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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
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第5話 「いきなり実戦テスト ~前編~」

「そうなんだー 私も野球すごく好きだね!でもいきなりムリしすぎると体を壊すからまずは、体を慣らしていくことが大事だと思うよ!」


「確かにそうだな…ありがとうございます! 」


「いえいえ!今日の夜には、退院出来そうって主治医が言ってましたので退院後は、ムリせずに練習頑張ってくださいね! 」



「そう言ってくれてありがとうございます!分かりました! 」


 それから僕は、その夜になんとか無事に退院することが出来た。


 そして次の日、いきなり二軍の山本 正宣(まさのぶ)臨時コーチが僕ら育成選手をいきなりグラウンドに集合させてこう話す。



「一軍は、今日からペナントレースが開幕するが君たちは、今日独立リーグの三木ライオンズと試合をする。今季最初の昇格テストになる。一人でも多くの選手が昇格ほしいと僕は、望んでいるから是非頑張ってほしい 」


 僕は、手をあげて山本コーチにこう質問をした。


「あの、昇格テストって試合ですし、みんなの協力が必要だと思うのですが‥」



「確かにそうだね!だがどれだけ良いプレーができるかで決まるいわゆる実践テストだな!ルールは、実践テストなので6イニングのDH(指名打者制)は、なしで行う。球場は近くにある三木ライオンズの本拠地で行う! 」



 それから僕たちは、三木球場までバスで移動しそれから約1時間後、球場に到着した。



「うわぁ!なかなかキレイな球場だな! 」


 と言うと今季で3年目を迎える長渕(なかぶち)内野手が「大半負けるんだよな。独立リーグ相手に」とつぶやき始めた。


「長渕さん!なぜなんですか? 」


「そうだな!」


 すると山本コーチが「望月!一ついい忘れていたが今日先発だから!頼んだぞ!じゃスターティングオーダー組んでくるから」といきなり去っていった。


「え?先発(先発とは、一番最初に投げる役割のこと)ってそんなに僕スタミナがないよ」


 それから30分後いよいよ試合が始まる。



「狩野さん!いきなり先発任されたんですけど…大丈夫かな? 」

 すると狩野捕手がこうアドバイスをしてくれた。

「大丈夫ですよ!変に力入れすぎると勝てませんからね」


「そうなんですか。ありがとうございます!頑張ります! 」



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