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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
40/120

第40話 マネージャーと2人きり? ~後編~

 するとお母さんが帰って来た。


「ただいま~遅くなってごめんね。今日は仕事がはかどったからスタッフさんと少し飲みにいったから」


「お帰りなさい!!そうなんだ~原松さんも来てるからね!!」


「あっ!遅くなってすいません…望月の母です!いつもお父さんと息子がお世話になっております!!」


「いえいえ!こちらこそいきなりすいません…」




 するとお母さんが「 もしかして彼女?」と聞いてきた。


 僕は少し顔を赤くしながらこう言った。「違うよ!!球団のマネージャーさんだよ!」



「そうなんだ!!原松さんゆっくりしていってくださいね!!」


「ありがとうございます!!それで話が少し戻ってしまうけど勝くん.プロ野球選手じゃなくなってから家でもお母さんと喧嘩することが増えて例えばお母さんが少し野球の話をしただけでその話をするのは辞めてくれ。イライラするからとか言うようになってそれから夫婦仲も悪くなって昨年お父さんは独立リーグ5年目でシーズン100試合に出場で打率.191本塁打11打点38と本塁打はともかく打率が2割をきってしまってそれから代打に回されてから近くの役所で女性と出会い特に訳もなく浮気してしまって…それからお母さんに数日後バレて離婚したんだ…」


「そうなんだ…野球の独立リーグで成績が出なくてイライラしたり落ち込むのは、分かるけど浮気はちょっとな…」


「ごめんね…こんな話ばかりしてしまって…」


「気にしなくていいよ!!よかったらベランダでキャッチボールしない?僕がボールとるから!」


「いいの!?でもせっかくの休みなんだから…」


「何か唯ちゃんにお礼したいなって思っていたから…捕る方は苦手だけど一緒に練習出来たらなって思うなら!!」


「ありがとう!じゃ少しだけベランダでキャッチボールしようか?♪」


 それから僕たちはベランダに出て準備をした。


 それから原松さんはボールを投げる準備をしたのです。


 僕は、「投げてみてくれますか?」と声をかけたのです。


(シュッ!!)


 すると原松さんがボールを投げボールは内角低めに勢い良く飛んできてなんとか僕は、キャッチ出来たが手が痛くなった のです。


「結構速いね!!ビックリだよ!!」






 そんなことないよ!!ただ私も選手になりたいなって思っていたからある程度の投球練習と打撃練習はたまにしていただけだよ」


 するとお母さんが出てきて原松さんに言った。


「今のストレートはは141㌔ってスピードガンに表記されましたよ!!凄いですね!!」


「そうなんですか!!なぜ望月さんの自宅には、スピードガンがあるのですか? 」



「うちのお父さん投手だから家でもベランダで練習したいって言い出して球団の方がプレゼントしてくれたんです」


「そうなんですか!!わざわざ計測までにしてくれてありがとうございます」


「お母さん、勝手にスピードガンで計測するなよ。まだ治っていないのだから」


「ごめんね!!でも141㌔って女性では豪速球だよ! 」


「確かにお母さんの言うように僕も思うね」


「そう言ってくれてありがとうございます!!」


 それから僕と原松さんは30球ぐらい練習を行い原松さんは泊まってくれたのです。

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