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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
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第7話 「チームワークへの壁 ~前編~」

 僕たち育成選手たちは、独立リーグの「三木ライオンズ」と試合することになり、いきなり僕は山本コーチのから入団して間もないのに先発させることになった。..




 そして試合は、1回終了で0対0で2回に入っていく。



 三木ライオンズの4番ショート上本(うえもと) 貞治(さだはる)選手は、昨年の独立リーグ全リーグ最多の35本塁打をマークしたパワーヒッターなのだ。



 僕は、初球ストレートを投げると打者に打たれてしまう。..



 その打球は、レフト(外野)方向に飛んでいき矢野は、取れそうなボールを落としてしまった。


 僕は、心の中で(あっ!)と思った。


 その間にランナーは、二塁まで走られてしまった。



「望月くん!ごめんなさい…」


「ドンマイ!まだ失点してないから。次頑張ろう!」


 そして5番真弓選手にストレートを初球に投げるが内角高めで判定は、ボールになってしまい

 2球目は内角低めにストレートを投げるが低すぎてまた判定は、ボールになってしまった。



 僕は、3球目真ん中にストレートを投げた。


(シュッ!)


 すると打者に打たれてしまうが勢いが伸びずセンターに打球は、飛んでいき白山選手がとろうとすると、同じく後から追っかけてきたライトの飯山選手とぶつかりまたまた記録は、エラーになってしまった。



 その間に二塁ランナーは、ホームに帰ってきたため三木ライオンズに1点先制されてしまった。


 するとキャッチャーの狩野が僕のところにきた。



「外野手がダメなんだ…最初は、かなり良くて二軍でも悪くなかったんだが、あの3人って昔から同じ高校出身でこの球団にそれぞれドラフト指名されたんだけど、同じ高校の割には、仲が良くなくて上手くは言えないけど、たぶんチームワークがないんだと思う。」


「そうなんですか…だから守備がうまくいかないんですね。でもなぜ打撃もダメなんですか?」.



「実はあの3人は、守備が上手いところをスカウトの人が好評価したらしく打撃のほうは、あまり視野に入れていなかったらしい…」


「そうなんですか!教えてくれてありがとうございます!」..




「お礼は、言わなくていい。取りあえず辛いかも知れないが、頑張ろう!」


「はい!分かりました!」


 それから試合は再開し6番西尾が打席に立ち、初球真ん中にストレートを全力でねじ伏せると打者は、空振りした。

(ストライク!)


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