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10 領主


 再び領主さんのお屋敷へ。



 マクラとシジミはニケルちゃんのお部屋へ直行。


 私たちは応接室で領主さんと会談。


「モノカ殿、ぜひお力添えを」


 深々と頭を下げた領主さん。



 被害を受けた貴族たちを問い詰めても口が堅くて情報不足


 耳に入ってくるのは怪盗大活躍の噂ばかり


 このままではニケルが心配で心配で職務に差し障りが出るほど



「それでは私たちへの依頼は怪盗捕縛、ですか」


「いえ、今ネコ一匹捕まえることよりも、先々のことを考えるともっと大事なお願いが」

「つまりは、抜本的な警備体制の見直しが急務、かと」


 なんか、つい最近私も同じような事に頭を悩ませたような……



 領主さんからの依頼は探索クエスト。


 街の近くにある謎の遺跡の調査。


 そこに張られている結界は『絶対防御』


 結界の秘密が分かれば、


 屋敷全体とはいわず、せめてニケルの部屋だけでも『絶対防御』で完全な安全を。



 娘を想う気持ち、痛いほど分かる。


「承りました」


 がっちりと、握手。



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