恋愛選択肢が見える学園 Fourth Generation 〜新たなる伝説の始まり!〜
全話まとめました。
恋愛選択肢が見える学園 Fourth Generation 〜新たなる伝説の始まり!〜
プロローグ 四代目、運命の目覚め
「んん……朝か……」
目を覚ますと、目の前に光る文字が浮かんでいた。
俺の名前は、桜井翔。14歳。
曾祖父は伝説の「選択の勇者」桜井蒼太。
祖父は「次世代の勇者」桜井蒼。
父は「三代目の勇者」桜井悠。
母はエリカとエリナの孫、エリザ。
つまり、俺は――四代目。
【選択肢システム起動】【第四世代継承者:桜井翔】【歴代最強バージョン!】【新機能:未来予知モード搭載】
「歴代最強!? 未来予知!?」
【チュートリアル選択肢】A: 冷静に状況を把握するB: 「これは夢だ!」と叫ぶC: とりあえず二度寝するD: 妹を起こしに行く
「Dだ!」
体が勝手に動いて、隣の部屋へ。
「おーい、空! 起きろ!」
ドアを開けると――
「きゃあ!?」
妹の空が着替え中だった!
「お、お兄ちゃん! ノックして!」
「ご、ごめん!」
慌てて目を閉じるが、時すでに遅し。
「もう! 最低!」
ポカポカ叩かれる。
「痛い痛い! 選択肢のせいだって!」
「選択肢?」
双子の妹――桜井空
俺には双子の妹がいる。
空。14歳。
母・エリザそっくりの美少女。
「お兄ちゃん、選択肢って何?」
「実はな……」
事情を説明すると、空の目の前にも選択肢が現れた。
【双子の絆により、能力共有】【桜井空にも選択肢の力が付与されました】
「え……私にも!?」
「そうみたいだ」
「わあ! すごい!」
目を輝かせる空。
「これで、私もお兄ちゃんと一緒に冒険できる!」
「ああ、一緒に頑張ろうな」
「うん!」
第1章 四世代集合――伝説の継承式
リビング
「おはよう、翔、空」
父・悠と母・エリザが微笑む。
「おはようございます」
「二人とも、選択肢の力、目覚めたんだってね」
「うん!」
「今日は特別な日なんだ」
「特別な日?」
「ああ。四世代全員が集まる日だ」
「え!?」
桜井家本邸
広大な屋敷に到着すると、すでに全員が集まっていた。
曾祖父・蒼太(80代)とその妻たち全員。
祖父・蒼(50代)とその妻たち全員。
父・悠(30代)とその妻たち全員。
そして、兄弟姉妹、従兄弟たち……
総勢百人以上!
「すごい……」
「これが、桜井家だ」と父。
曾祖父との対面
「翔、空、来たか」
曾祖父が優しく微笑む。
「曾お祖父ちゃん!」
「大きくなったな。もう14歳か」
「はい!」
「選択肢の力、目覚めたんだってな」
「うん!」
「よし、では――」
曾祖父が全員を集めた。
「今日は、四代目への継承式を行う」
継承式
大きなホールに、四世代全員が集まった。
曾祖父が前に立つ。
「翔、空。お前たちは、桜井家の四代目だ」
「はい」
「この力を受け継ぐということは、責任も伴う」
「責任……」
「ああ。たくさんの人と出会い、たくさんの人を愛し、そして全員を幸せにする責任だ」
「分かりました」
「よし。では、力を授ける」
曾祖父が俺たちの額に手を置く。
すると、体中に温かいエネルギーが流れた。
「うわ……」
【選択肢システム完全起動】【全機能解放】【歴代の記憶を継承しました】
「これは……曾お祖父ちゃんたちの記憶……?」
フラッシュバックのように、曾祖父、祖父、父の冒険が見える。
たくさんの出会い、たくさんの愛。
「すごい……」
「これが、俺たちの歴史だ」と曾祖父。
「お前たちも、自分の物語を作れ」
「はい!」
第2章 新学園への転入――運命の出会い
