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【野球小説】ジャイロボール魂  作者: まっさー
シーズン2 ~激闘! DreamBASEBALL ~
109/120

第48話 下克上サバイバル ~前編~

 何とかリーグ最終戦で試合の途中でバットの破片が僕の心臓の辺りに当り病院に救急搬送されたが命に別状はなく入院となってしまったがチームは、名古屋ルーズドックスに勝ったためクライマックスシリーズ進出を決めた。


 果たして勝が不在でチームは勝ち上がって行くことは出来るのでしょうか?



 そして次の日僕のお父さんが選手全員を集めてクライマックスシリーズで首位の東京ランナーズに勝てなかったら球団が買い取れてしまうことを話してくれた。


 すると選手一人一人球団を守り抜くため気合いを入れる。


 狩野捕手がこう言った。


「勝くんがここまで一生懸命頑張ってくれたんだから僕たちが負けるわけにはいかない。確かに自分は決して鉄壁な守備やホームランをたくさん打てる訳でもないがチームみんなが持っている魂を一つにして戦うことが出来れば必ず勝てる。自分はそう思う!」




 すると山本投手が狩野にこう話す。


「狩野の言う通りだな!俺も今年はケガから復帰は出来たけど調子が安定しなくて22登板6勝9敗で終盤戦は勝に任せてしまったからな!」


「お互いまだまだ未熟者だけど頑張りましょうね!」


「はい!ケガに数年間苦しんだけどベテランの意地をクライマックスシリーズで出しきりますよ!」


 サンチェス選手はこう言った。



「自分も昨年助けてもらったり今年だったら毎回勝の気迫溢れる投球を目の前で見て自分もまだまだだなって思ったよ。元メジャーリーガーのパワーをクライマックスシリーズで見せてやる。 それで東京ランナーズに勝ってやるぞ!」


 それからドリームベイスターズの選手たちはいつも以上に一軍と二軍問わずに練習を行いクライマックスシリーズファイナルステージへ向けて頑張る。



 そしてクライマックスシリーズファーストステージが始まりリーグ2位の北海道チルドレンズと戦うことになり今日は土曜日と言うこともありデーゲームとなった。


 第1戦の先発は望月 守で9回毎回ランナーをヒットやフォアボールで背負うが9回投げて被安打9、8奪三振で無失点に抑え完封勝ちで、球数は142球と少し投げすぎてしまったが狩野のソロホームランで1対0で守は完封勝ちとなり初戦はドリームベイスターズが勝利を納めた。

 それを僕は、病院のテレビで観戦していた。


「とりあえず初戦は勝てて良かった!ファーストステージは2勝先取だから初戦を落としてしまうと厳しくなるからね。でもやっぱり自分がマウンドに上がれないのは悔しいなぁ。 狩野にお礼の連絡しておかないと…」


 そして僕は、狩野に電話をかけると繋がった。


「もしもし!僕だけど狩野ホームラン打ってくれてありがとう。」


「勝くん。ぜんぜん良いよ!お礼は僕の方だよ。ここまでチームを引っ張ってくれたんだから。 」




「そんなことないよ!」


「公式戦の時はホームランがあまり打てなくて悔しかったからクライマックスシリーズでホームランが打てて嬉しかったよ!明日も頑張るよ!」


 それから翌日ファーストステージ第2戦を迎えドリームベイスターズの先発は、昨年まで怪我の影響で臨時コーチをしていた。山本投手がマウンドに上がるが5回までにソロホームランを2本を含めて4点をとられてしまい西村監督は山本投手を諦め2番手に木村投手、7回に原松豪つよし投手が0点に抑えるが打線が沈黙してしまい0対4でファイナルステージ進出は第3戦に持ち越されることになった。



 翌日、リーグ2位の北海道チルドレンズと勝てばファイナルステージ進出がかかる1勝1敗で迎えたファーストステージ第3戦に昨日7回からマウンドに上がった原松 豪投手が先発し7回までに1失点で被安打(打たれたヒットの数)12 で球数は110球と少しペース的には早いものの8回に3番の原松唯選手が内野安打を打ち4番サンチェス選手が場外の逆転2ランホームランで逆転した。



 それから西村監督は投手交代を考えたが続投させることに決め8回9回ランナーを得点圏スコアリングポジションに進める。



 しかし最後の152球目の力のあるストレートで抑え2勝1敗でリーグ2位の北海道チルドレンズに勝ち越し、クライマックスシリーズファーストステージを制しファイナルステージ進出をドリームベイスターズは決めた。


 西村監督はすごく感動しながら選手建ちにこう言った。


「みんな良く頑張った!この3日間はチームが一丸になってまずはファーストステージを突破した。おとといと今日の勝ちは非常に大きいと僕は、思う。 まだまだ戦いはファイナルステージに続いていくが頑張ろう! 」

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