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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン2 ~激闘! DreamBASEBALL ~
89/120

第28話 交流戦開幕 ~前編~

 僕たちドリームベイスターズは49試合で25勝24敗と順位もリーグ4位で首位との差はまだ9ゲームあるが僕たちは頑張っているのである。


西村監督がこう言った。


「交流戦は明後日からだけど日程を簡単に話しておきますね。最初の交流戦の相手はリーグ2位の岩手ゴールドドックズとの2連戦で投手力と守備力が一番高いから打たれないようにするのがポイントになる! それと自分は思うのだが交流戦は日本シリーズの練習にもなると思う。交流戦で勝ち越せないようだと仮に奇跡が起きて日本シリーズに出場出来たとしても勝つことは厳しくなると思うからいつも以上に頑張ってもらいたい」



「僕も勝てるように頑張るぞ!」


「あと一軍昇格した選手がいるから紹介する。主にセンターを守る白山選手とライトの飯山選手の二人だ!飯山選手は今季2軍で19試合で本塁打6本とパワーがある。白山選手は本塁打こそは2軍でなかったものの18試合で29安打で打率5割とアベレージタイプで戦力になるだろう」


「白山選手、飯山選手一軍昇格おめでとうございます」



「望月選手ありがとうございます!覚えてくれていて嬉しいです。」と白山選手が言うと西村監督が「もしかして一緒だったときあるのかな?」と聞いてきた。


「はい!昨年僕が入団した時に育成だったのですがその時に一緒になりましたね!」


「そうか!! なら期待がかなり出来るな!」


(僕が白山選手や飯山選手と同じだったときの育成編はseason1の第5話前後をご覧ください )




「西村監督!そんなプレッシャーかけないでくださいよ! 」


 そして明後日になり僕たちは本拠地の神戸スタジアムにて交流戦の幕を開けることになる。


実況:「プロ野球ファンの皆さんこんばんは!いよいよ今日から交流戦が開幕します。先発投手は望月勝投手です♪」


 すると青山選手がこうつぶやいた。「 まずは1点を早くとらないと後が苦しくなるからなぁ」

「交流戦初先発だけど大丈夫かなぁ…」


今日はベンチスタートの原松さんは「今回は中7日空いているから調子も大丈夫だね!」とつぶやいた。


場内アナウンス:(大変長らくお待たせいたしました。神戸ドリームベイスターズ対岩手ゴールドドックズの試合がまもなく始まります。一回の表ゴールドドックズの攻撃は一番ショート長渕。)


僕は、初球ストレートをインコースに投げると


(シュッ!!)


(カキンッ!!)


打者は初球から打ってくるが打球を詰まらせた。


実況:「長渕選手打ちますが打球を詰まらせファーストゴロに倒れ1アウトになりました。」


そして次の打者に初球真ん中ストレートを投げると打者は空振りした。


(ストライク!!)


実況:「ストライク!!勝投手160㌔ 出ました。豪速球です。」




ベンチで見ていた西村監督は「160㌔? ビックリだな!」とつぶやいた。


 そして2球目は内角高めにジャイロボールを投げると打者はフルスイングするが空振りし追い込んだ。


(ストライク!!)


 3球目はキレのあるのジャイロナックルを低めに投げると打者は空振りしストライクで三振にとった。


実況:「ストライク!!バッターアウト三球三振!望月投手素晴らしい投球です。」




 ベンチで見ていた白山選手は「やっぱりジャイロボールは映像で見るより迫力がぜんぜん違うなぁ。」とつぶやいた。


場内アナウンス:(3番キャッチャー小坂、背番号5)


実況:「さあ~打席には打率、3割9分とハイアベレージをマークしている小坂選手が打席に立ちます。」


 僕は、ストレートを投げようとしたら狩野捕手がサインで覚えたてのカットボールを投げるように指示してきたのでカットボールを投げた。



 すると打者は打ってくるが打球は三塁の方に飛んでいきサードフライに打ち取りスリーアウトチェンジになった。


 実況:「スリーアウトチェンジ!望月投手1回を三人で攻撃を終わらせ素晴らしい投球です。」


 すると相手のチームの大木監督は「さすが名投手の息子だけあってすきがないなぁ…」とつぶやいた。

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