し、魔法を放とうとするも、すぐに次の兵士が剣を振るう。


「!」


 魔法の発動を止め、剣を避ける。


「あー、波状攻撃でこちらの魔法を使わせないつもりですね。わかります」


 兵士たちは囲みながら剣を振るう。こちらが反撃するそぶりを見せたら別の誰かが。こちらが回避したら回避先に別の誰かが。剣が訓練用なのは兵士に全力で相手をさせるためか。・・・戦闘訓練の経験値稼ぎに利用されるとは。

 兵士たちの行動を確認する。

 まず、こちらに剣を振るう兵士。こちらは完全にフェイント。こちらにわかるように剣を振るっている。つまり、剣を受けるよりも、回避させて疲労させる事を目的として考えていると思われる。

 次に、こちらの攻撃を妨害する兵士。剣を振るう兵士と連動している。順番に剣を振るっているのだ。

 回避した場合。こちらの場合は包囲を解かないように、二人以上の兵士が反応している。

 常に囲まれたい状態で包囲を抜けれず、ただ、大ぶりな剣を回避し続けることになっている。何度かシールドを発動し剣を防ぐことはできたが、数度の発動でこちらの発動のタイミングを完全に見切られている。


「魔法師としては、よく動くな。勇者よその力を人間の為に使わないのか?」


「つつ、しん、で、おこと、わりだっ」


「ほう、まだ、口を開く余裕があるか、魔法師部隊」


『マジックアロー』


 将軍の横で構えていた魔法師部隊が魔法を放つ。それに合わせて、兵士たちも攻撃が来る方の包囲を解く。


「ぐっ」


 マジックアローの魔法を認識し、覚えたのがあだとなり、放たれたマジックアローをかわしきれずに数発の身体に受け、吹き飛ぶ。兵士たちの包囲から外れ壁に叩きつけられて、床に落ちる。

 先ほど、兵士たちにしたように自分が壁に叩きつけられ、床に落ちる。とっさに頭は庇ったので、脳にダメージはないと思うが、腹に受けた傷がおもいのほか痛い。服を濡らす不快な感触で出血を知る。


「く・・・」


「・・・ふむ、威力が少々強すぎたか?これでは、訓練にならんな」


 兵士たちはこちらに剣を向けるが、遠巻きに眺めているだけ。


「回復魔法が使えるのでななかったのかな?回復しないと血を失って死ぬぞ?」


「・・・内臓を、シェイクさ、れたら、やばいですも、んね」


 ゆっくりと立ち上がる、詠唱せずに小さくつぶやくようにウィンドカッターの魔法を展開。身を護る壁として自身の前で不可視の刃を回転させる。


「人は、死その、ものよりも、迫りくる、死に恐怖する。だった、かな・・・」


「何を言っている?」


『ヒーリング』


 腹部の傷を癒す。失われた血は戻ることはないが、傷口は消える。失血のせいか眩暈が少しあるが、背を壁に預けることで何とか立ち上がっていられる。


「・・・できれば、殺したくなかったのですがね・・・自分の身を護るために、殺させてもらいますよ?」


 目を閉じ、呼吸を整える。出来れば穏便に済ますために、殺すのは極力避けたかった。殺せば、殺す理由を与えてしまう。だが、先に殺そうとしたのはあちらである以上、正当防衛と自分に言い聞かせる。


「これは正当防衛、自らの生命を守るための・・・手段!」


『切り裂け、ウィンドカッター』


 よく見えるように手を突き出して、ウィンドカッターを発動。


「奴の赤い瞳・・・!奴に魔法を使わせるなっ!」


 将軍の声を命令のもと、剣を構え突進してくる兵士たち。こちらが放ったウィンドカッターは直線に飛んでいったので兵士たちは容易く避ける。しかし、吹き荒れる刃の領域に自ら足を踏み入れ、切り裂かれていく。さすがに鎧は切れなかったが腕、首、足、膝、手首、肘と防具に守れない部分から分解され、血飛沫を撒き散らしながら、細切れになる。


「・・・そ、んな・・・奴のウィンドカッターには、人を殺せるほどの威力はなかったはず・・・!」


「さぁ、どうしてでしょうね?」


「ちっ、・・・おとなしく王国に使えればいいものを・・・魔法師部隊、掩護せよ!」

 

 魔法兵士の支援の魔法を受けてから動き出す。将軍にかけられた魔法は『パワー』『プロテクト』『レジスト』『ヘイスト』


 身体強化の魔法がかけられ、将軍が人間の出せる限界の速度を超えて距離を詰める。


『シールド』


 将軍の剣は楯ごとこちらの体を貫く。背を壁に預けてあるため、壁に縫い付けられる。


「ぐぅ・・・」


 腹に押し込まれる剣の冷たい感触に、背に広がる衝撃。激痛に意識を手放しそうになるが、紙一重で意識を繋ぎ続ける。だが、剣を引き抜かれると同時に、床に崩れ落ちる。意識はあるものの、身体を動かせない。足腰に力も入らず、床の感触を全身で味わう。


「・・・おとなしく王国に従っていれば良かったものを」


 剣を振り上げる将軍。それにあ合わせて魔法を発動。


『・・・阻め、シールド』


 消え入りそうな弱弱しい声だが、魔法に影響はない。強い意志の元、魔法は発動する。シールドが将軍の腕、首、足に展開される。


「なっ、これは・・・!」


 将軍を取り込んでシールドは固定化される。


「殺せ、ないか・・・」


『ヒーリング』 


 再度あけられた腹部の傷を修復。二度の出血で普通は死ぬんじゃないかと思うが、生きている。魔法に感謝するべきなのだろうか?