翌週・王立魔法学園ネクスト
「今日から、ここに転入する」
父に連れられて、新しい学園へ。
「ここは、最新の学園だ。曾お祖父ちゃんたちが通った学園の系列校」
「そうなんだ」
「じゃあ、頑張れよ」
「うん!」
教室での自己紹介
「みんな、転入生を紹介します」
1-Aの教室。
「桜井翔です」
「桜井空です」
「双子で、よろしくお願いします!」
教室中がざわめいた。
「桜井!? あの伝説の!?」
「四代目!?」
「双子!? かっこいい!」
「可愛い!」
いきなりの注目。
【選択肢】A: 「よろしく!」と元気に挨拶B: 「えっと……」と恥ずかしそうにC: クールに黙って頷くD: 「伝説を超えます!」と宣言
「Dで!」
「伝説を超えます! 四代目として、新しい物語を作る!」
教室中が沸いた。
「おお! かっこいい!」
「頼もしい!」
拍手が響く。
最初の出会い――リリア
席に着くと、隣の女の子が話しかけてきた。
「こんにちは! 私、リリア・クリスタル。よろしくね!」
金髪碧眼の美少女。どこか曾祖母・エリザベートに似ている。
「よろしく」
「翔くんと空ちゃん、双子なんだ! 仲良さそう!」
「まあね」と空。
「いいなあ。私、一人っ子だから羨ましい」
「そうなんだ」
「ねえねえ、一緒にお昼食べよう!」
「うん、いいよ」
休み時間――次々と現れるヒロインたち
廊下を歩いていると――
「待ちなさい!」
振り向くと、銀髪赤目の美少女。
「貴方が、桜井翔ね」
「あ、はい……」
「私は生徒会長のセレナ・ムーンライト。ヴァンパイアよ」
「ヴァンパイア!?」
「ええ。よろしく」
クールな雰囲気。
でも、どこか寂しげな瞳。
「よろしくお願いします」
「ふふ、丁寧ね。気に入ったわ」
「え?」
「生徒会に入りなさい。強制よ」
「え、でも……」
「断る権利はないわ」
そう言って、去っていくセレナ。
「ツンデレ……?」
次に出会ったのは――
「きゃっ!」
角で誰かとぶつかった。
「いたた……」
見ると、猫耳と尻尾のある女の子が倒れている。
「大丈夫!?」
「あ、うん……ありがとう……」
ピンク髪に緑の瞳。獣人族。
「俺、桜井翔。転入生」
「わ、私、ルナ・タイガーハート……1年A組……」
恥ずかしそうに視線を逸らす。
「よろしく、ルナ」
「う、うん……」
手を差し伸べると――
「あ……」
ルナが俺の手を取る。
その瞬間、バランスを崩して――
「わっ!」
二人で倒れた。
気づくと、ルナが俺の上に乗っている。
「あ……」
「え……」
顔が近い。
「ご、ごめんなさい!」
慌てて起き上がるルナ。
でも、手が滑って、また俺の胸に倒れこむ。
「きゃあ!」
「うわっ!」
今度は、ルナの尻尾が俺の顔に当たる。
「ふわふわ……」
「や、やめて! 尻尾、敏感なの!」
顔を真っ赤にするルナ。
「ご、ごめん!」
ようやく起き上がる二人。
「あの……ま、また、会えるかな……?」
「もちろん!」
「よ、よかった……」
照れながら去っていくルナ。
可愛いな……。
空の方は――
空は空で、イケメンたちに囲まれていた。
「空ちゃん、可愛い!」
「一緒にお昼食べよう!」
「俺と付き合って!」
「え、えっと……」
困惑する空。
その時、一人の男子生徒が前に出た。
「みんな、空ちゃんを困らせるな」
金髪碧眼のイケメン。
「私は、アレクシス・シルバースター。2年だ」
「あ、ありがとうございます……」
「どういたしまして。困ったことがあったら、いつでも言ってくれ」
「はい……」
アレクシスが微笑む。
イケメンだな……と空は思った。
第3章 学園生活開始――ラッキースケベの嵐!
