瑞月堂へようこそ!
駅前にある小さな書店「瑞月堂」
店主の名前は誰も知らないけれど、きっと瑞月さんなんだろうな、とみんな思っている。
そんな瑞月さんは、今日も面白い本はないかなと探してきたばかりの本を手に取り、書棚の向こうにある勘定台の後ろに座り、静かに本を読んでいる。
「あの……」
お客さんの声に顔を上げると店主はにこりと微笑んで「何かお探しですか?」と優しく返事を返した。
(ひだまりのねこさま作成)
「お勧めがあります。お気に召すと良いのですけど。あちらの本棚にあったはずですので、取ってきますね。それまでホラーについての注意書きを読んで少し待っててくださいね」
ホラー【怖い指針】
【怖い度1】……完全安心設計(ホラー要素なし)ある意味ホラーはこちらに含みます。虫が背中に止まったとか。
【怖い度2】……ハートフルホラー(『おばけ』や『虫のしらせ』などホラー要素はあるが人を怖がらせるための要素はない)
【怖い度3】……残虐描写はないけれど、怖がらせる要素あり。昔語りの怪談物っぽいもの、意味怖はこちらに含みます。
【怖い度4】……残虐描写あり。だけど最後はハッピーエンド? 主人公生還、怪奇の解決など
【怖い度5】……残虐描写あり。救いのないホラー。後味の悪いもの。
【怖い度6】……残虐描写なし。救いのないホラー。後味の悪いもの。
「ありました!」
(楠 結衣さま作成)
瑞月堂へようこそ!
広告を越えた先には作者たちが大切にしている物語の数々を並べた本棚バナーがあります。
バナークリックで、素敵な物語に出会えるはずです。