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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
27/120

第27話 一軍初のマウンド ~前編~

 僕は、球団の都合で、自ら退団することを決めていた。


 すると原松コーチ兼マネージャーも球団(オーナー)が選手に対して冷たいからと私も辞めると言い出す。


 そして退団当日にいきなり一軍の監督から「今すぐ原松さんと神戸スタジアムに来てほしい」と電話があり僕と原松は神戸スタジアムに向かったのである。


「でもなぜ僕がいきなり一軍の公式戦に監督から呼ばれたのかな?」


「そりゃ、勝くんの実力が認められたからだと私は思うよ!」


「唯ちゃん!そう言ってくれてありがとう!」


 そして僕たちは神戸スタジアムに到着した。



 実況の音声→「神戸ドリームベイスターズ対京都ミルキーズ試合は、9回表1アウト京都ミルキーズの攻撃!8番ショート末松が打席にたちます!第1球投げました!」


(カキーン!)


 実況「打った~打球はフェンスに当たりヒット!一塁蹴って二塁へ!」



 一軍の中野監督が一言呟いた。「はぁ~二塁打か…こりゃピッチャー交代だけど抑えの藤村も今シーズンは15登板0勝6敗2セーブで防御率7.06かぁ。中継ぎも最近よく働いているし…どうしたら良いんだろうな」


 そして僕たちは神戸スタジアムに到着し.球場のベンチまでなんとか間に合った


 僕は球場のベンチまで走って向かった。


「監督!お待たせ致しました!望月勝(まさる)と言います!」


「来てくれてありがとう!さっそくマウンドに投げてほしい!」


「分かりました!」

 実況「なんとここでピッチャー交代のようです。ピッチャー川口に代わって.これは、今季0円契約で話題のルーキー望月投手の息子望月 勝投手がなんとマウンドに上がります!」


 すると藤村投手が監督にこう言った。「監督!なぜ俺じゃないのですか?抑えは俺じゃないですか!こんなルーキーに任せられませんよ!」



「確かに抑えは藤村だ!しかしここ最近5登板で4敗して1セーブも挙げれていない投手を任せるわけにはいかん!」


 アナウンス「ピッチャー変わりまして望月 勝」


「いよいよやって来た!一軍のマウンドにプロ最後の日が一軍のマウンドだなんてすごく最高だぜ」



 僕の前には、9番代打の山中が打席になった。「よし!これで確実に逆転勝ちだね!」


 僕は、初球足を思いっきりあげて勢いよく直球ど真ん中にボールを投げると打者は、空振りした。

(ストライク!)



「なんだ!この早い球は!!」

 実況 「ストライク!いきなり初球から球速150㌔が出ました!」


 僕は、2球目もストレートをインコース低めに投げると打者は、打球を打つが捉えることは出来ず判定はファウルになった。

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