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竜の異世界での過ごし方  作者: たろっと
異世界転生編
6/17

第6話 ようやくまともなご飯だね

一先ず異世界初の食べられるご飯です!

 パチパチ  パチパチパチ


炎によって木が燃える音が当たり一面に広がる

俺は、そんな炎をじっと真剣に見つめていた


・・・何故ならば


『グルゥ~グルゥ~グルルルル~(焼けろ~焼けろ~おいしく焼けろ~)』


念願の火を手に入れたため

あの兎モドキを料理する事にしたのだ

料理といっても簡単な丸焼きなのだがな


腹が減っては戦は出来ぬとは昔の人の言葉だがその通りだと俺は思う!

腹一杯になってからスキル上げを頑張ろう!


しかし、あの兎モドキは本当に手強かった。料理する瞬間、死ぬ気で暴れ始めたから

本気で吃驚した、まぁ死ぬと分かって暴れない奴はいないと思うけれど・・


「きゅうう~きゅう~きゅううぅ♪」


火を真剣に見つめながら歌う俺の横で

俺の真似をして楽しげに鳴くのはリスモドキの“ハーブ”である


どうやらハーブらしき植物が好物らしいため名前はハーブに決めたのだ

そんなハーブは鳴きながら一心不乱にハーブのような植物を口に溜め込んでいる


・・・・そんなに口に入れて大丈夫か?


パンパンになった頬袋をみて少々心配になった俺だったが


案の定、ハーブは


「ぶきゅ・・・・きゅぶ」


口の中の物が多すぎて、鳴けなくなっていた

・・・・やっぱ可愛い・・・


必死に口の中の物を飲み込もうと慌てるハーブを

兎モドキが焼けるまで観察する俺であった


・・・・・・数分後


『グルルルゥ~!!(上手に焼けました~!!)』


こんがり焼きあがったお肉に俺のテンションは最高潮だ

隣でハーブも無駄にテンションを高くして飛び跳ねている


俺はさっそく目の前のこんがりお肉に齧り付く

じわっと広がる肉本来の旨みともいえる美味しさが堪らない


先ほどのハーブのように一心不乱に齧り付く俺だったが

不意に隣から痛いほどの視線を感じ横を見る・・・・・すると


 キラキラキラ~


効果音を付けるならばこのような音だと思う程

期待に満ちた目で俺をジッと見つめるハーブがいた


お前さっきハーブたくさん食べただろ・・

・・・それにリスって肉食べるのか?


そんな考えが浮かびハーブから肉を遠ざける俺

その瞬間、ハーブの長い耳がペタッと伏せられ

丸く大きな目が潤みだす・・・・・


そんな姿を見せられて無理だと言えるか?

答えは・・・・・・否だっ!


俺は慌てて食べていた肉をハーブへ近づけた

その瞬間、落ち込んでいたハーブの姿が喜びに満ちたものに変わる

ふっさふさの尻尾を大きく振りながら有難うとでもいうように

俺の足元に擦り寄ってくるハーブ・・


・・・・さすがアニマルセラピー・・癒される

まぁ、その癒しの代償は俺の肉なのだが・・・


もきゅもきゅと今度は肉を頬張るハーブを観察していた俺だったが


  ピコーン


 【新しいスキルを取得しました】


突然のアナウンス音に固まってしまった

そして一泊置いてから慌ててステータスを見ると・・


  ○ 観察眼Lv0←NEW


・・・・・なんだコレ?・・・


観察・・とついているからハーブを観察してたから取得出来たのか?


一先ず、スキルの内容が分からなかったため

ステータスからスキル内容なるものを読んでみる・・


  ○観察眼Lv0

  効果:相手のステータス情報を読み取る事が出来る


『グルゥ・・・ルゥ(なんか・・・微妙)』


今の話し相手がハーブしかいない状況で

こんなスキル手に入れてもなぁー


溜息を吐きつつスキルを使用する


・・・・・・・・・・しかし


『グル?(あれ?)』


何も起こらない・・・・


・・・・幾ら待ってみても何も起こらなかった


『グルルルゥウ(そっか読み取る相手が居なくては駄目なんだ)』


重要な事に気づいた俺は早速

俺の足元でお肉を頬張るハーブに対してスキルを使った


・・・・・・その結果



・・・・・【ステータス】・・・・・

  〈name〉ハーブ

  〈種族〉カーバンクル

  〈加護〉《弱者の生きる知恵》

     効果: ??? (スキルLvが低く読み取れません)

      《逃走者》

     効果: ??? (スキルLvが低く読み取れません)

      《宝珠を守護する者》

     効果: ??? (スキルLvが低く読み取れません)


     【スキル】


   ○ ジャンプLV10

   ○ ダッシュLv5

   ○ ??? (スキルLvが低く読み取れません)

   ○ ??? (スキルLvが低く読み取れません)

   ○ ??? (スキルLvが低く読み取れません)

   ○ ??? (スキルLvが低く読み取れません)


・・・・・・・うん・・・殆ど分からないや・・


まぁ、Lv0だもんな

俺は開き直るとスキルを終了した

ちなみにスキルを使う時は使いたいスキルを考えるだけでいいみたいだ

とっても便利である


俺は、肉を頬張っているハーブをジッと見つめた

ハーブはどうかしたの?といいたげに首を傾げている


俺はハーブのそんな姿を見て

いつか絶対、ハーブのスキルと加護の秘密を暴くと心に決めた!



・・・・そう、その時は、その秘密に辿りつくまでいかに大変なのか

      そんな事は全く知る由もなく心に決めていた俺だった。



・・・・・・・あっ、因みに今、ハーブ見てたら観察眼のLv上がったよ


  ○観察眼Lv1←レベルアップ







深い深い森の中で黒竜とカーバンクルが仲良く食事をしている姿が在った

その姿は何とも無邪気で微笑ましく感じるモノがある

しかし彼らは、まだ知らない、この時彼らの居る深い森から

いくつもの山や谷を越えたある場所で

のちに彼らの運命を変える事が確かに起こっていることを

次回は冒険者様のお話になる筈です!

また、スキル上げの話が入れれず、すみません!


 主人公のステータス


 〈name〉ユーヤ

 〈種族〉黒竜

 〈加護〉《異世界の転生者への慈悲》

     効果:戦闘時、罪悪感を減少させる

     《竜神の加護》

     効果:約30%の確立で相手の攻撃を防ぎダメージを相手に跳ね返す   


    【スキル】


 ○ 噛み付くLv3

 ○ ダッシュLv5

 ○ 引っ掻くLv2

 ○ 飛行Lv0

 ○ 観察眼Lv1

 ○ 守護者の決意Lv1


主人公をそろそろ強く出来るように頑張りますww

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