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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン2 ~激闘! DreamBASEBALL ~
76/88

第15話 ほろ苦デビュー ~前編~

 オープン戦も無事に終わり新戦力も加わり向かえた「東京ランナーズ対神戸ドリームベイスターズ」のプロ野球開幕戦。僕は、1回を2奪三振無失点に抑え1回裏の僕たちの攻撃の時に豪速球で女性のピッチャー田村投手もジャイロボールが投げられることが分かり一番の新垣選手もすごくビックリしていた。


 2番の村松選手は初球緩いフォークを捉えるが打球を詰まらせアウトになった。


 そして3番狩野捕手が打席に立つ。



「よし!何とか打ってサンチェス選手に打席を回さないと。」


 そして初球低めのジャイロボールを何とか打つがファウルになった。


(シュッ!!)


(カキンッ!!)


(ファウル!)


「タイミングはつかめてきたかも!!」


 そしてバットを強く握りしめスイングするが空振りしてしまい三振に倒れスリーアウトチェンジになった。



 実況:「さあー神戸ドリームベイスターズ対東京ランナーズの試合は1回が終わり両チーム無得点です!どららが先に点を取りに来るのでしょうか?」


 狩野選手がこうつぶやいた。「なかなか攻略するのは難しいな!」


「僕も見ていて思ったよ!」


 すると原松さんが少し暗い表情をしていたので僕は、声をかけた。


「どうしたのですか?暗い表情していますけど…」


「私?特に暗い表情なんかしていないよ!少しボーッとしていただけだよ!」



「そうなんですか…何か気になることでもあるのかなと思ってしまいました。」


 原松さんが暗い表情をしていたのにはある理由があるのだがまだ話さなくても大丈夫だと思い誤魔化した。


 すると西村監督が「2回の表が始まるからみんな守備に早く着いてね!」と言い僕たちは守備位置にそれぞれ着いた。

 原松さんはここの中であることを考えていた。


「まだ右肩のケガ治っていないような気がするなぁ。確かに球速も150㌔超えだったりするしコントロールもだいぶん戻ってきているけどまだ復帰後オープン戦の時も今日の開幕戦の今もジャイロボールを一球も投げれていないし…緊張しているだけだったら良いけどな」



 そして僕は、4番パワーヒッターの今村選手に初球ストレートを真ん中に投げると打者は打ってくるが詰まらせゴロに打ち取った。




 そして5番平井選手に初球低めにストレートを投げようとするがボールが底抜けてしまったのです。そして2球目3球目ジャイロナックルを投げるが決まらずボールになってしまった。


 そして4球目習いたてのカットボールを高めに投げる。


(ボール!!フォアボール!)


 実況:「望月投手!フォアボールを出してしまいました。抑えることはできるのでしょうか?」


 そして次の打者に僕は、初球低めにカットボールを投げると捉えられてしまった。


(カキーン!!)


 実況:「打ちました!打球はレフト前に落ちヒットになりました。」


 それから僕は次の打者にストレートを3球続けて投げ3球目にヒットー打たれてしまい1アウト満塁になってしまった。


 西村監督はこうつぶやいた。「球速は152㌔出ていてストレートは十分なんだけどなぁ…」


 そして8番の中橋打者に初球内角低めのストレートを投げると打者は軽く打つが打球を詰まらせゴロに打ち取りなんとか2アウトになった。


 実況:「さあー2アウト満塁で向かえるのは9番ピッチャー田村投手です!昨年打率2割5分、2本塁打8打点と打つ方にも提供がある選手です!」



 そして僕は、初球真ん中に勢い良くストレートを投げると打者は打ってくるがファウルになった。


 実況:「ファウルになりましたが球速は155㌔です!」


 このとき僕は、軽い痛みを肩で感じた。


 そして2球目肩に痛みを感じながら内角低めにカットボールを投げた。


(カキーン!!)


 実況:「打ちました!打球は大きく伸びていきます!!入った!満塁ホームラン!東京ランナーズ大きな4点が2回に入ります」


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