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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
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第43話 ついに一軍との壮行試合 ~前編~

 いったいどんな試合が待ち受けているのでしょうか?



 僕は、一軍の中野監督がサンチェス選手を二軍に降格させる理由について納得がいかず西村監督が一軍の中野監督と話し合いをしたのだが中野監督の考えは非常に固く僕は、西村監督とサンチェス選手を守るために一軍の中野監督と直接話し合ったのですが上手くいかずそこで僕は、選手生命をかけて一軍と壮行試合を行うことになった。


 そしていよいよ試合当日を迎えた。


 すると原松さんが「西村監督から聞いたけど一軍に勝てなかったら選手辞めるって…私.怖いよ!」


「大丈夫だよ!必ず勝って西村監督とサンチェス選手を守るから安心して!!」





「でも.もし負けたらどうするんだよ!私は望月くんが無理しないか心配で仕方ないよ。私が選手じゃないから打席に立つことも出来ないし」


「大丈夫だよ!無理しないから!!監督にも注意されたので」


「そうなんだ~じゃ私から勝てるお守りをあげるよ」



「唯ちゃん.どこにあるのですか

 お守り?」


「目をつぶってくれるかな?このお守り光るからねっ!」


「そうなんですか!!分かりました。」

 そして僕は、原松さんに言われた通り目をつぶったのです。


 すると原松さんはいきなり僕のほっぺに軽くキスをしてくれたのです。


(チュッ!!)


「唯ちゃん!!お守りは?」


「これが私からのお守りだよ!興奮しちゃったかな?」


「別に…でも嬉しかった!ありがとう♪なんだか力が湧いてきたよ。」


「良かった♪努力も大事だけど心の疲れをとることも大切だからね!!」



「確かにそうだね…最近心は疲れていたからな。ありがとう!」


「興奮してくれたのなら素直に言ってね!!」


「だから、興奮はしてないよ!じゃそろそろ行こうか!!」


「そうだね!!いざ球場へ行くよ」


 いよいよ一軍との壮行試合を行うために球場へ向かう。


 そしていよいよ球場(神戸スタジアム)に着いたのですがかなりお客さんが集まっているのでオーナーさんに連絡をとってみた。


「もしもし!!望月ですがなぜ今日は一軍との壮行試合なのにお客さんがたくさん駆けつけておられるのですか?」


「あっ、話すのを忘れていて申し訳ない!望月くんが先発すると言うことだったので僕が昨日マスコミに公表してチケット代金は大人と子供場所問わずに100円(税込)で宣伝させてもらったら.たくさんのお客さんが前日に買ってくれて♪」





「何してるんですか!?公式戦じゃないんですよ!オーナーさん」


「それは分かっているけど、望月くんが先発する試合をファンの方に見せてあげたくてね!!だけど特にCS放送と地上波の民放局なんか2チャンネルも試合の模様を中継させてほしいって連絡があって嬉しかったから2チャンネルともに僕は、CS放送同様で条件が一つありまして中継してくれるなら試合終了まで徹底放送してなって言ったんだよ」


「試合終了までって…地上波は厳しいのではないですか? 」


「それが2チャンネルともありがとうございます!!って喜びながら帰って行ったよ 」


「そうなんですか!!ですが一軍との壮行試合で僕が僕が先発するからってそこまでしてもらわなくても」


「僕に出来ることは、これぐらいしかないからね。頑張ってください」


「本当にありがとうございます!!頑張ります」




 実況「いよいよ始まります。神戸ドリームベイスターズの緊急一軍対二軍の壮行試合がまもなく神戸スタジアムにて始まります。一軍の先発は、今季19登板6勝11敗.防御率4.05の石村です。一方対する二軍の先発は、もちろん話題の投手の望月がマウンドに上がります。一年目からプロ初セーブを挙げるなど今、人気が出つつあります。いったいどんな試合になるのでしょうか? 」


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