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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
31/120

第31話 初めての先発登板 ~前編~

 僕は、オーナーからのプレゼントで初の一軍の試合に登板し3分の2イニング1安打無失点に抑えプロ初セーブをマークし、オーナーから直々正式契約の話を僕にしてくれて3年契約という大型契約で僕たちは新たなプロ野球生活に幕をあけた。それから2週間が経ち気がつけば6月になっていたのだ。


 そして僕が練習をしていたら西村監督が話しかけてきたのです。「望月!野手で毎日出場しているが43試合で打率.291 20打点とすごいね!相手チームもびっくりしてるよ!」


「そんなことないですよ!まだホームラン打てていませんし、投手としてはまだ二軍で1登板しかしてませんから」


「オーナーもあれから頑張ってるな!って前電話で言ってたよ!原松コーチ兼マネージャーも勝くんが残留が決まってからすごく働いているよ。あと明日久々に登板することになったから!」


「ありがとうございます!頑張ります!」


「しかも先発だぞ」


「先発って僕は、まだ変化球もまともに投げれないですし…スタミナもあまりないですから先発なんて」


「そんなこと言ってたらいつまで経っても先発出来ないし一軍に上がれないよ!がんばれ、負けるな!勝くんにはジャイロボールがあるんだから」


「西村監督、分かりました。頑張ります!」


 それから僕は、寮に帰り原松さんに明日の試合のことについて話した。

「よかったね!勝くん!初先発頑張ってね!ベンチから応援するからね!」


「ありがとう!頑張るよ!」


 そして次の日、試合当日になり僕は、他の選手より早く球場に来てランニングとストレッチをしたりしていた。


 すると狩野捕手が僕のところにやって来た。


「おっ!望月!今日は球場入りするの早いな~一軍初登板初セーブした時のようなピッチングが出来ると勝てると思うよ!」


「そうだな!お互い一軍昇格目指して頑張ろうな!」


「そうなんだ…でも頑張るぞ!」


 それから僕は、狩野捕手と準備運動と50球の投球練習を行いマウンドに向かっていた。


 すると西村監督がベンチに座り一言つぶやいた。「今日は勝てるぞ!」


 試合は1回表福岡デビルファイターズの攻撃で1番西岡を迎えた。打率.325 11盗塁のアベレージヒッターである。


 僕は、初球内角高めに勢い良くストレートを投げた。


(シュッ!)



「うん!そう言えば今日の対戦相手は福岡デビルファイターズだけど3番と4番打者が好調だからな」

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