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ここは異世界?

ここからプロローグのようなものです。

チートはこの先続かないと出てきません。

勇者ザマァとか謎解きとかはかなり後になるかと思います。

このように展開の遅いだめ作者ですがお付き合いいただけると嬉しいです。

 今日は、私が産まれた日。

私という、忌子が生まれた日。

本来の血筋には無いはずの黒の子供だった私は、部族全体から忌子として扱われ、食事も満足に与えられなかった。

そして飽きもせずに毎日振るわれる暴力。

傷ついた私を癒してくれたのは家族(動物たち)だけだった。

家族から与えられた様々な知識のおかげで私は生きているのではないだろうか。

 ああ、もうすぐ夜が明けてしまう。

早く集落を出なくては…ッ!

なにこれ…!痛い、頭が痛い…

変なものが入ってくる!私が私じゃなくなる…っつぅいた……




 !?えーっと、私はなんで森の入り口のようなところにいるのかな?

 家に帰ってる途中になんか知らないけど鉄骨が落ちてきて、奇跡を信じて…!とか柄じゃないこと思いながらも桔梗たちかばって、死んじゃった☆で終わりじゃないの?

え、まさかのコンティニュー?聞いてないよ。

まぁこういうのは神様があ、やっべ死なせちまったじゃあ別世界に転生でもさせるか!みたいな感じでやるんじゃないの?本人に確認を取った上で。

 っは!TS!TSしてない!?

男になってたら万々歳なんだけど!

こういう確認はまず胸を触る。

…変わらず絶壁です。

これが決め手!下をのぞく。

…女のままでした残念。

 そういえば確認とか何も取られてない気がする。

そして前世(なのかどうか疑問は残るけど)と変わらず絶壁…

 まぁそれは一回おいておいて、疑問が結構あるんだが。

とりあえず、転生なら赤ん坊からじゃないの?っていうのと、なんで頭の上のほうにまるで猫耳をつけているかのような位置に耳があるの?っていうのと、ここはどこ?私は誰?っていうテンプレかのような疑問。

一個目から潰していくのがいいかな。

 転生でも、記憶が蘇った…!みたいのだと体は成長してからだよな。

けどその場合はだいたい3~9歳ぐらいだからこの体15だし当てはまらないんじゃね?っていう。

後考えられる可能性は、憑依かな。

まぁ二つの可能性でどっちがあってるとか言えないし、とりあえず転生憑依トリップってことで。

 さぁて疑問が増えたぞ。

なぜこの体が15歳だと知っているかだ!知識として突っ込まれてるか、記憶としてあるかだよな。

そういうのは思い出せばわかる!ということで記憶漁ってみた、ら。

 別の人格が私の中にあることが判明!え、誰これ。

対話とかできるかな。

うん、やってみるか。

こういう時は座禅をくむのがいい気がする。

からくんでみた。

緑の良いにおいがします。

 さて、対話なのだが、どうしようこれ。

とりあえず話しかけてみればいい感じ?

[ハロー!あ、意味分かる?っていうかそもそも言葉通じる?]

【意味は分かるが。】

ふおお返事返ってきた!感動!

[なら確認のために聞くよ。Your name?]

【my name is Kuroであってるのか?】

[なるほど!クロって言うんだね!私の名前は怜だよ!

ところでこれからもクロの記憶見てもいい?さっき記憶見ちゃったからこれからもだけど。]

情報求む!だから。

ちょっと見てクロが見つかってな感じだったな。

だ、だからそんな詳しくは見てないよ?ちらっと見たぐらいだから!

って私誰に言い訳してるんだろ。

【なぜわざわざ記憶を見てもいいかなど訪ねるんだ?】

[そこ!?クロの記憶はクロの物だから…あ、でも何かの拍子に見ちゃうことはあるかも!]

【別に記憶ぐらい好きに見るといい。】

[ありがと!]

