表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン2 ~激闘! DreamBASEBALL ~
72/120

第11話 初めてのオープン戦 ~前編~

 僕は、春季キャンプ最終日に練習をしていたのですが原松さんの入団テストの結果が気になっていることがチームメイトの狩野捕手にバレてしまい西村監督から許可がおり入団テストの会場までいき原松親子のテスト結果を見守った。


 そして結果は一次テストに二人とも合格し三日後に行われる二次テストに進出が決まった。


 それから僕は、キャンプ場まで帰った。


「西村監督!行ってきました。ありがとうございます!!一次テスト親子で通過しました。」


「そうか!!良かった!実は僕も心配だったからね。話は変わるけどいよいよあさってからオープン戦が始まるけど先発ローテ(ローテーション)一巡目にしたいと思っているのだがどうかな?」


「一巡目とは一番目のことですか?」


「そうだ!二軍での経験もバッチリだし望月のお父さんからぜひ息子を一番目にしてほしいという推薦があったからね!」


「監督!一番目だなんて困りますよ。まだ初勝利も挙げていませんし、自信もありませんし…」



「それがな…お父さんと君と今季プロ4年目で昨年7勝を挙げた川原投手以外.現在先発ローテーション入りが出来る投手がいないからね…」


「そうなんですか…ですが僕は、六番目ぐらいの方が良いのですが…」


「そんなこと言っていたらいつまで経っても一軍で活躍できないぞ!昨年4番目の土浦は17登板2勝11敗.防御率5,50だし2番目だった西口は24登板5勝13敗 防御率4,77で不安定だからね…」



「かなり苦しい状態なんですね…」


「まぁ…うちのチームは風はいつも強く吹いている感じたからなぁ…フォローは責任もってするから一番目にならないか!?」


「監督がそこまで言うなら分かりました!力になるか分かりませんがやらせてください!!」


「もちろんだよ!ではあさってのオープン戦開幕投手は望月くんに決まりね♪復帰後初の実戦登板だと思うが頑張ってね!」


 実況:「三振!まずは一人目の打者を三振に抑えました!」


 それから僕は、二人の打者を三球三振に抑え三者連続三振に抑え1回を無得点にした。


(ストライク!!バッターアウト!スリーアウト!チェンジ!!)


 するとベンチに座っていたチームメイトで今日はDH(指名打者)のサンチェス選手が「いきなりパワーのあるピッチングが見れて嬉しいしこの調子なら安心して見れておれそうだな!!」と微笑みながら言った。


 西村監督は「確かにサンチェス選手の言うようにパワーのあるピッチングだし完全復活したね!」と言った。


「ナイスピッチングだったよ!」


「狩野捕手!ありがとうございます!!」



 そして夕方になり原松さんのお父さんは自宅内で明日行われる合同トライアウトに向けて最終調整をしながらテレビを付けた。


 テレビからの実況「本日から開幕しました。プロ野球オープン戦。まずは今年注目の投手神戸ドリームベイスターズの望月投手の情報からです!明石スタジアムで大阪レジェンドズ 戦に先発しまして最初は復帰後初の実戦登板だったので心配されましたが5回2/ 3を投げて被安打は11本打たれたものの8奪三振無失点に抑えるなど好投をしました」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