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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン2 ~激闘! DreamBASEBALL ~
91/120

第30話 ライバル対決 ~前編~

僕は、プロ野球交流戦 ~神戸ドリームベイスターズ対岩手ゴールドドッグス」の試合に登板しここまで2回を投げて無失点に抑え好投しているのです。


そして3回表岩手ゴールドドッグスの攻撃で僕は、二人の打者を三振に抑え2アウトにしたところで9番ピッチャー大村投手が打席に立ち僕は、小学時代の時の元チームメイトだったことを思い出した。



僕が小学校5年の時リトルリーグに入団してなかなかみんなと仲良くなれなかった時に大村投手が声をかけてくれて「僕とバッテリー組まない!?」と言ってくれた。


「バッテリー!?」


「投手と捕手のコンビの意味だよ!」


「でも僕、まだストレートもまともに投げられないし…もしかしたらケガさせてしまうかもしれないし…」


「そんなこと気にするなよ!」



「野球を楽しもうよ!上手く投げれてる投げれないとか関係なしに!!」


「ありがとうございます!!」


「敬語じゃなくていいよ!俺たちもう仲間なんだから!」


 それから僕たちは僕は、ピッチャーで大村はキャッチャーでリトルリーグで毎日練習していると他のチームメイトとも仲良くなれてそのおかげで僕は、貴重な1勝が出来たといってもおかしくないのである。



 リトルリーグでのチーム結果は地方大会ベスト16敗退に終わったものの仲間との絆は最高に深かった。だが僕が中学に入って部活に入らないことが分かってから仲間の人からは冷たい目線で見られていることが幼馴染みから聞いて分かりある幼馴染みが大村に聞いてくれた情報によると大村は「なんで一緒に中学でも野球をしないんだ。仲間じゃないのか!バッテリーじゃないのか!」と言っていたのである。


 実は僕は、小学6年の最後の大会の時に右肩を壊してしまい幸い手術にはならなかったのだがかなり治るには時間がかかると医師から言われ僕は、中学から普通に暮らすことを決心した。仲間との絆が壊れてしまうのは悲しい。でも『右肩に酷い炎症が出て復帰するのに時間がかかるから球磨きしか出来ません』なんて僕は、間違っても言えなかった。

だから僕は、野球を辞めたんだ。と仲間や他の人には言い通した。


でも僕は、心の中で野球を辞めることは出来ず右肩の炎症が完治した中学2年の2学期ころから本当は、部活に入りたかったのだが、その時自分は不登校になっていたため学校にすらいけないため部活は、断念せざえる得なかった。しかし懸命な努力で毎日夜に暗い中大きな公園で、一人で50球以上の投球練習を繰り返しキャッチャーのいない環境で練習をした。


そして1年後僕は、制球力コントロールと球速が良くなり次第に延びのあるストレートが投げられるようにまでなった。.



そして僕は、この神戸ドリームベイスターズに入団することができ今がある。


そして…


「必ず抑えてやる!」


そして僕は、大きく足をあげ全力でストレートを投げると打者は空振りしたのです。


(ストライク!!)


「早いな!でも諦めんぞ!」


(シュッ!!)


(カキンッ!!)


(ファウル!)

なんとか155㌔のストレートに食らいつくが判定はファウルになった。





 そして僕は、3球目インコースにジャイロナックルを投げると食らいついてくるがまたファウルになったのです。それから1球ストレートを外しカウントは1ボール2ストライクになった。


 5球目真ん中ジャイロボールを投げると打者はフルスイングするが三振した。


(ストライク!!バッターアウト!スリーアウトチェンジ!)


 するとは大村は悔しそうな表情をしながらベンチに戻っていく。



 僕がベンチに戻ると西村監督が「すごいじゃないか!やっぱり将来のエースだ!次、打席が回ってくるからよろしくな!」 と言った。


「もちろんです!」


実況:「さあー試合は3回表が終了し両チーム得点がありません。望月投手の好投で神戸ドリームベイスターズはここまで勢いが溢れているように見えます。 」

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