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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン2 ~激闘! DreamBASEBALL ~
63/120

第2話 来年に向けて ~後編~

「じゃ、唯ちゃんのお言葉に甘えさせてもらうよ♪」


「ありがとう!わかった!!やっぱり野球の練習が出来ないのはキツいと思うからね!」


 実況:「では!ヒーローインタビューの準備が出来たようです!!」


 すると記者の人が話しかけてきた。「シーズン最終戦勝利おめでとうございます」


「ありがとうございます」


「今のお気持ちはどうですか?」


「すごく嬉しいです。ですが来年は息子も開幕には一緒に試合が出来るとオーナーさんから聞いたので僕は、来年は優勝出来ると思います。僕も年齢がいってますので来年は衰える部分があるかも知れませんが気持ちは来年も変わらず全力投球で頑張りますので応援よろしくお願いいたします」




 記者の人はこう言った。「ありがとうございます!!すごく来年は期待が出来そうですね!以上完封勝利を記録した神戸ドリームベイスターズの望月投手でした」


 そして僕たちはテレビを見ながらこう言った。「お父さんが待っていてくれているんだなって思うとすごく嬉しいね!」


「望月くんのお父さんの娘になれたらなって私、思うなぁ」


「でも僕は、唯ちゃんのお父さんもいいお父さんだと思うよ!」


「そう言ってくれてありがとう!」

「じゃ私、そろそろ帰るね!」


 と言うとお母さんが「よかったら泊まっていったら良いと思いますよ」と原松さんに言った。


「ですが…ご迷惑じゃないですか!?やはり家庭の都合もあると思いますし」


「ウチは大丈夫ですよ!特に家庭の都合とかありませんから!!」


「唯ちゃん!!泊まったらいいじゃないか?」


「そこまで言うならお言葉に甘えさせていただきます!ありがとうございます!!」


 こうして原松さんは僕の家に泊まってくれることになった。

 それからみんなで晩ごはんを食べ寝室に行った。


「ごめんね!寝室は二つしかないから一緒の部屋になってしまって」


「謝らなくていいよ!一緒で嬉しいし」





「ありがとう!じゃ唯ちゃん、お休みなさい」


「お休みなさい!」


 それから数分後…


「ねぇ…勝くん」


「唯ちゃん、どうしたのかな?」


「今、緊張してるでしょ!?」


「別に…緊張なんか僕はしてないよ!でも一緒に入れて嬉しいよ!」


「ホントかなぁー私は少し緊張してるよ!」


「唯ちゃん!実は僕も一緒に寝ていて緊張しているよ!」


「そうなんだ!!そう言えば勝くんは好きな女の子とかっているのかな?」


「い、いきなりどうしたんですか?僕は、特に好きな女の子はいないね!今はとにかく一軍昇格を目指すことだけかな?」


「そうなんだ♪私は好きな人出来たかな?」


「誰ですか?よかったら教えてほしいのだけど」


「それは内緒!じゃ、おやすみなさい!」


「内緒って…分かった。おやすみなさい!」



 それから僕たちは寝た。


 そして次の日僕たちは朝ごはんを食べてから家を出た。


「唯ちゃん、どこに出掛けますか?」


「そうだね…私は遊園地に行きたいなぁ~」


「分かった!!じゃ一緒に行こう!」


「うん!分かった♪ありがとう♪」


 こうして僕と原松さんは遊園地に出掛けることにした。

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