表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
6/86

第6話 「いきなり実戦テスト ~後編~」

 そして審判がプレイボールの声をあげ試合が始まる。



 僕たちは、後攻のため僕が先にマウンドに上がり初球を投げた。


 すると打者は、勢いよくスイングをするがボールはバットに当たらず空振りした。


(ストライク!)

 そして2球目内角低めに投げると打者は、打つがファウルとなり、3球目真ん中に投げると空振りした。



(ストライク!バッターアウト!)


 すると山本コーチがこう呟く。「いきなり3球三振とは、なかなかやるな…球速も139㌔で悪くない!」


 二人目の打者に初球投げると、打たれるがファウルとなった。


 2球目内角高めに投げると判定は、ボールになり3球目真ん中に投げると打たれるが一塁の佐藤が打ち取りアウトになった。


 そして3人目の打者も打たれるがキャッチャーフライでアウトとなり1回表が終わった。


 すると狩野選手がこう言ってくれた。


「いきなりすごいな!だいたい育成の投手は、先発なら3イニングまでぐらいだからな!このまま抑えていっきに二軍昇格かもな!」



「狩野選手.そう言ってくれてありがとうございます!でも油断せずに頑張りますので!」


 そして1回裏の僕たちの攻撃になった。



 1番サードの薬師寺(やくしじ)昨年二軍で3試合出場で1本の安打をマークした選手である。

 一方相手投手は、三木ライオンズのエース島山(しまやま)投手でMAX152㌔の豪速球を投げるのである!


 薬師寺は、初球フォークを打つが打球を詰まらせてしまいファーストゴロに打ち取られ、アウトになった!



 二番は、今日は、キャッチャーの狩野選手が打席に立ち、初球149㌔の直球をきれいに打ち返しヒットになった。


「すごいですね!狩野選手!」


 しかし以前狩野選手は、僕にひとつ話してくれたことがあった。


 僕は、本当かな?と少し疑いながら次の3番ライト楠瀬(くすのせ)選手の打席を見てみることにした。


 すると初球、島山投手は、変化球を投げようとしたはずが球が抜けてしまい、スローボールになってしまい絶好のチャンス!と僕は、思ったが楠瀬選手は空振りしてしまった。



 この育成選手の中で1番サード薬師寺選手、2番今日は、キャッチャーの狩野選手と4番ファーストの凡田(ぼんた)選手以外の選手は、守備と打撃がぜんぜんできていないことを教えてくれた。


(ストライク!)


 その次の内角高めのスライダーも空振りし、3球目のフォークも空振りしてしまいバッターアウトになってしまった。


 そして4番ファースト凡田選手が打席に立ち初球の直球を完璧にとらえるが、飛距離があと一歩届かずで判定はアウトになってしまい、スリーアウトチェンジとなってしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