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竜の異世界での過ごし方  作者: たろっと
異世界転生編
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第1話 転生した・・・のか?

突然だが、皆は転生とは、どういうものだと御思いだろうか?


よくある物語のように、女神や神様が出てきて

次に生まれる世界の事を丁寧に話してくれる事などと考えた方は

一言言って、夢の見すぎである!


何故なら・・


この俺、香川優弥(かがわゆうや)の転生は

突然の暗闇から始まっていたからである。


『(はぁ?何だコレ!俺死んだよな!間違いなく!なんで真っ暗なの!?)』


軽くパニックになりながら、自分が死んだ際の記憶を漁るものの

間違いなく死んだ筈だ・・・・そう俺は、死んだのである


この俺の最後は、車に轢かれそうになったネコを助けて逆に轢かれた・・・・・訳でわなく

神様の不手際で突然死んでしまった・・・・・訳でもない


ただ、単純に病死である。


しかし、単純に病死と言っても病死と言うものは

衰弱した姿を周り見せる事になり、より周りを悲しませる

何とも酷な死に方だと俺は思っている。


俺は、その病気を患うまでは、元気に大学生として

日常を過ごしていたものだった。


大学生らしく勉強に勤しんでみたり

毎日、友達と馬鹿みたいに遊んでみたりと

ただ普通の大学生だった。


しかし、とある難病を患った後は

まともに病室のベッドから動けず

家族や友人達を悲しませながら

苦しみながら死んで行ったのを

うろ覚えながら覚えている


そして、ふと意識を失ったと思った瞬間

居たのがこの暗闇の中である。


『(えっ?マジ俺何かした?絶対天国じゃないだろうし、まさかの地獄なのか?)』


神様・・・・俺何かしましたか?と

内心半泣きで神様に尋ねるものの

そんな答えに返事が返ってくることは勿論無い


『(一先ず、動いてみるか)』


開き直った俺は適当に手を動かしてみると


   コツン・・・・・と何かにぶつかる


『(お!何か当たったぞ!)』


俺は暗闇の中で何かに触れる事が出来た事実に嬉しくなり

ジタバタと適当に暴れてみる。


   ピシっ!  ピシピシっ!


何か固いものが割れる音が聞こえてくる


『(ん?何か割れてるぞ?)』


俺は何だか楽しくなって

暗闇の中、夢中になって何かを割る


・・・・そして


  パキンッ!!


より大きな音が響き、目には痛い光が差し込んだ

俺はその光に向かって暗闇から這い出る・・


暫しの間、あまりの眩しさに目が開けられなかったが

少しすると漸く慣れてきたので

恐る恐る、目を開く・・・すると


目に大きく写りこんできたのは

驚く程、綺麗な緑の星が空一面に広がる絶景と

そんな空の真ん中に堂々と浮かぶ青い月だった。

今までの眩しさはこの月の明かりのせいだった様だが


『グルルルルゥ!?(は!?なんで月が青いんだ!)』


普通では在り得ない月の色に思わず

叫んでしまった・・・・・しかし


『グウウウッ?(えっ?グルルル?)』


不自然な声に俺は思わず

自分の体を慌てて見回す。


すると本来5本の柔らかい手は鋭く何でも切り裂けそうな爪と皮が

びっしりと黒い鱗に覆われて付いていた

そして、背中にはまだ小さいものの

確かにカッコいい漆黒の翼が生えており

頭は見えないものの、この姿を総合してみると

思い浮かぶのは


あのすべてのファンタジーの夢

火を吹き・空を飛び・何より強く

子供の頃なら一度は誰しも夢に見た生き物


 ドラゴン・・であった


俺はもう一度後ろを覗く

後ろでは黒い鱗に覆われた尻尾がペシペシと地面と叩いている

俺は一度、前を向いて深く深呼吸をしてから


『ギャアアアアォォォォ!!!!(何だこれぇぇぇぇ!!!!)』


大きく悲鳴を上げるように叫んだのだった・・







・・・・・・とある山奥の夜

    頂上付近で大きな雄たけびが響いた

    青い月の明かりを全身に浴びながら

    咆哮を上げるその生き物は

    漆黒の鱗に全身を覆われ

    赤い目を爛々を光らせる

    まだ子供の黒竜であった。

    黒竜はまるで自分の存在を世界に

    知らしめるかのように大きく咆哮を上げた

    その堂々とした姿は正しく

    伝説の生き物に相応しいものであった


  ・・・・・・しかし

   その咆哮が戸惑いから来ていた

   だけであった事は誰も知らない



 そして、まだ幼い黒竜がのちに

 英雄と呼ばれる者と出会い

 伝説として伝えられてゆくと事は

 黒竜はおろか、神や女神といった類の者達も

 まだ、知らない事であった。


ゆったりまったりと進めて行きますので

宜しくお願いします!

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