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第六部

 三代目アロクカフによって奈落に堕とされた天の使いたちはいよいよ我慢できなくなっていた。


 奈落の王――キリゥに導かれ天界を断つための軍団が、堕ちた天の使いを武力に特化させた騎士――堕転士によって組み立てられる。


 淫らを束ねるウラルラル。

 叫びを束ねるォトウケレ。

 泣きを束ねるアッサルゥフ。

 散るを束ねるウトスリス。

 熱を束ねるアロトンネ。

 盲を束ねるノクロム。

 暴を束ねるウサールツ。

 疑いを束ねるゴルモアル。

 偽りを束ねるアィフケス。


 これらと王のキリゥを併せて、転の断り(キリテピゥト)と称した。

 また、盾を裂くもの。希望の剣とも呼ばれた。


 軍の旗には剣を表す正三角形を摸した紋様を描く。


 神に与えられ奪われた翼を真似て、偽物の翼を作った。

 一つ一つ羽根から丁寧に願いを込めて作ることで、神から得た翼と似たような力を得ることができた。


 過去に幾度か起きたフラィトラガイスの災害に便乗し作っていた奈落から地上へ続く道を完成させる。

 地上にいる人間を煽り、翼を与え、軍を大きくしていった。


 神の味方をする奈落と地上の人間は残らず殺す。


 天界の五人とそれ以外との大戦争が始まる。

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