【礼には及ばない。】

[多分これからもこうやってちょくちょく話しかけるから。じゃあね]

【また会う時を楽しみにしている。それではな。】

なんだか、とっても、クールな感じの女の子でした。

さて、結果ですが、クロの記憶という事になりましたー。

 次は、耳の事か。

これは、とりあえずその耳らしき物体があるところを触ればいいんじゃないかな。

…み!?ふわふわ?すべすべ?の耳があったよびっくりした。

なんか鏡無いかな。

池でもいいけど。

 ん、森に入るしかないかな。

クロの記憶にあったりしないかな。

えーっと、ふむふむ。

なんか単位が違って分かりづらいんだがどうしたらいいんだろう。

まぁ、そんなに遠くなさそうだし、道分かるし、行ってみるか。

あっるっこーあっるっこーわったしはーげんきー

 なんか意外と近かった。

5分ぐらい歩いただけだった。

15分ぐらいかかると思ってたのに。

さて、このケモ耳はどうなっているのでしょうか!ついでに容姿はどうなっているでしょうか!

カーテン、オープン!カーテンないけどな。

 そわそわワクワクしながら見たその姿は!なんと!幼女でしたー。

外見年齢だいたい8歳ぐらいかな。

15歳じゃなかったっけ?あ、猫耳の幼女だったよ。

黒目黒髪、黒耳の幼女でした。

いかにも黄色人種!って感じだったよ。

 え?可愛いかどうか?そんなの見たらわかるだろ?

 あ、尻尾はあるのかな。

手ぇ当てればわかるか。

うん、普通にあるね。

あんまり動かさないようにしよう。

尻尾の動きで感情ばれるとか怖すぎる。

 さて次は、ここはどこ?私は誰?っていう。

ここはどこか、クロの記憶を見た限り、集落?の近くの、実りの森?らしいですよ。

うわ、なんか変な植物あるしここ。

なんでこんなに光っているのか。

なんで自走しているのか。

それは、ここが、異世界だからだ!ってことでここは異世界でーす。

そういえば最初からトリップって言ってたよな。

なぜだろう。

無意識にクロの記憶見てたってことかな。

きゃーこわーい(棒

まぁクロの知識も入ってたって考えるのが自然かな。

それに猫耳尻尾が生えてる人がいたら話題になってるだろうし。

違う星とかだったら考えられなくもないけど可能性が結構低い気がする。

私は誰?ってこれは哲学な気がするよ。

一応言うのなら名前は怜で、女で、変態で、ゲーマーで、趣味はネット小説を読むことと。

もう終わった。

いざ自分を紹介しようとすると出てこないもんだね。

 さて、これからどうしようか。

適当に暮らして適当に死ぬか、ギャンブルだらけの馬鹿な人生を生きるか、その日暮らしの雇われ人生か。

まぁいいや。

異世界トリップだし、いろんな知識があるんでしょ。

知識を手に入れることが目的かな。

そのためには製本技術とかが発達してない可能性もあるけど、とりあえず字を読めるようになるか。

識字率が高い世界であることを祈る。

本が一般家庭にない可能性があるから、金を稼いで自分で買うか、身分がかなり上でないと入れないであろう図書館にかけるかだよな。

しかも男尊女卑はあると思った方がいいしな。

うわぁなにこれベリーハード一攫千金とかしないと無理だって。

後知識を手に入れるって言ったら、郷土研究ぐらいしか無くねぇ?

手に入れられる知識の片寄りが凄いことになるよこれは。

あ、そうだ。

人里に入る前に身を守るだけの攻撃を学ばないと。

しかし、師匠がいないのはかなり難易度高いぞ。

独学か、必死になって知識掘り返すか…。

そうだ!クロがいたじゃないか!自衛手段を持っている可能性高いしな。

一人で旅しようとしてたしな。

うっしゃ聞こう。

[クロー!自衛手段教えてー!]

