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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン2 ~激闘! DreamBASEBALL ~
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第3話 二人きりのお出掛け ~前編~

 僕が右肩を休ませるため原松さんが僕の家に来てくれて気分転換のためにお出掛けをすることになったので遊園地に行くことになったの。


「 遊園地に着いたけど唯ちゃんどの乗り物に乗る!?」


「私は観覧車かなぁ♪」


「うん!分かった!じゃ、一緒に観覧車乗りにいきましょう!!」


 それから僕たちは観覧車に乗ることになった。



「まさるくんはどの観覧車の色にする?」


「僕は、どの色の観覧車でもいいよ♪」


「まさるくんが決めてほしいなぁ」


「そこまで言ってくれるなら…僕は、オレンジ色の観覧車が良いなぁ!」


「分かった!!私もオレンジ色の観覧車がいいなって思っていたよ!私と一緒ですごく嬉しい♪」




 そして僕たちはオレンジ色の観覧車に乗った。


「うわー観覧車が動き始めた♪」


「僕は、観覧車に乗ったのって何年ぶりだろうね!」


「私も観覧車に乗ったのって何年ぶりかなぁ…そういえば私、選手としての入団テストを受けるって前話していたよね?」


「そうだね!確か来年の春って言っていたよね!」


「そうだよ!それでウチのお父さんも神戸ドリームベイスターズの入団テスト受けることにしたみたいだよ!」




「そうなんだ!!ぜひ頑張って合格してほしいね!」


「でも難しいだろうなぁ…年齢がいってるからなぁ」


「大丈夫だよ!僕のお父さんも年齢いってるけど完封勝利したりして大活躍してるよ!」


「いい意味で勝くんのお父さんは例外だよ!実績が長年あるからね!出来れば一緒に合格したいなぁ…」


「大丈夫だよ!僕は、二人とも入団テスト合格出来るって信じているし祈ってるから!」


「ありがとう!そう言ってくれると元気が出てくるよ!」




「僕も頑張らないとなっ!」


「私たちって面白いよね!?」


「唯ちゃん!!なぜですか?」



「だって観覧車に二人で乗っているのに野球の話をしているからね!」


「あっ!確かにそうだね!そういえばスポーツドリンクいるかな?」


「ありがとう!ちょうど水分補給したいなって思っていたところだよ!助かるよ♪」



「ぜんぜんいいよ!」




「うわぁ~一番高い場所に来たね!」


「そうだね!唯ちゃんって高いところって好きなのかな?」


「私はどちらかと言えば高いところは好きだね!でもさすがに高すぎる場所はダメだけどね…もしかして勝くん高いところに来ると観覧車ダメなの!?」


「別にそんなことないよ!」


「私の前では強がらなくていいよ!だって手と足が震えてるじゃないか」


「実は僕.高所恐怖症なんです」


「そっかぁ!!でも私は決して笑ったりバカにしたりしないよ。私も一人で観覧車に乗っていたら今ごろ怖がっていると思うし…こうしたら大丈夫だよ!」


 と言い原松さんはいきなり僕の手を握ってくれた。


「ありがとう!でもなんだか興奮してしまうよ!」


「いいじゃん!!二人なんだから♪」


 それから僕たちは無事に観覧車から降りた。


「唯ちゃん!!さっきはありがとうございました! 」



「そんな固くならなくてもいいよ! 」


「そろそろ近くのベンチでお昼ご飯にしようか?」


「でも僕,お弁当とか持ってきていませんし」


「大丈夫だよ!少し早起きして少ないかも知れないけど作ってきたんだ♪ 」


「いつの間に!!だって僕が朝起きた時に一緒に起きていたじゃないか? 」



「実は勝くんが朝起きる約1時間前に起きてお弁当作っていたの!それから簡単に話すと二度寝してしまったと言うわけ♪」




「そうなんだ!!知らなかったよ!わざわざ作ってきてくれてありがとう!」


「ぜんぜんいいよ!」


 それから僕は、近くのベンチで一緒にお弁当をゆっくり食べた。


「ごちそうさまでした!!ありがとう♪」


「何回も言わなくてもいいよ!」


「ありがとう!でも唯ちゃんと一緒にこうしてお出掛けしたりしているとかなり気分が落ち着くと言うか変な焦りがなくなってきたよ!」


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