表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン1 ~前代未聞のPROFESSIONAL BASE
13/120

第13話 二軍デビュー ~前編~

 僕は、神戸ドリームベイスターズに育成契約で入団し約1週間後に支配下登録で二軍昇格を果たし二軍本拠地開幕戦にしかも野手で3番レフトでスタメン出場することになった。


 そして僕の名前がアナウンスされる。

(3番レフト 望月 背番号99)



 初球内角低めスライダーをスイングするが判定は、ファウルになった。


「いきなりキレのある変化球だったな」


 2球目バットを強く握り構え内角低めのストレートを僕は、振ることも出来なかった。


(ストライク!)


 3球目は、スライダーの外角高めでボールになりカウントは2ストライク、1ボールになった。



 4球目少し高めのカーブのボールを捉え打球は大きく飛んでいきホームランにはならなかったものの

 フェンスに当たり判定はヒットとなり僕は、2塁まで走りツーベースヒットになった。


 その後4番捕手の中原は、空振り三振となり得点には繋がらず僕は残塁する形となった。

 4球目少し高めのカーブのボールを捉え打球は大きく飛んでいきホームランにはならなかったものの

 フェンスに当たり判定はヒットとなり僕は、2塁まで走りツーベースヒットになった。


 その後4番捕手の中原は、空振り三振となり得点には繋がらず僕は残塁する形となった。



 その後試合は4回表まで進みさらに1点打たれてしまい3対0のまま試合は、4回裏になり僕の第2打席が回ってきた。



 初球少し内角高めのスライダーを僕は、フルスイングし打球を飛ばすが打球は、レフト方向に飛んで行きレフトの選手がボールをキャッチされたためレフトフライに倒れてしまいアウトになった。



 その後試合は、6回が終わり3対0のビハインド(負けている状態)のまま7回に入ろうとしている時にいきなり変なアナウンスが流れた。


 それはバッターからピッチャーへの守備位置交代のお知らせのアナウンスだった。



(ここでドリームベイスターズ守備の変更のお知らせを致します。望月選手がバッターからピッチャーに守備位置が変わります)


「いきなりですまない!ただブルペンの投手陣も調子が安定しないみたいで急遽登板になった。もちろんマウンドで30球程度の投球練習が出きるよう審判にも話しているから大丈夫だよ!」


「ですが監督!僕は、変化球が投げれませんし…自身がありません」


「そんなこと言ってたらいつまで経っても一軍いや…二軍のマウンドにすら上がれないぞ!打たれても良いから気にせず行ってこい!」

「監督!分かりました!」


「よし!頑張るぞ!」


 こうして僕は、いきなり野手から投手にポジション変更しマウンドに上がることになった。


 試合は、7回に入り相手チームの選手は、僕がマウンドにあがるとみんなで笑いながらこう言った。


「ドリームベイスターズ何考えてるんだろう!?相手は、元育成でしかも0円選手だよ!こりゃ今日は、圧勝だな♪」.



 打席には、8番代打で起用された小薮(こやぶ)選手が立ち僕は、初球スローボールを内角低めに投げると小薮は、打球をとらえるが少し左方向に切れてしまいファウルになってしまった。


 そして2球目僕は、高めのストレートを力一杯投げると打者は、空振りした。



(ストライク!)


「なんだ!この球?スピードは141㌔しか出ていないのにすごく早く感じたなぁ」


 3球目は、少し外角高めにボールを普通のストレートで外した。


 そして4球目僕は、真ん中に全力でストレートを投げた。すると打者は、振ることも出来ないまま判定はストライクになりバッターアウトになった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