魔法実技の授業
「では、ペアで魔法の練習を」
俺のペアは、リリア。
「翔くん、頑張ろうね!」
「うん!」
魔法を放とうとすると――
【選択肢】A: 慎重にB: 思いっきりC: リリアに任せるD: 【未来予知モード】を使う
「Dを試してみよう」
未来予知モードを起動すると――
未来が見えた。
“Bを選ぶと、大爆発して、リリアを押し倒す”
「やばい! Aだ!」
慎重に魔法を放つと――
成功!
「やった!」
「すごい! 翔くん、上手!」
「ありがとう」
未来予知、便利だな……。
でも、次の瞬間――
「きゃっ!」
隣のペアが失敗して、爆風が!
「危ない!」
咄嗟にリリアを守ろうと、抱きかかえた。
「あ……」
お姫様抱っこの形。
「え……」
見つめ合う二人。
「り、リリア……軽いね」
「あ、ありがとう……」
顔を赤くするリリア。
「降ろしてもいい?」
「あ、うん……」
降ろすと、リリアがニコニコしている。
「翔くん、優しいね」
「そ、そうかな……」
「うん! 私、翔くんのこと、好きかも」
「え!?」
「ふふ、冗談♪」
でも、顔は真剣だった。
昼休み――屋上でのハプニング
リリアに誘われて、屋上へ。
「翔くん、お弁当一緒に食べよう!」
「うん」
お弁当を開けると――
「わあ、美味しそう!」
「えへへ、朝早く起きて作ったの!」
「ありがとう」
食べると――
「美味しい!」
「本当!? 嬉しい!」
リリアが嬉しそうに笑う。
その時、強風が吹いて――
「きゃあ!」
リリアのスカートが舞い上がった。
「あ……」
思わず見て――
いや、見ないように顔を背けた。
「ご、ごめん!」
「え? 翔くん、見てないの?」
「当たり前だよ!」
「ふふ、紳士的ね」
リリアが微笑む。
「でも、翔くんになら、見られてもいいかな」
「え!?」
「ふふ、冗談♪」
でも、本気の目。
放課後――生徒会室
セレナに呼び出された。
「翔、来たわね」
「はい」
「今日から、生徒会のメンバーよ」
「分かりました」
「では、早速だけど、この書類を整理して」
大量の書類を渡される。
「うわ……多い……」
「頑張りなさい」
作業していると、セレナが話しかけてきた。
「翔、貴方、四代目なのよね」
「はい」
「曾お祖父様たちの話、聞いてるわ。すごい人たちだって」
「ええ、本当にすごい人たちです」
「貴方も、そうなりたい?」
「もちろんです。でも、曾お祖父ちゃんたちを超えたい」
「ふふ、意気込みね」
セレナが微笑む。
「気に入ったわ。これから、よろしく」
「こちらこそ」
その時、棚の上の書類を取ろうとしたセレナが、バランスを崩した。
「わっ!」
「危ない!」
咄嗟に抱きかかえる俺。
お姫様抱っこの形。
「あ……」
「え……」
見つめ合う。
「セレナ……軽いね」
「な、何言ってるのよ! 降ろしなさい!」
顔を真っ赤にするセレナ。
「は、はい……」
降ろすと、セレナが小さく呟いた。
「……ありがとう」
「え?」
「な、何でもないわ!」
ツンデレだ……。
第4章 四世代の絆――曾祖父たちとの特訓
週末・桜井家本邸
「翔、空、特訓に来たぞ」
曾祖父が微笑む。
「特訓?」
「ああ。選択肢の力を、もっと使いこなすための特訓だ」
「お願いします!」
特訓場
広大な訓練場に、四世代全員が集まった。
「では、始めるぞ」
曾祖父が魔法を放つ。
「うわっ!」
避けるのに必死。
「早い!」
「選択肢を使え!」
【選択肢】A: 右に避けるB: 左に避けるC: ジャンプD: 【未来予知モード】
「Dだ!」
未来を見ると――
“Aを選ぶと、次の攻撃が来る。Cが正解”
「Cだ!」
ジャンプして避ける。
「よし! 正解だ!」
「やった!」
次は祖父・蒼の番。
「翔、俺の攻撃を避けてみろ」
祖父が光の矢を放つ。
「くっ!」
未来予知モードで見ると――
複雑な動きが必要。
「右、左、ジャンプ、しゃがむ!」
完璧に避けた。
「すごい! 翔、成長したな!」
「ありがとうございます、お祖父ちゃん!」
最後は父・悠。
「翔、最後は俺だ」
「お願いします!」
父が複数の魔法を同時に放つ。
「うわああ!」
未来予知しても、避けきれない!
