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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン2 ~激闘! DreamBASEBALL ~
83/120

第22話 初勝利への道のり ~前編~

 神戸ドリームベイスターズ対北海道ハイパーズの試合は5回表が終わり僕の初打席プロ2ランホームランを放ち僕のお父さんが先発の試合で4回投げて無失点と好投なのですが西村監督はピッチャー交代を告げ僕がいよいよマウンドにあがります。


場内アナウンス;(神戸ドリームベイスターズピッチャー交代のお知らせです。ピッチャー望月守に代わりまして望月勝!)


実況;「ついに!親子リレーが実現します!!」



 すると原松さんが「勝くん!!頑張ってね!」と言ってくれた。


「ありがとう!頑張るよ!」


 一方そのころ今日は東京ランナーズの試合が休みのため田村投手が北海道に向かい今、球場に着き駆けつけてくれたのです。


「もう前みたいな試合になんかしない!!右肩も今日は大丈夫だしみんながアドバイスしてくれたり助けてくれた! 今日こそ僕が粘って今季初勝利するぞ!」


(プレイ!)


僕は、初球内角低めにストレートを投げた。




(シュッ!!)


(ストンッ!!)


すると打者は空振りした。


(ストライク!!)


実況;「望月投手久々にジャイロボールが出ました!しかも158キロの豪速球です!」


 そして2球目と3球目も僕は、ジャイロボールを投げ打者は空振りし空振り三振に抑えた。


 それを球場で見ていた田村投手は「やっぱすごいなぁ~これが本当の勝くんの姿だね!」とつぶやいた。




 そして二人目の打者に初球を内角低めにジャイロナックルを投げるが少し低すぎるところにボールがいってしまい打者が振らなかったため判定はボールになるが2球目真ん中ストレートを投げると


(カンッ!!)

 軽く打たれるが打球を詰まらせ僕がボールを拾い一塁送球でアウトになった。




実況;「早くも2アウトになりました!望月勝投手!」


 するとベンチでひやひやしていた西村監督が「今日は安心して久々に見ていれるな!」とつぶやいた。





それから僕は、3人目の打者に初球外角高めに緩ゆるめのボールを投げると打者は打つが打球を詰まらせファーストゴロで3アウトチェンジになった。


実況;「スリーアウトチェンジ!神戸ドリームベイスターズ望月勝投手3人でこの回を終わらせました!」


すると狩野捕手が「魔球、復活したね!」と言った。


「そうだね!手伝ってくれてありがとう!」




「僕はなにもしてないよ!ただ来るボールを落とさずにキャッチしてるだけだから。それに西村監督とお父さんにセッティングしてもらった試合なんだからまだまだあと4イニング6789回とあるんだから頑張ろうな!」


「はい!」


 それから僕は、次の回に備えてベンチ付近でキャッチボールを行う。..


 それから僕は、6回と7回と8回もマウンドに上がりジャイロボールと変化球を混ぜながら投げ8回に二塁打を打たれピンチになるが勢いのあるストレートで打者を抑えこれで4回を投げて1安打4奪三振無失点と好投を続けている。


すると西村監督が「見えてきたぞ!今季チーム&勝くんのプロ初勝利が♪」と言った。


「監督!!まだ速すぎですよ!」


「何を言ってる!自信を持って投げるんだ!」



 すると僕のお父さんも西村監督に「自分も息子と同じで少し速いと思いますよ!」と言った。


実況:「さあーここまで北海道ハイパーズ対神戸ドリームベイスターズの試合は9回表終了で2対0と望月親子のリレー野球で北海道ハイパーズ打線を完璧に抑えてます!!いよいよチーム今季初勝利&勝投手のプロ初勝利あとアウトカウント3つです。」


(9回裏北海道ハイパーズの攻撃は9番代打山原。背番号69)




「よし!油断せずに頑張るぞ!」


 そして僕は、初球際どいところに覚えたてのカットボールを投げると山原選手はボールを捉え打球はセンター方向に飛んで言った。


実況:「山原選手打ちました!センター方向に打球は飛んで行きます!記録はセンター前ヒットです。」


 すると狩野捕手が来て「とりあえず変に慎重になりすぎず落ち着こう!」と言ってくれた。


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