夏のホラー2025『水』その➁
Σ(゜∀゜ノ)ノキャー
Д「枕元のコップ」
作: 夢見楽土さま
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【怖い度3】
主人公の『私』は幼い頃から不思議なものに憑かれる体質。
そのことに気づいた祖母が、おまじないを主人公に教えます。
枕元に水の入ったコップと御守りを置いておくこと。
『私』はまだその効果を確実に感じているわけではありません。
あなたはどう思いますか?
淡々と語られる静かなホラーです。
Д「ワンルームマンション」
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【怖い度3】
作者:さとうさま
前々回に紹介した「あの日のはなし」の作者様です。
今回は念願叶ってひとり暮らしを始めた大学生の男の子のお話。
ひとり暮らしで大切なもの、それは『生活費』の確保ですよね。
この主人公の大学生くん、格安のアパートに引っ越すのですが、どうやら曰く付きのようで……。
みどころは、この主人公の「のほほんとした現実主義なところ」だと思います!
シリーズにもなっていますので、ご興味のある方はどうぞです。
Д「水神の聖女 ~恋をしたのは水神様でした。何度忘れても、わたしはきっと恋をする~」
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作: 猫屋敷 むぎさま
【怖い度3?】
この世で一番怖いものはなんなのでしょうね。このお話、ホラーかと言われると、ちょっと違うのかなぁと思うところもあるのです。
でも、確かにホラー?
水神様に捧げられる聖女さま。どうしてなのか、何度も時間を戻って同じように水神様への生け贄の儀に参加させられます。
どうしてなのでしょう。その理由がサイコホラーだと思いました。
Д「井戸の上澄水」
作: 畝澄ヒナさま
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【怖い度3】
学校にある使われていない井戸を覗いてはいけない。
だけど、井戸周りの掃除があるから覗いてしまう子がたくさんいます。そして、一時の行方不明に陥ります。
そして、その子達が一堂に言うのです。
「井戸の水は綺麗だった」
と。雨水が溜まっているだけの井戸水なので、綺麗なわけがないのです。
深読みするととても怖いお話でした。
Д「雨漏り」
作: 水泡歌さま
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【怖い度2】
屋根に異常がないのに雨漏りがしてしまう。そんな縁側。
縁側からは亡き夫が丹精込めて作り上げた庭が見えます。
年老いた妻は、そんな夫の作った庭をとても大事に手入れしていましたが、年のせいもあり以前よりも完璧に手入れできなくなってきて。
だけど、どうして雨漏りがしてしまうのでしょう。
そこには、心優しい理由があるのでした。優しい気持ちになること必然です。
Д「お富士さんのおいしい水」
作: しいな ここみさま
https://ncode.syosetu.com/n9178ks/
【怖い度1】
これも難しかったんですよね。
ホラーなのです。幽霊が出てくるので。でも、ある意味ホラーのノリで読めるんじゃないかなぁと。
トラック運転手の主人公。
パーキングエリアで水を購入しました。すると、背後に……。
タイトルをよーく見てみてくださいね。主人公の彼は、誰の水を買ってしまったのでしょう?
お富士山の水第二弾もありますので、ご興味があればそちらもどうぞです。
https://ncode.syosetu.com/n1287kt/「お富士さんのおいしい水~弐~」
Д「濡れた足跡がひとつ増えている」
作: 夜宵 シオンさま
https://ncode.syosetu.com/n1680kt/
【怖い度3】
こちらは、とってもサクッと読める超短編です。夜、お風呂に入っているとなんだか人の気配。
そんなことありませんか? ここの主人公も今絶賛そんな怖い中。
この短さでこの怖さをじわじわ伝えられるということがうまいなぁと思いました。
他にも短編ホラーをたくさん書かれていました。どれもサクッと怖いもの。お気に召すものがあるかもしれません。
その③へ続く





