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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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作者の叫び

鏡

作者: 如月 透羽
掲載日:2026/08/10

ある日突然、私の世界は色が変わった。

今まで水色だったはずのものが濃い青になった。


寂しいとは思わなかった。

私の瞳は、色彩を本当に周囲と同じように映しているのだろうか。


私は幼いころから今まで、泣いてばかりだ。

友達には仲間はずれを受け、家族に泣きついていた。


そんな日々は、爆音と共に崩れていった。


いつからか、正確には覚えていない。

確か、小学の3年か4年の頃だろうか。


僕は親に暴力を受けた。

友達も、相談できる人も、私にはいなかった。


その時に思った。

人というのは、ここまで狂えるのか、と。


僕には今弟がいる。

暴力が始まる少し前に、弟は生まれた。


弟は猿だった。

気に食わないことがあればぎゃんぎゃん喚く、猿。


猿に失礼かもしれない。

そう思えるほど、弟は酷かった。


泣いたら叩かれた。

弟は叩かれなかった。


幼い……というには少し歳を取りすぎた頃の僕は思った。

どうして弟だけ、と。


弟は優遇されていた。

私のクリスマスプレゼントは本以外なかった。

弟は何でも好きなものを買ってもらえた。


羨ましかった。

男に生まれたかった。


自分はどうして女なんかに生まれたんだ。

自分として生まれたことを憎んだ。


名前も被る。

年齢差の大きい弟がいる。

暴力をする親もいる。

挙げ句の果てに、友達はいじめっ子に取られた。


そんな人生はもう、いらなかった。

自殺未遂を犯した。


周りが必死で止めるのを見るのが楽しくなった。

大嫌いな学校、大嫌いな先生、大嫌いなアイツら。


その全てに迷惑をかけたかった。

それから僕は、1週間に1回は学校で自殺未遂を犯した。


それが1年は続いた。


生きろと言われた。

いじめを訴えてもいじめじゃないと言われた。


もし何かが違えば、私は楽しく生きられただろうか。

何が違えばよかったんだ。


今、私は受験生になった。

煩い家に、帰りたくない。


助けなんかいらない。

私はただ、


死にたいと願った。

一人称変わるのは作風みたいなもんなんで許してください。

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