「くそっ!」
その時――
空が助けに入った。
「お兄ちゃん!」
双子の連携で、全て避けた。
「やった!」
「さすが双子だな」と父。
「ありがとう、空!」
「どういたしまして!」
特訓後――曾祖父との語らい
「翔、よく頑張ったな」
「ありがとうございます、曾お祖父ちゃん」
「お前には、歴代最強の素質がある」
「本当ですか!?」
「ああ。でも、力だけじゃない」
「え?」
「大切なのは、心だ。人を愛する心、守りたいと思う心」
「……はい」
「その心があれば、お前は最強になれる」
「頑張ります!」
曾祖父が俺の頭を撫でる。
「いい子だな」
温かい。
第5章 学園祭準備――恋のライバル続出!?
月曜日
「来月、学園祭があるの!」
リリアが嬉しそうに言う。
「学園祭?」
「うん! 生徒会でメイド喫茶やるんだって!」
「メイド喫茶か……」
「翔くんも手伝ってくれる?」
「もちろん!」
準備中のハプニング
メイド服を試着していると――
「翔くん、似合う?」
リリアがメイド服で現れた。
「か、可愛い……」
「本当? 嬉しい!」
ニコニコするリリア。
その時、ルナも現れた。
「わ、私も……どう?」
猫耳メイド。
「可愛い!」
「ほ、本当?」
尻尾をパタパタ揺らすルナ。
セレナも。
「私も着てみたわ」
ゴスロリメイド。
「似合ってます!」
「ふん……悪くないわね」
でも、嬉しそう。
その時、アレクシスが現れた。
「おお、みんな可愛いな」
「アレクシス先輩!」
「特に、空は可愛いな」
「え、あ、ありがとうございます……」
照れる空。
「空、俺と付き合わないか?」
「え!?」
突然の告白!
俺も驚く。
「ちょ、先輩!」
「翔、お前は妹の兄だろ? 俺が空を幸せにする」
「空、どうするんだ?」
【選択肢(空)】A: 「はい」と答えるB: 「ごめんなさい」と断るC: 「考えさせてください」
空はCを選んだ。
「あの……考えさせてください」
「そうか。分かった。待ってるよ」
優しく微笑むアレクシス。
第6章 学園祭当日――告白ラッシュ!
