企画以外のホラー
夏と言えばホラー
ホラーといっても様々なジャンルがあります。
今回は優しいホラーはありません。
だけど、面白いのです。ヒューマンドラマがお上手な方は、ホラーもかなり怖いです。
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˚✞˚「怪異の掃除人」
https://ncode.syosetu.com/n2626fi/
長埜恵さま
【怖い度5】
ご存知の方も多いかと思います。
だって、第十回ネット小説大賞受賞小説賞受賞作品ですから。
そして、コミカライズも去年果たされているそうです。
宣伝ばかりは……だめですね。
怪異の掃除人、そう呼ばれる男がいました。もちろん、その名の通り怪異を解決する探偵業のような人なのですけれど、おっそろしく生活破綻者なのです。ご飯も言われなければまったく食べない、服装も気にしない……そんな彼の前に現れた生活救世主が、このお話の主人公景清くんです。
怪しい宗教団体と、怪しい怪異とその守護者。クトゥルフ神話風の呪いの数々。癖ありすぎ美形男子の面々+常識苦労人の男前美丈夫。
クトゥルフ神話を知らなくても全然楽しめます。私がそうですから。
彼らを取り巻く怪異もそうですが、彼らの周りを彩る登場人物達もおっそろしく濃ゆい面々で、ジェットコースターのように物語が進んでいきます。
そして、このシリーズを通して語られる怪異の掃除人”曾根崎”がどうして生活破綻者となってしまったのか、それには大きな理由があって……。残酷描写があるので、怖い度は5としますが、とても楽しいドタバタコメディホラーです。
バディものがお好きな方はぜひ。
˚✞˚「クズな君を愛してあげる」
https://ncode.syosetu.com/n9543if/
作:猫じゃらしさま
【怖い度3ですが、気持ち的には怖い度5流血なし】
高慢な彼女は、彼を狂気の捌け口にしていました。
そうすることで、己の渇きを満たしていたのでしょう。
皆が彼女に従うことを、最高の快楽として生きていたのでしょう。
そんな自尊心を満たしてくれるのは、クズの僕。
見せしめのように、烙印を押した僕を自分の所有物のように扱います。
そんな彼女を皆が褒めそやし、許しました。
己の価値を勘違いさせました。
落ちぶれた彼女は、僕の傍らで永遠の誓いを立てています。
自尊心を満たす、唯一の存在である僕。
逃げられないのは知っている。
だって、あなたのモノだもの。
もう、印はついてある。
所有権という愛の形を教えたのは、あなたです。
恐怖に歪むその顔が、何よりもたまらない。
深く深い愛を次は、僕から。
恋愛というよりは、恐愛。
そんな歪な世界への入り口はこちらです。
(レビュー文より)
˚✞˚「指示は必ず実行してください」
https://ncode.syosetu.com/n3398mi/
作:真霜ナオさま
【怖い度6】
とあるSNSにて。
願い事メッセージが採用されると、その願いが叶うという通称『バケちゃん』というアカウントがありました。主人公はそのバケちゃんを観察している観察者です。
その観察者視点でのお話となります。
バケちゃんのページで採用されると、必ずある指示が与えられます。
その指示内容はとても容易いことから難題まで。
なぜその指示内容がさまざまなのかを噂する人達もいます。
モキュメンタリー形式で……なのでしょう。掲示板形式とも言えるかも。
いつしか、私もその掲示板を見ている気持ちになってきて……。
指示が与えられるのです。さて、あなたはその指示に従う自信はありますか?
※残酷描写とまでは行かないかも……でもホラーならではの残酷な場面はあります。
˚✞˚「マーガレットはまだ来ない」
https://ncode.syosetu.com/n5348ex/
作:石川織羽さま
【怖い度5】(夏のホラー2018よりとなりますが、紹介を始めたのが次の2019からだったのでこちらへ)
この作品の世界に入ったが最後、もうその恐怖からは逃れられません。きっと、あなたはすぐに真実が知りたくて、インターネットで検索してみたくなることでしょう。でも、答えはないのです。
そこには1793年9月12日からの出来事が人々の記憶と証言で綴られており、事件概要が書かれてあるだけなのです。その不完全さを補填しようとすると怖さが滲み出ます。
理不尽な恐怖が霧のようにして事実に覆い被さっていく。
さぁ、一緒にブラックウッドの霧の家へいざなわれましょう。
そして、その恐怖から逃れるために必要な言葉は、
そう、『マーガレットはまだ来ない』
読んで損はないと思います。
(レビュー文より)
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ふわぁ……やっぱり怖いわね。
お盆が過ぎ、お彼岸までの間を暑さと本と共に過ごす瑞月堂の中で、ホラーを考える瑞月さん。
現象が怖い場合、人が怖い場合、その両方。
だけど、自分の思っていない方向への悪意や狂喜、それがホラーの真髄だったりする。それだけは確かだな、そう思って、揺らめく夏の景色を眺めました。
ここでご紹介している真霜マオさま。恋愛特集Ⅰでも紹介させていただきました。
そして、2025年に別サイトに投稿されていた「極道上司に愛されたら」というMBS地上波のテレビドラマ化を果たされています。
なろうでの評価はあまりついていませんが、ここでの評価がすべてではないことに勇気をもらえると思うのです。本当におめでとうございます。





