夏のホラー2025特集『水』その③
Σ(゜∀゜ノ)ノキャー
Д『水音のぬけがら』
https://ncode.syosetu.com/n2301ku/
作 :きたいめぐみ さま
【怖い度3】
どこからか聞こえる鹿威しの音。
そんな音が聞こえたら、なにかが抜けるらしい。
ネタバレになるのであまり語れませんが、主人公の耳にも鹿威しの音が聞こえてきます。
カラン、カランと。
そして、ある日聞こえなくなったのです。そして、主人公の環境が静かにしずかに変化していた、そんなお話です。
Д『すいか講』
https://ncode.syosetu.com/n0174kw/
作:蘭鍾馗さま
【怖い度2】
みなさんはスイカをどう食べたいですか? あこがれはやっぱり半円の八つ切りくらいでしょうか?
だけど、例え半分のを買ったのだとしても、四分の一だったとしても、ひとり暮らしだとなかなか手を伸ばせない代物ですよね。
そんな、スイカを食べたい主人公。行きつけのバーでそんな話をしました。すると、そこのマスターがそんな憧れを叶えてくれるそう。
それが、『すいか講』
夏の夕暮れにみんなで井戸で冷やしたスイカを食べながら、夕涼みをするのですが……。
ただ見守っていたくなるとても優しいお話です。
Д『グレンモアの幽霊屋敷』
https://ncode.syosetu.com/n2037kw/
作: 田仲絵筆さま
【怖い度3】
海外の会談みたいな、そんな雰囲気。
突然雨に遭われてしまった主人公カリムは、従者を一人連れて、佇む洋館で雨宿りを頼みました。
雨に遭われて困っている旅人を招き入れたのは、その洋館の使用人の老婆。どうやら、今はその使用人とお屋敷の一人娘しか住んでいないそう。
不思議に思ったカリムが尋ねます。
話せば解決の糸口になるかもしれないと。
そして、その使用人がどうしてふたりきりで住んでいるのかということを話し出すのですが……。
このお話、実は……
怖がらせる描写とまではいかないような気もするのですが、怪談という言葉がぴったりな気がするお話でした。
Д「ここでの飲食を禁じます、絶対に。」
https://ncode.syosetu.com/n7203kr/
作: はちめんタイムズさま
【怖い度3】
主人公は気さくにお喋りができる、そんな性格をしています。
勤務10年。そろそろ、自分の仕事くらいはしっかりとが当たり前。後輩を育てるのだって当たり前の時期。そんな彼女の隣には、期待の新人だった『高橋』くんがいました。
そんな彼に懐いている彼女は、今は彼とだけ気安くお喋りが出来るのです。彼と喋ることができる、それだけが、彼女のステータスのようなものでした。
ある日、彼女が彼にこんな話をします。
『資料室の木乃伊女』
真面目な彼が信じることもなく、彼女もそれほど気にも留めなかったのですが……。
さくさく読めるお話でした。最後に彼が語る言葉がなんだか切なく響いてきました。
その④へ続く





