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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン2 ~激闘! DreamBASEBALL ~
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第9話 彼女の入団テスト ~前編~

 ※本編を読む前に読んで頂けたら嬉しいのですが、女性の選手が誕生しようとこのストーリー内では、していますが実際のプロ野球では女性の選手が誕生することは2025年1月現在では、ありません。

 ですが女性の方も野球が好きで高校生であれば大会に出場したいって思っている人がおられたり女性の方でもプロ野球選手になれたらなと思われている方が実際におられますので批判などはお辞めいただきますようご協力お願いいたします。


 僕は、一軍の春季キャンプで練習をしている間に原松さんたちはプロ野球選手になるために入団テストを受けることになった。


「私は投手も考えたけど野手希望だから野手テストを受けるよ!お父さんは投手だけど頑張ってね!」


「 ありがとう!最高のピッチングをしてくるぞ!」



 それから原松さんは打撃テストを50球して20球ヒット性の当たりが出た!


 一方原松さんのお父さんは50球の投球テストを受け15球がストライクゾーンにボールが入った。


 それから二人は守備や走塁や遠投テストを受けた。


「テストの結果どうかなぁ…私、不安だよ。」


「大丈夫だよ!投球テスト受けてる時にカキーン!!カキーン!!快音が響いていたから大丈夫だよ!」


 一方僕は、投球練習をしていたのですが原松さんのことが気になってしまい集中出来なくなっていたのです。すると狩野捕手が「今日はコントロールが良くないけどどうしたんだ!?」と聞いてくれた。



「初めてのキャンプで疲れてるだけなので大丈夫ですよ!心配してくれてありがとう!」




「本当かなぁ?もしかして原松さんのテスト結果が気になってるのじゃないかな?」


「そんなことないよ!僕って他の一軍選手よりはスタミナがないから…」


「確かに疲れてるのもあるかも知れないけど昨日まではストレートを投げる度たびに150㌔連発していてコントロールも悪くなかったからね!本当のこと話してみて!!」


「狩野くんの言うとおりだよ!原松さんのテストが気になってもしダメだったらって考えると練習に集中出来なくなってしまって…すいません…」


「謝らなくて良いけど原松さんのこと好きなんだね!」


「そ、そんなことないですよ!ただ同じ球団の人として気になっただけだよ!!」


「そうなんだ…僕はただ頑張ってほしいなって思っているだけだけどな!」


「そうなんですか!!」




 すると西村監督がやって来て「あと30分ぐらいで近くに高速バスが走ってるから行ってきたらいいじゃないか!!」と言ってくれた。


「ですが春季キャンプ中ですし…抜けるわけにはいきません!!」


「早くいかないと乗り過ごすぞ!今年は二次テストは合同トライアウトで神戸スタジアムで行われるけど一次テストでもし落選したって聞いたらショックだと思うし直接行ってあげて声援を送ってこい!!そのかわり原松さんがもし合格したら一定期間練習量2倍にするけどいいな!」


「分かりました!!ありがとうございます!では行かせていただきます!!」


 こうして僕は、直接原松さんの応援に行くことになり高速バスに乗る。


 一方原松さんたちは、一打席テストを受けることになり順番待ちをすることになった。


「お父さん、一打席テストって確か投手は打者は打ち取って野手はヒットが打てたら合格ということだよね!」


「簡単に言えばそうだな!!だが合格するしないは先ほどのテスト結果と総合するらしいからな…」



 それから25分後僕はようやくトライアウト会場に到着した。


「やっと会場に着いた!!大丈夫かな? 」


 僕は観客席まで走っていった。


「次、原松投手!来てください!!」


「分かりました!!」


 そして対戦相手はプロ通算499本塁打をマークしたパワーヒッターの海原だった。


「お父さんヤバイよ!お父さんの出番にかぎってパワーヒッター打者に当たるなんて…」



 そして僕は原松さんに声をかけたのです。「唯ちゃん、大丈夫だよ!必ず抑えられるよ!」


「勝くん、春季キャンプはどうしたの?まだやっているよね!」


「気になって監督に許可もらって会場まで高速バス飛ばして来たよ!」


「わざわざありがとう!なんだか元気が湧いてきたよ!」


 そして一球目原松投手は低めにスライダーを投げると


(カキーン!!)


 いきなり打球を勢いよくとらえるがファウルになった。


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