学園祭当日
メイド喫茶は大盛況。
「いらっしゃいませ、ご主人様♪」
リリアが可愛く接客。
「お飲み物はいかがですか?」
ルナも頑張っている。
「ご注文をどうぞ」
セレナもクールに。
俺は、ウェイター役。
「料理、お持ちしました」
「ありがとう!」
楽しい時間。
休憩時間――リリアの告白
休憩時間、屋上に一人でいると――
「翔くん」
リリアが現れた。
「リリア……」
「あのね、話があるの」
「うん」
「私……翔くんのこと、好き」
「え……」
「桜井家のこと、ずっと憧れてた。そして、翔くんに会って……本当に好きになった」
涙を流すリリア。
「だから……私と、付き合ってください」
真剣な告白。
【選択肢】A: 「俺も好きだ」と答えるB: 「ありがとう。でも、まだ他にも……」C: 「少し、時間をくれないか」D: 【未来予知モード】で最良の選択を見る
「Dで」
未来を見ると――
“Aを選ぶと、リリアは喜ぶが、他の子たちが悲しむ”
“Bを選ぶと、リリアは傷つく”
“Cを選ぶと、リリアは待ってくれる”
「Aだ。でも、正直に話そう」
「リリア、俺も君のことが好きだ」
「本当!?」
「本当。でも……」
「でも?」
「他にも、気になる子がいるんだ」
「……そっか」
「ごめん」
「ううん、正直に言ってくれて、ありがとう」
リリアが微笑む。
「じゃあ、みんなで翔くんを好きになっちゃおう」
「え?」
「ふふ、冗談じゃないよ。本気」
「リリア……」
「これから、よろしくね」
抱きついてくるリリア。
「ああ」
でも、その後――
ルナにも告白された。
「そ、翔……す、好き……」
セレナにも。
「翔……愛してるわ」
全員から!
「えっと……」
困惑する俺。
第7章 曾祖父たちの助言――ハーレムの極意
その夜、実家に帰って
「曾お祖父ちゃん、相談があるんだ……」
事情を話すと、曾祖父が笑った。
「ははは、俺と同じだな」
「どうすればいいですか?」
「全員を愛せ」
「え?」
「一人を選ぶ必要はない。全員を、平等に愛するんだ」
「でも……」
「大変だぞ。責任も重い。でも、お前ならできる」
「曾お祖父ちゃん……」
「俺も、お祖父ちゃん(祖父)も、お父さん(父)も、みんな同じ道を歩んだ」
「はい……」
「お前も、自分の道を歩め」
「分かりました!」
曾祖母たちも助言してくれた。
「翔ちゃん、女の子は繊細なの」と曾祖母・雪乃。
「一人一人と、ちゃんと向き合うこと」と曾祖母・エリザベート。
「愛されるより、愛することが大切」と曾祖母・フェリス。
「優しく、でも強くね」と曾祖母・セレス。
全員の助言が、心に染みる。
「ありがとうございます!」
第8章 温泉旅行で大パニック!
週末
「みんなで温泉に行きましょう!」
セレナの提案で、生徒会+αで温泉へ。
「わあい! 温泉!」
温泉到着
「大きい!」
宿に着いて、荷物を置く。
「じゃあ、お風呂!」
男湯
「ふぅ、気持ちいい……」
リラックスしていると――
ドンドン!
女湯から、声が。
「翔くん!」
リリアの声。
「どうしたの!?」
「あのね、背中流してもいい?」
「え、でもそっち女湯だし……」
「いいじゃん! 恋人だもん!」
「恋人!?」
その時、境界の板が外れた。
ガタン!
「うわああ!」
繋がってしまった!
「きゃああ!」
女子たちの悲鳴。
「ご、ごめん!」
慌てて目を閉じる。
でも、リリアが飛びついてきた。
「翔くん! 一緒に!」
「ちょ、リリア!」
タオル一枚のリリアが抱きつく。
「だ、ダメだって!」
ルナも。
「そ、翔……わ、私も……」
セレナも。
「私もよ」
全員が俺に群がる。
「うわああああ!」
大混浴
結局、みんなで一緒に。
「もう、諦めた……」
「ふふ、翔くん♪」
背中を流してもらう。
「気持ちいい……」
幸せだけど、恥ずかしい。
その時、バランスを崩したリリアが――
