第七十八話:いきなりの展開についていけない
語り:レヴァイ
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突然こちら側からする声
今まで聞いたことがない声でござった
それは、予想しなかった場所から聞こえた
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【お主のような騎士など、ごめんだ】
なんだ?なんでござるか??
この辺りから声が聞こえたが・・・誰が喋った?
周りを見ても、全員キョロキョロしている。
トロア殿たちも・・・と?レクス殿だけ普通?
そして、表情の掴めぬラウニィ殿が後ろを見上げながら言った。
「・・・うん。今しゃべったの、あなた?」
それは・・・レクス殿のメイル?
【さよう。先ほどから耳障りな台詞が聞こえててな。少々不愉快になっていたので会話に参加させていただいた】
「「「なっ!!?」」」
メイルから声が!誰か乗ってる・・・というわけでもなく!?
その声に劇的に反応する陣営があった。
「まてまて!まさか・・・このメイルは『聖武具霊』が宿っているのか!?」
メレディア騎士が驚いた表情のまま言う。聖武具霊?
「・・・うん。これは予想できなかった」
ラウニィ殿も、拙者が見てわかるくらい驚いておったでござるな。
「・・・うそだろ?まさか『最後の聖武具霊』がこの地に現れたのか?」
アジール騎士団長が唖然とした顔をしてるでござる。
そして対戦相手の無礼男はというと、
「・・・嘘だろ?まさか、すでに騎士がいるのか?それが、自分の対戦相手?剣の無い国から来た男がリッターの騎士??」
すごく同様してる。
【少なくとも、他者を見下した発言ばかりするお主を騎士とする可能性はないな】
はっきりとメイルから声が聞こえた。拒絶の声が。
「・・・はぁ。いきなり声だすなよ、こっちがびっくりした」
そう言ってレクス殿がため息と共に言う。なんか殺気が消えてるでござるな。
【あのまま戦っても怒りに任せて戦いそうであったからな。それは我の望むものではない】
「否定はできないね」
【レクスよ。相手は言動こそ不愉快だが、実力だけは確かだ。なので、こちらも全力でいくとする】
「ちょっとまて」
そう言うと、驚いた顔でメイルを見上げる。
「それは・・・いいのか?」
【構わぬ。この対戦は、今後の君にも影響を与えれそうだ。是非もない】
「・・・わかった」
そう言うと、レクス殿はメイルに搭乗を開始した。
「・・・聖武具霊が選んだ騎士、お手並み拝見させていただく!」
アンキセスとやらも、メイルに搭乗する。
「・・・あ、レクスくん!武器は!?」
メレディア騎士が慌てて呼び止める。
しかし、帰ってきた答えは意外なものであったでござる。
『全力でやる以上不要です』
どういうことでござるか・・?
「・・・いよいよ見れるのか」
トロア殿が真剣な表情で見つめる。
他の3人も興味がある顔で見ているが、彼だけ違った雰囲気でござるな。
「トロア殿、なにかご存知で?」
「・・・俺が君と出会う前、一度あいつとあっているんだ。その時に別の依頼を一緒にしていてね。
そして俺は見ていないんだが、レクスのメイルがとんでもないことをしていたんだ」
「とんでもないこと・・・とは?」
「・・・その場を見た依頼人が言うには『数十体のメイルを数分で殲滅』したそうだ」
「!?」
それは・・・普通に考えて不可能では?余程相手が弱ければ別かもしれぬが・・・。
そして、彼が続けて何かを言おうとした時でござった。
「まあ・・・色々とあるが、とりあえず模擬戦最終戦を開始する!」
そう、アジール騎士団長が先制する。
そして、それはその直後に起こった。
【『神衣起動』】
2つの声が聞こえ
目の前のメイルの肩装甲が変形し
頭部バイザーが上に上がった後、2つの目が灯る。
そして、両腕の小手から「光の剣」が出現したのでござった。
・・・何がどうなってる一体!?
予想より短くなってしまった
けど、次話と統合する余裕がないのでそのまま投稿。




