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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
37/120

第37話 僕がリーダーに? ~前編~

 僕は、二軍の福岡デビルファイターズ戦に先発し9回を投げて13奪三振無失点に抑え狩野捕手のホームランの1点のみでシアトルは1対0で僕は人生初の完封勝利になり、それから青山選手たちに僕がチームのみんなと一緒に強いチーム築き上げていると思える理由について話した。


 すると青山選手が「しかし、望月親子は凄いな!」と言った。

「そんなことないと思いますよ」


「でも確かに最下位だからこのまま諦めるのは簡単だけど僕たちがその分頑張っていつか強いチームに築き上げていけば優勝いや…日本一も夢じゃないですよね!!」


 するとセカンド(二塁手)の土山選手がやって来た。

「すごい感動しますね!!僕も青山選手と同じで悪い意味で燃え尽きていましたね…



 でも僕たちが頑張らないと余計にダメですよね…よし!望月!!頼んだっ!!」


「えっ?何がですか?土山選手!!」


「何がって…望月はこのチームのリーダーですからね!!青山選手?」


「そうだよ!!よい話と熱い魂について僕らに話しているんですから僕たちを引っ張ってください。リーダー!!」



「西村監督!!どうしたら良いのですか?リーダーって言われても…」


「僕は、良い意味で知らないよ!!リーダーは何でもかんでも監督に頼ってばかりじゃダメですからね!!あとは考えてみてください。では僕は、試合が終わったので先に失礼します♪」


「監督…分かりました!!みんなを今日から僕がチームを引っ張っていきますのでよろしくお願いいたします!」


 するとチーム一同が「よろしくお願いいたします!!」と言った。


 こうして僕は、なぜかチームのリーダーになってしまった。


 すると原松さんがやって来て「よかったですね!!リーダー♪私も引っ張ってね!!」と言った。


「何、言ってるんですか?恥ずかしいじゃないですか?」




「もしかして私に興味あるのかな?」


「違いますよ!!みんなの前で辞めてくださいよ!!」


 それから僕は、2ヵ月間チームのみんなと練習したり試合に先発登板し、12試合で8勝3敗と好投し二軍のリーグ戦は118試合40勝78敗で最下位と結果こそは今一歩だがチームワークは少しずつ良くなってきた。


 そしていよいよ気がつけば8月になった!


「すごく暑いですね!!監督!!」

「そうだな!!熱中症対策は、しっかりしておくように!!」


「はい!!分かりました! 」


「そう言えばたまには、休んだらどうかな早くも9勝しているんだから」


「ですが確かに今日から3日間は休みですけど、まだシーズンは終わっていないですし…」




「たまには家族とゆっくり過ごしたらどうかな?望月くんが知らないところでチームのみんなも最近心配してくれてるんだよ!!確かにまだ頑張ろうとしていない選手6人ほどいるが…」

「そうなんですか? 狩野捕手からは今年入団したばかりの上に他の選手と違って練習量が明らかに違うのだから体を休めないと肩を壊したりするよ。って言ってくれていましたが」



「口では言わないが特に青山選手は、一番頑張る気力がなかったはずなのに最近では僕に話しかけて来るときは約8割が望月くんの心配の話ばかりだよ!!あの投手、中学卒業で視かも部活も入ったことなくプロ入りしたと言うことは、僕ら見たいに練習量は十分ではないのじゃないですか?


 僕も高校野球の時とかプロ入りした当初は全力で練習していたけど久々に全力で練習したら体が悲鳴ひめいをあげそうだったよ…ってつぶやいていたけどな!!」

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