「きゃっ!」
俺の背中に倒れこんできた。
「うわっ!」
柔らかい。
「ご、ごめん!」
「だ、大丈夫……」
でも、密着。
「り、リリア……」
「翔くん……」
見つめ合う。
周りが騒ぐ。
「おいおい!」
「羨ましい!」
恥ずかしい……。
空の方は――
女湯では、空がアレクシスのことを考えていた。
「アレクシス先輩……かっこいいな……」
「空ちゃん、誰のこと考えてるの?」
「え、あ、何でもない!」
照れる空。
第9章 文化祭後夜祭――花火と誓い
夜――後夜祭
花火が上がる。
「綺麗……」
全員で花火を見上げる。
リリアが俺の手を握る。
「翔くん……」
「うん?」
「ありがとう。私を選んでくれて」
「いや、俺はまだ……」
「ううん、分かってる。他の子も好きなんでしょ?」
「……ごめん」
「謝らないで。私、翔くんがそういう人だって分かってる。桜井家の血だもんね」
「リリア……」
「だから、みんなで翔くんを愛する。それでいい」
「本当にいいの?」
「うん。だって、翔くんは一人一人をちゃんと愛してくれるんでしょ?」
「もちろん」
「なら、大丈夫」
リリアが微笑む。
そのままキスをした。
「んん……」
「好き……」
「俺も」
ルナも近づいてくる。
「そ、翔……わ、私も……」
「ルナ……」
「す、好き……ずっと……」
「俺も、ルナのこと好きだよ」
「ほ、本当?」
「本当」
キスをした。
尻尾がパタパタ揺れる。
セレナも。
「翔……私からも言わせて」
「セレナ……」
「愛してる。貴方のこと」
「俺も」
「ふふ、ありがとう」
キスをした。
全員とキスをした夜。
花火が綺麗に輝いていた。
「これから、どうなるんだろう……」
「きっと、幸せになれるわ」とリリア。
「うん……」とルナ。
「ええ」とセレナ。
みんなが微笑む。
空の告白
空は、アレクシスと二人きりになっていた。
「アレクシス先輩……」
「空、どうした?」
「あの……お返事があります」
「ああ、俺の告白の」
「はい……私……先輩のことが好きです」
「空……」
「だから……付き合ってください」
「もちろんだ!」
アレクシスが空を抱きしめる。
「これから、よろしくな」
「はい!」
そのままキスをした。
「んん……」
「空……」
「先輩……」
幸せな時間。
第10章 時空の大危機――五世代で戦う!?
数日後、突然の警報
「緊急事態発生!」
学園中に警報が鳴り響く。
「何だ!?」
空を見ると、巨大な時空の亀裂が!
「時空が……崩壊してる!?」
桜井家本邸に緊急召集
曾祖父、祖父、父、そして俺たち。
四世代全員が集まった。
「これは……史上最大の時空崩壊だ」と曾祖父。
「どうすれば!?」
「全員の力を合わせるしかない」
「分かりました!」
戦場
時空の亀裂の前に、四世代が並ぶ。
そして、全てのヒロインたちも。
四世代のヒロインたち、総勢百人以上!
「すごい……」
「これが、桜井家の力だ」と曾祖父。
時空の守護者――究極体が現れた。
「ついに来たか……最後の試練だ」
「最後?」
「ああ。これを乗り越えれば、時空は永遠に安定する」
「なら、やるしかない!」
四世代の連携攻撃
「翔、選択肢を使え!」と曾祖父。
「はい!」
【未来予知モード】を起動。
「敵の攻撃パターンが見える! 右から来ます!」
「よし!」
四世代が完璧に避ける。
「次は俺たちの番だ!」と祖父。
「桜井家奥義――選択の光!」
四世代が同時に魔法を放つ。
光の奔流が敵を包む。
「くっ……強い……!」
「まだだ! ヒロインたちの力も!」
全てのヒロインたちが魔法を放つ。
「「「「愛の力を!」」」」
愛のエネルギーが、四世代の攻撃と融合。
「うおおおお!」
巨大な光の柱が、敵を貫いた。
守護者の最後の言葉
「……見事だ」
消えゆく守護者。
「お前たちの愛は……本物だった」
