表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
35/90

第35話 熱い魂と夢の続き ~前編~

 僕は、二軍の福岡デビルファイターズ戦に先発し、ここまで2回を投げて1安打4奪三振無失点という内容で来て試合は2回裏神戸ドリームベイスターズの攻撃に入っていく。



 4番のファースト大原が打席に立ち初球内角低めのスライダーを空振りした。


(ストライク!)


 2球目外角低めのフォークを大原は打つがファーストゴロに倒れアウトになった。


「なかなかヒットが出ないな…」


 そして5番キャッチャー(捕手)の狩野選手が打席に立ち初球低めのストレートを真芯で(とら)え快音を響かせ


(カキーン!)


 打球はレフトスタンドまで飛んでいきボールがスタンドに入りホームランとなった。



「やった~ホームランだ!狩野、すごいよ!」


 すると狩野捕手がゆっくりホームに帰ってくると「望月が頑張ってるんだから僕も頑張らないとねっ!必ず、この試合勝って他の選手に僕と一緒に勢いをつけてあげようね!」と言ってくれた。



「狩野選手、ありがとうございます!僕も頑張ります!」


 その後僕は、8イニングまで投げ8安打13奪三振無失点に抑え、狩野捕手は5回に内野安打を放ち3打数2安打1打点と活躍した。試合は両チーム接戦で9回表2アウトまで1対0で進んだ。



 すると青山選手が「望月と狩野は、なんでしかも二軍の試合にここまで勝つことに力をいれてるんだろうね…」とつぶいたのが僕のの耳に入った。


「なぜ、僕たちがここまで勝つことに力を入れているか…それは確かにプロ野球だから勝つことも大事だと思うがその前に僕は、野球を楽しむ心と魂を持って全力でプレーしてるからいつも力をいれてるいるんです!」


「何、言ってるんだよ!試合は勝たなきゃ意味がないだろう…」


 そして僕は、次の打者に初球内角低めにストレートを投げるが判定はボールとなるが2球目ほぼ真ん中にストレートをなげると、ものすごい快音が鳴り響いた。


(カキーン!)


 打たれるが打球はセンター方向に飛んでいく。

 センターの青山選手は、また守備範囲に入るのにも関わらず捕ろうとしていなかったので僕は、青山選手に声をかけた!。「青山!捕るんだ!」

 すると青山選手は勢い良くボールに飛びつき力付くでキャッチした。


(アウト!ゲームセット!)


 試合は狩野捕手のホームランの1点で1対0で僕たち神戸ドリームベイスターズが勝ち僕は、人生初の完封勝利投手となった。


 すると西村監督が「やるな!まだ2試合目しかも先発初めてで完封勝利は、びっくりだ!打線の援護もぜんぜんなかったのに…」とかなりビックリした表情をした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