「・・・これで、ようやく・・・」


 おぼつかない足取りで、部屋に向かう。


「誰でもいい、そいつを止めろ!」


 将軍が命令を下すことにより、兵士たちが剣を構える。


「やめ、ろ、殺すのは、面倒、なんだ」


 壁に手をつき、体を支えながら、部屋に向かう。


「そいつにトドメをさせ!早くしろ!」


『シール、ド』


 五月蠅いので、将軍の口を塞ぐ。将軍の言葉に戸惑いながらも、一人は動いた。剣を構え、距離を詰める。


「警告は、した、ぞ?」


 揺れる視界のなか、ウィンドカッターを発動。兵士の首を切り飛ばす。


「・・・死にたくなければ、動くな・・・!」


 死に体だが、兵士たちは恐怖により動けない。動けば、死ぬ。相手は死にかけの一人だというにい、誰も動けない。・・・所詮、この程度、兵士といえど、死は恐ろしく、かなわぬ敵に恐怖するばかり。だから、勇者もいないのだろう。

 勇者の概念など知らないが、確実に、こいつらに勇者の資質は無い。と、判断できる。たった一人の、それも死にかけの相手に怖気づくのだ、勇者など夢のまた夢。現れなくて当然だと。


「わかっていると、思います、が、部屋に入った時点で、死にますよ?」


 念のために、扉の前に多数のシールドを展開して、部屋に入る。扉を閉めるところで床に倒れる。身体を起こそうとするが、力が入らない。

 部屋の中にメイドが三人。この状態でさらに戦闘とか勘弁してほしいが、メイドはナイフをしまい、こちらに近づいてくる。


「それい」「まずは、傷の手当てをしますよ」


 姫じゃなくて、王女のメイド、名前は・・・ミリアだったか?こちらの言葉を聞かずに、床に倒れている自分の体を起こし、血に染まった服をめくり、腹部を観察する。血に濡れているのに傷がないと腹部をまさぐる手が少しばかりくすぐったい。


「ヒーリング、で、塞ぎましたよ」


「なら、あとは」


 こちらの言葉も聞かずに口に瓶を押し込む。普通の瓶ならいいが、スカートの中から出した瓶なので精神的にダメージが。拒否したいのだが、既に極限の状態で動かせない。


「・・・何を飲ませたのですか?」


「ポーションです。しばらくすれば、回復するはずですよ」


 しばらく、というが、口にした時点で少し回復している。起き上がろうとするが、強引に押しとどめられる。


「あの?」


「休んでいてください。今のうちに準備を進めます」


「何の準備ですか?」


 内容をまとめると、妖精を連れていったん逃げ、夜になってから召喚魔法師を連れて逃げる。という作戦らしい。正直、信じがたいが、ポーションによる回復をされてしまった以上、彼女たちの言葉を無視するのはいただけない。

 いくつか質問を投げてみる。


「何故、妖精を助けるのですか?」


 妖精が眠るような花壇は素晴らしい。と。要は、ステータス。同時に、メイド達にとって可愛いペット。だと。

 妖精たちは湖の上流の森に住んでいて、時々、城の周りの花の周りで戯れていると。すごく見たかった。湖に流れる川に沿って行けば見つかるかもしれない。と。理由としては、森が人の感覚を狂わせて妖精のいるところへたどり着けないらしい、魔力が高いと受ける影響が少ないと。それでも、確実ではないらしいが。杖なしで魔法格子が可能なら大丈夫らしい。


「召喚魔法師を助ける理由は?」


 ここで眠いっている女性。名前はクレア・コラプサー。姉がミシェール・コラプサー。宮廷魔術師だったが、勇者召喚に異を唱えたせいで、行方不明。その際に、召喚魔法の能力があると思われて拉致同然で連れてこられた。魔法学院の特待生。メイドたちとも仲が良く、姉はメイドたちにも魔法を教えていたと。


「姉に魔法を教えてもらったからだと?」


「端的に言えば。それだけではありま」


 扉をノックする音がミリアの声を遮る。

 ミリアが頷くと扉に近づき、ゆっくりと扉を開ける。


「メイドを人質とは最低ですね」


 扉の隙間から声が聞こえたかと思おうと何かが入り込んでくる。


『シールド』


 入り込んできた物は矢。ただ、こちらを狙うかのように不自然な動きでシールドに突き刺さる。


「遠隔操作可能な矢があるとは、厄介だな」


「では、おとなしく、降伏を。兵を殺し、メイドを人質に立てこもるなど、最低ですよ?」


「謹んでお断りだ」


 妖精の眠るバスケットを掴み、ウィンドカッターの魔法を発動。ガラスを砕いて、外へ飛ぶ。しかし、目測が誤った。3階程度の高さと思ったら、予想以上の高さがある。


『シールド』


 シールドを足場にして、空中に留まる。高所恐怖症を所持していたら気絶出来そうだ。


『長めのシールド、出ろ』


 出た。イメージしたものがそのまま出てくる。ということは、必要なのは、魔法を使うイメージと魔法の正式名称?風属性のウィンドカッターには風という言葉が鍵だったので、おそらくほかの魔法も同様だろう。

 このままシールドの魔法で川の上流を目指せば余裕じゃないかな?という甘い妄想は、背後からの弓の勇者によって砕かれる、弓の勇者が放った一撃が妖精の眠るバスケットを打ち抜いた。


「!」


 バスケットをつかみ、水中へ逃げる。だが、水中には予期せぬ生物たちが存在し、行動を阻害される。

 妖精だけでも逃がさなければと足掻こうとしたが、声にならない声。

「・・・!」

 せめて、妖精だけでもと手を伸ばすが、水面まで届かずに。意識を奪われる。

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