「これで、終わりですか?」
「ああ。時空は安定した。もう、試練はない」
「よかった……」
「だが、覚えておけ。愛は永遠に続く。次の世代へ、また次の世代へ」
「はい!」
「では……さらばだ」
守護者が消えた。
第11章 感動の家族会議――未来への誓い
戦いの後、桜井家本邸
全員が集まった。
曾祖父が語り始める。
「翔、空……お前たちは、よくやった」
「ありがとうございます」
「これで、時空は安定した。もう、大きな試練はない」
「そうですか……」
「でも、小さな試練は続く。日常の中で、愛する人たちを大切にし続けることだ」
「はい!」
曾祖母たちも語る。
「翔ちゃん、私たちもね、たくさん苦労したのよ」と曾祖母・雪乃。
「でも、幸せだったわ」と曾祖母・エリザベート。
「あなたたちも、きっと幸せになれる」と曾祖母・フェリス。
「信じてるわ」と曾祖母・セレス。
全員の言葉が、心に染みる。
祖父も。
「翔、俺からも一つ」
「はい」
「家族を大切にしろ。それが、一番大事だ」
「分かりました」
「よし」
父も。
「翔、お前は俺の誇りだ」
「お父さん……」
「これから、どんな困難があっても、乗り越えられる」
「はい!」
「頑張れよ」
「ありがとうございます!」
そして、曾祖父が最後に。
「翔……俺は、もう長くないかもしれない」
「え……」
「年だからな。でも、後悔はない」
「曾お祖父ちゃん……」
「お前たちがいてくれて、幸せだった」
涙が溢れる。
「曾お祖父ちゃん!」
「泣くな。俺は幸せ者だ。四世代、見届けられたんだから」
「曾お祖父ちゃん……」
全員が泣いた。
第12章 数年後――新しい命
俺たちは学園を卒業し、それぞれの道を歩み始めた
リリア、ルナ、セレス、そして他のヒロインたちとも、幸せに暮らしている。
「翔、大事な話があるの」
ある日、リリアが真剣な顔で。
「どうしたの?」
「赤ちゃん……できたの」
「え……本当!?」
「本当よ!」
「リリア!」
抱きしめる俺。
「ありがとう……」
涙が溢れる。
その後、ルナとセレナからも。
「そ、翔……わ、私も……」
「翔……私もよ」
全員が妊娠していた!
「みんな……!」
幸せで、涙が止まらない。
空もアレクシスとの間に子供ができた。
「お兄ちゃん、私、ママになるよ」
「おめでとう、空」
「ありがとう」
幸せそうな空。
第13章 曾祖父との最後の時間
数ヶ月後
曾祖父が、病床に伏していた。
「曾お祖父ちゃん……」
「おお、翔……来たか」
「はい」
「赤ちゃん、できたんだってな」
「はい。みんな、妊娠しました」
「そうか……よかった」
微笑む曾祖父。
「曾お祖父ちゃん、元気になってください」
「いや、もう時間だ」
「そんな……」
「いいんだ。俺は、幸せだった」
「曾お祖父ちゃん……」
「翔……お前に、最後の言葉を」
「はい」
「愛を忘れるな。どんな時も、愛する人たちを大切に」
「はい!」
「そして……笑顔で生きろ。それが、一番の幸せだ」
「分かりました!」
「よし……なら、安心だ」
曾祖父が目を閉じる。
「曾お祖父ちゃん!」
「……ありがとう、みんな」
最後の言葉を残して、曾祖父は静かに息を引き取った。
葬儀
桜井家の墓地に、五世代(お腹の子を含めて)が集まった。
「曾お祖父ちゃん……」
全員が泣いた。
でも、曾祖母・雪乃が微笑んだ。
「泣かないで。あの人は、幸せだったのよ」
「お祖母ちゃん……」
「五世代、見届けられたんだから」
「そうですね……」
「だから、笑顔で送り出しましょう」
「はい!」
全員が涙を拭いて、笑顔になった。
「曾お祖父ちゃん、ありがとう!」
「安らかに!」
第14章 出産――五世代目の誕生
数ヶ月後
「翔! 陣痛が!」
リリアが苦しそうに。
「大丈夫! 今、病院に!」
慌てて病院へ。
分娩室
「翔……手、握ってて……」
