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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
14/120

第14話 「二軍デビュー ~後編~」

(ストライク!バッターアウト!)


 そしてスピードをスピードガンで確認すると145㌔と自己最速が出た。


 すると西村監督がつぶやいた。「よし!ジャイロボールも出て最速の145㌔も出て素晴らしいピッチングだ!」


 そして9番も代打の選手(川口)が打席にたった。



 僕は、初球少し低めにストレートを投げるが球が甘く入ってしまい勢い良く打たれてしまい打球は勢いよく伸びスタンドに入りホームランになってしまった。


「くそっ!球が甘く入ってしまった。そう簡単にはやっぱりストレートだけじゃ抑えられないよな…」


 これで試合は4対0になってしまった。



 そして次の打者は、初球内角低めにストレートを投げゴロに打ち取り2アウトになった。


 打順は、1番重松選手に戻り途中から守備についてそのまま打席にたつことになった。昨年一軍で43試合出場で打率.229、15盗塁も決め「未来の超俊足スター」とも言われている。



 僕は、初球ストレートを内角低めに投げると重松は、軽くバットに当たり打球はコロコロ転がっていきボールを自分で拾い全力で一塁に送球(投げる)が間に合わず判定は、セーフになってしまった。


「やっぱり一軍経験が豊富なだけ合っては足が早いなぁ」


 その後僕は、次の打者に真ん中にストレートを投げると球速は、144㌔と早いのだが



 また打たれてしまい走者に二塁まで走られてしまい2アウト2、3塁になってしまった。

 ここで監督が僕のマウンドのところに来た。

「今のプレーを見ていて僕は思うのですが望月!野球という世界を楽しんでませんよ」


「え?野球を楽しむって…でもピンチの場面ですよ!監督、ここは慎重に投げないと勝てないと思うのですが!?」


「確かに慎重になることも大事だけど、野球を今は楽しむ時だと思うよ!慎重になってばかりじゃ調子は上がらないし野球自体に苦痛な気持ちを与えてしまいダメになってしまう。だから今は結果も大切だけど、とにかく全力で思う存分楽しんでこい!」


「分かりました!監督!

 ありがとうございます!僕野球を楽しむことを忘れかけていました…頑張ります!」.



 そして西村監督は、ベンチに戻った。


 僕は、次の打者に初球ストレートを真ん中に全力でなげると打者は、打つが打球はあまり飛ばず転がっていきファーストゴロになりアウトでスリーアウトチェンジとなり、監督が「なかなかいい投球内容だった!」と誉めてくれた。

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