表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
瑞月堂へようこそ!(瑞月の読書遍歴)  作者: 瑞月風花


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/41

Д夏ホラー2023特集「帰り道」➀

2023年は140作読んだらしいです。

実は、この間のプレゼントにされたホラー小説が気になっていた瑞月さん。

ホラー小説も面白いのです。

人間の黒い部分が描かれているヒューマンドラマだとも思っています。


一寸先は闇。

それがホラー。


だけど、瑞月さん、実は意外と怖がりなのです。


なんと言っても、小さい頃はキョ〇シーが怖くて夜中にトイレに行けなかったのですから。お風呂の染みが顔に見えて、シャンプーするときも、その染みが動かないように見張っておこうと目を開いていたのですから……。


だから、実際のホラースポットには絶対に行きません。

虚構だから、きっと大丈夫なのです。


うん、きっと。


Σ(゜∀゜ノ)ノキャー


Д「それでも私はホットココアを用意して待つ」

https://ncode.syosetu.com/n6354ih

【怖い度:2】

作:keikato 様


とっても切ないのです。

雨が降って慌てて帰って来た息子。温かいココアを用意する母。

切なくて、切なくて。どう願えば良いのか分からなくて。

773文字のとても短いお話なのですが、本当に一見の価値ありでございます。

怖い度も2なので、所謂ハートフルホラーだと思います。


Д「手繋ぎ坂」

https://ncode.syosetu.com/n5572ih

【怖い度:2】

作:水泡歌 様


大切な人を亡くしてしまった……

そんな彼女の元に届いたメッセージには「綺麗な死体を見つけなさい」でした。

彼女の大切な人は旦那さま。

「行ってらっしゃい」は言ったけど、「おかえり」が言えないまま月日を過ごしておりました。縋るようにしてメッセージ通りに進む彼女。

果たして、綺麗な死体はありました。そのポケットにある電話番号。

彼女は大切な彼に出会えるのでしょうか。そして、どんな結末を迎えるのでしょうか。

切ないけれど温かい涙が流れるハートフルホラーでございます。


Д「七夕夜話・お帰りはこちら」

https://ncode.syosetu.com/n7063ih/

作:黒森冬炎 様

【怖い度2?】


怖い度は2だと思っています。涙は流れないのですが、なんだかほっこりしますから。

からくり人形をつくる職人さんが亡くなりました。

とても良い腕の持ち主で、49日が行われます。

主人公の笹谷さんは彼と旧知の仲だったのでしょう。もう一度彼の作ったからくり人形を見てから帰ろうと工房へと向かいます。懐かしいからくり人形達が彼を出迎えて、思い出に涙する笹谷さんが体験した、不思議で閑かな七夕夜話です。


Д「願いを叶える屋台」

https://ncode.syosetu.com/n8846ih

【怖い度3】

作:京泉 様


職場環境って大切ですよね。基本ブラックと言われる会社は残業よりも上司がちょっと……が多いのですけど。

そんなある日、そんな上司と標的にされていた部下が一人心中するのです。その部下が最後に行った場所が「願いを叶える屋台」願いを叶える屋台があったらどうします?

行ってみたいですよね。

でもね、条件があるのです。願いを叶えるためには、……。

相手を憎む方法もそれぞれということで。


Д「父の草履」

https://ncode.syosetu.com/n7750ih

【怖い度3】

作:ちぴのだんな 様


ちょっと落語っぽいホラーはいかがですか?

お盆も近くなればお坊さんの法話を聞かれることもあるかもしれません。

このお話は、そのお坊さんの父親のお話です。

父はいつも草履を履いておりました。からはじまり、いつから?と思ってしまう不思議なお話でした。

最後のオチが、落語っぽいのです。


Д「真夜中の農道」

https://ncode.syosetu.com/n2377ih

【怖い度3】

作:かいばつれい 様


コンビニ帰りの田舎の農道です。外灯はポツポツとしか立っておらず、真っ暗。

蛙の鳴き声がしているだけ。いつもより涼しい夜だったせいもあり、涼みたくなり遠回りとなるその農道へ足を踏み入れた主人公のお話です。

昼間はよく通る道なので、大丈夫だと思っていたのですが、やはり心細くなるもの。

前から女性がスマホでお喋りをしながら歩いてくるのを見て、「人に会ったこと」にほっとします。

そして、外灯。だけど、また女性が……あれ?

同じ女性??

どんどん怪奇の世界へと迷い込み始める主人公の運命はいかに!!

あ!!! あなたの傍のあそこにも……気を付けて下さいね。



~((>_<))~((>_<))~


夜中のトイレとシャンプーは怖くなくなりました。だけど、毎年思うのです。

100を超えた当たりから、なんだか体に不調が出はじめるんじゃなかろうか……と。

お日様浴びにいかなくちゃ!


瑞月さん、慌てて本を閉じて、外に飛び出しました。

大きく伸びをして、たくさんお日様を浴びて、大きく深呼吸。

よし! 次いこう!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ホラー小説、好きなので、こうしてご紹介いただき、ありがたいです。 小さい頃は、色々なものが怖く見えましたよね…。共感します。 早速、一つめと二つめの作品を読ませていただきました。ココアの…
[良い点] 暑くて暑くて、ちょうどホラーを読みたいと思っていたところなのです。 ありがとうございます(*^^*) 早速何作か読ませていただきました! 切なかったり語り口に惹き込まれたり……さすが瑞月…
[良い点] 瑞月さん、慌てて本を閉じて、外に飛び出しました。 ふふふ。 カラダが冷えていると怖い夢を見たり、夜中に目が覚めて怖い事を考てしまったりします。 お日様に…間違っていません。笑
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