「ああ、ずっと一緒だ」
ギュッと手を握る。
「頑張れ、リリア!」
「うん……!」
数時間後――
「おぎゃあ! おぎゃあ!」
赤ちゃんの泣き声。
「生まれた……!」
「女の子ですよ」と医師。
「リリア! やったね!」
「うん……見せて……」
疲れ切ったリリアに、赤ちゃんを渡す。
「可愛い……」
「ああ、俺たちの娘だ」
涙が止まらない。
その後、ルナ、セレナも次々と出産。
全員、無事に赤ちゃんが生まれた。
「みんな、ありがとう……」
三人の赤ちゃんを見て、幸せを噛みしめる。
空も出産。
「お兄ちゃん、見て! 私の赤ちゃん!」
「可愛いな」
「でしょ?」
幸せそうな空。
第15章 五世代集合――新たなる始まり
桜井家本邸に、五世代が集まった
曾祖母たち(90代)
祖父・蒼(60代)
父・悠(40代)
俺・翔(20代)
そして、赤ちゃんたち。
「すごい……五世代……」
「ああ。曾お祖父ちゃんが見たかった光景だな」と祖父。
「お祖父ちゃん……」
「でも、きっと見てるよ。天国から」
「そうですね」
曾祖母・雪乃が赤ちゃんを抱っこする。
「よしよし、可愛いわね」
「曾お祖母ちゃん……」
「あの人に、似てるわ」
「曾お祖父ちゃんに?」
「ええ。きっと、あの人の生まれ変わりね」
微笑む曾祖母。
エピローグ――永遠に続く愛の物語
それから数年後
子供たちが5歳になった。
「パパ、遊ぼう!」
「おお、何して遊ぶ?」
「公園!」
「いいよ」
公園で、子供たちと遊ぶ。
その時、子供たちの目の前に光る文字が。
【選択肢システム起動】【第五世代継承者】
「やっぱり……」
「パパ、これ何?」
「それはね、曾曾お祖父ちゃんから続く、選択の力だよ」
「すごい!」
「ああ。お前たちも、この力で、たくさんの人と出会い、たくさんの人を愛するんだ」
「分かった!」
子供たちが目を輝かせる。
ある日の夕暮れ
五世代が集まった。
曾祖母たち、祖父たち、父たち、俺たち、そして子供たち。
全員で手を繋ぐ。
「これから、どんな未来が待ってるかな」と子供たち。
「きっと、幸せな未来だよ」
「うん!」
空を見上げると、曾祖父・蒼太の姿が見えた気がした。
「曾お祖父ちゃん……」
『翔、よく頑張ったな』
「曾お祖父ちゃん!」
『これから、五世代目が活躍する。楽しみだ』
「はい!」
『愛を忘れるなよ』
「忘れません!」
『よし。じゃあな』
曾祖父の姿が消えた。
でも、心は温かい。
「さあ、みんな! これからも、幸せになろう!」
「「「「「おー!」」」」」
全員が笑顔で答える。
夕日が、みんなを優しく照らす。
選択肢の物語は、五世代目へ。
そして、永遠に続く――
THE END
~五世代、そして未来へ。永遠に続く愛の物語~
最終あとがき
本当に長い物語、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
曾祖父・桜井蒼太から始まり、祖父・蒼、父・悠、そして翔へ。
四世代、そして五世代目まで描くことができました。
ラッキースケベも、感動も、コメディーも、全部詰め込みました!
選択肢の力が、世代を超えて受け継がれていく。
そして、愛も、絆も、永遠に続いていく。
これが、桜井家の物語です。
翔たち四世代目の冒険も、これから続きます。
そして、五世代目の子供たちの新しい物語も始まります。
もしかしたら、Six Generation、Seven Generation……と、どこまでも続くかも!?
それはまた、別のお話。
本当に、本当に、ありがとうございました!
桜井家の物語は、あなたの心の中で、永遠に生き続けます。
―― 完 ――
~Love is Eternal, Choices are Infinite~
~愛は永遠に、選択肢は無限に~
読んで頂きありがとうございます。




