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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
25/120

第25話 最後の登板に向けて ~前編~

 僕は、二軍に昇格を果たし原松さんと一緒に投球練習を行い「ジャイロナックル」という魔球を習得したのだが0円契約について上手くいかずお父さんも頑張ってくれたのだがプロ野球協会が認めてくれない都合で球団も現在赤字という状態もあり僕は、退団することを決意したのである。



「それで気になって西村監督に私は聞いてみたの…すると『本人にはあまり言わないほうがいいと思うけど望月くんは、簡単に言うと球団のために明日付けで退団することになったんだ」


「退団…そうなんですか…なら私も明日付けでこの球団のコーチ兼マネージャーを辞めさせていただきます」.



「なぜ辞めるのですか?信頼のあるコーチでありこの球団のマネージャーであるんだよ!」

「この球団は冷たいからです!一生懸命努力している選手に対して球団の赤字のこと直接ご本人に話すなんて(ひど)いです!確かにあとでご本人にはバレると思いますが同じ事情を話すにしてもあとで話したほうがいいと思いますよ!」


「確かに原松さんの言うようにそうだね」



「あとオーナーさんに言っておいてください!球団が赤字なんだったらオーナーさんご本人が自腹で望月くんの年俸出してあげたらよかったじゃないのですか?」



 って私、西村監督に話して明日で辞めることにしたの


「辞めるって…別に唯ちゃんは悪くないし問題ないのだから…」


 するとオーナーが「確かに自分は悪いことしたな…彼女の言うとおりだな!自分は努力している選手に対してかなり悪い対応をしてしまった…ウチのチームもあれから9連敗中だしな…5月下旬現在で58試合13勝42敗3引き分けで最下位で5位との差が早くも6ゲーム差だし…」とつぶやいた。



 それから僕たちは、最後の寮生活を楽しく暮らし、朝を迎えると僕が目を覚ますと原松さんが僕のとなりに寝ながらベタついていた。


「唯ちゃん?あの…近すぎるのですが」


「はい!もしまし望月ですが…どうしたのですか?いきなり朝早くから…」


「ごめんなさい…昼前になったらウォーミングアップしておいてください!今日は久々にデーゲームなので!」


「分かりました!西村監督ラスト試合頑張ります!」.

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