【ずいぶんと早い再会だな。】

[いや、ちょっと大きな壁に当たってしまいまして。]

【まぁいい。用事は自衛手段を教えてほしいだったか?】

[うん!旅するならせめて痴漢を撃退する程度の力が欲しくてさ。]

【ふむ、一番簡単なのは魔術かな?素質の確認のやり方説明するから】

魔術とかあるんだ…いや、異世界で魔法とか魔術とかないの珍しいけどさ。

【まず利き手の人差し指を立てる。そしてその指に全身から力が集まってくるイメージをする。】

[む…あっちょ、なんか丸いの出た!]

【それは光っているか?】

[光ってないよ]

【では、その球に色は付いているか?】

[付いてない!]

透明なガラス玉みたいな見た目だなぁ。

【では、怜には聖術も魔術も一切使えない。だから、自衛手段というと剣術や格闘になるな。】

[え…素質無いの?]

【ああ。因みに聖術は回復や支援が出来て、魔術は攻撃や敵を状態異常にすることが出来る。両方習得することは不可能だ。】

そりゃまた不思議なルールがあるもんだ。

[あ、じゃあ、格闘にスキルみたいなのある!?]

【戦技の事か?あるぞ。】

[それ習得するのにどれぐらいかかる?]

【ふむ、一番簡単なものはざっと見て一ヶ月ほどだな。才能を持っていれば短くはなるが。】

[一ヶ月!?普通そこは三日とかだろ…]

【だから才能があれば短くなると言っているだろう。難しくなると三十年ほどになるのだから我慢し

ろ。】

うわぁ…鬼畜…

[うん、じゃあ諦める…(泣)ところで戦技を習得するのはどうやってやるの?]

【ひたすら敵を倒して経験を積む。以上。】

[そこだけゲーム…]

【完全にそれだけというわけではないぞ。閃きがなければ技が習得できないからな。】

[なるほど。つまり多種多様の生物と戦い、そして新たな技の構想が閃いたら習得できると。なんだ。いままでやってきたゲームの技流用できそうじゃん。]

【まぁそのような感じだ。それと、一番に意識することは、敵の戦技だな。戦技は厄介な動きをするしその戦技で閃きが浮かぶこともあるからな。】

[ためになるなぁ。]

【当たり前のことだ。誇るほどでもない。ほら、早く武器を決めないと明日も狩れなくなるぞ。】

[なんか本末転倒みたいな気がしないでもないけど狩れなくなるのは事実なんだよなぁ…あ、この世界って魔物っているの?]

【いるぞ。というかそれ以外の生物は耳長人や獣人だけだ。しかしあまり狩りすぎるなよ。少し困ったことが起きてしまうからな。】

生態系破壊とかかな?

[はーい、わかったーところで武器選んでもこの場にあるの?]

【ナイフ、長剣、折り畳み式だが斧、あとグローブがあるな。】

[つまりこの中から選べと。んーどれにしよう…]

短剣、長剣、斧、拳から一つ…

【決まらないのだったら一つずつ試せばいい。時間はあるのだから。デメリットも戦技の習得が多少遅くなる程度だ。】

[だったらナイフからやってみようかなぁ…うん、クロありがと!]

【またな。】

さてナイフで魔物狩り☆はできない時間になったので、木の上ででも寝ようかな。ちょっと辛いけど、よくあるトリップでの不思議強化を施されていることを信じて…!

あ、やばいもう眠い…おやすみなさい。

なんか時間の流れがどこかでワープしてる気がするのは私だけでしょうか…。

今回少し文字数大目にしましたが、意見や感想などありましたら感想を書いていただけると嬉しいです。

まぁ800文字ほどしか変わっていないのですが。

この先英語など外国語が出る可能性が結構高いのですが、サイトで翻訳したものなのであってない可能性が非常に高いです。

なので、再翻訳ダメゼッタイとだけ言わせていただきます。

5/16加筆修正

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