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Connected Stories ~繋がる物語~  作者: requto
第4章 魔獣・神狼
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第六十二話:追跡開始

語り:トロア


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

情報が来た

来たのはいいけど予想外の内容

なんてこったい

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

俺たちは、ファルサラをでて「東」側に進んでから北に進んだ。

というのも、北の方で小国同士の小競り合いがあるという話を聞いたからである。

さすがに、戦争に巻き込まれるつもりはなかったので。


そうして進んだ先、ちょうど今いる地方で小型中型魔獣の大量発生があったので対処していた。

もちろん俺たちだけではなく、この地に来ていたバウンサー達と共同作業である。


『トロア。とりあえず、このあたりの掃討は終わったって偵察してたやつが』

そう言って1機のメイルが近づいてくる。レイのメイルだ。

「了解した。他のところから連絡は?」

『ちょっと待て・・・大丈夫だ。ほぼ掃討完了した。あとは、西の山間部に少数いるみたいだが許容範囲内とのこと』

ふう・・・偵察要員は組合から派遣されている人物。その人物が許容範囲内ということは、生態系の壊れないライン辺りまで落ち着いたという事だろう。

「なら、これで依頼完了となるかな?街に戻ろうか」

『了解、連絡員からも街への帰還許可がでた。一緒に来てたやつらにも伝えておく』

そう言って離れていき、別の場所にいたメイル達に指示を出していった。

それなりに一緒にいた奴らでもあるし・・・それ以上にレイの成長が伺える。

まあ、旅団時代からこういう指示する場面では頭角表してたし・・・妥当かな?

そんなことを考えてると、レイが戻ってきた。

『指示出し終わり。俺たちも撤収しようぜ』

「了解した」

そう言って、街に向けての移動を開始する。


街が見えてくると、壁の上で手を振ってる女性がいた。

誰だ・・・思ったらエリアさんだった。

『おー。出迎えご苦労』

「おーい!トロア!情報来たよー!」

『出迎えってわけじゃなかったか・・・って、情報ってもしかして!』

『ああ・・・あいつの情報かもしれない。急ごう』

そう言って2人そろってメイルを走らせる。一緒にいた奴らはなんだと思いつつもゆっくり戻ってくるようだったが。


待機場所に止め、メイルから降りるとすぐそばにエリアさんが来ていた。

「おつかれさまー!2人とも無事みたいだね」

「おう、ただいま。まあ、一緒にいた奴らも優秀だったからな。小型中型に苦戦するような奴らじゃなかったよ」

「それはよかった。で、情報情報」

「ああ、レクスのことが何かわかったんですか?」

そう言うと、エリアさんが一枚の紙を取り出した。

「私もまだ見てないんだけどね。で、情報の出どころだけど・・・って・・・はい!?」

いきなり眼を見開いで大声上げた。

「なんだなんだ?普段のレイみたいな表情して」

「いや、俺いつもはしてないだろ?・・・で、なんて書いてるんだ?」

「・・・情報が来たのは組合の支部長から」

「どこの?」

「・・・コンシュ地方」

「「えっ?」」

・・・聞き間違いか?そこは確か戦争してる小国のそばの場所だったと思うんだが。

すると、エリアさんが紙を見えるようんこちらに突き出してくる。


報告:件のメイルと思えるものがコンシュ地方に2か月ほど前おりました 元コンシュ地方バウンサー組合代表


・・・マジかよ。

「あー・・・つまりなんだ?俺たちが北に進んでたらもしかしたら会えてたかもしれない期間、そこにいたと?」

「・・・そういう事みたいだね」

なんてこった・・・。

そんなことを思ってると、ライヤーが紙を手に走ってきた。

「あ、ここに集まってましたか。まずはお二人さん、討伐依頼おつかれさまでしたね」

「ああ・・・ありがとう」

「おう・・・ありがとうな」

「?どうしました、元気がない。エリアさんとすれ違いで組合所言ったら連絡があったので慌てて持ってきましたのに」

「・・・それって、これとは違う内容?」

そう言ってエリアさんが先ほどの恰好のまま180度回転して、件の紙をライヤーに見せる。

彼はそこに視線を向けて、眼を見開いた・・・後、うなだれた。

「・・・まさか出会えたかもしれなかったとは。なるほど、それでその状態なのですね」

そう言って、彼は自分の持ってきた紙を確認して・・・大きなため息をついた。

「どうやらその情報は間違いないようです。こちらを」

そう言って紙をエリアさんと同じように見せてきた。


報告:剣を持ったメイル レニナカン地方の山間部を北に移動したもよう レニナカン所属レックス


レニナカンは、コンシュ地方のさらに北にある場所だ。

確か規模は中規模の国で、この大陸でも有数の大きさの湖のある場所だな。

「・・・マジかよ。けど、これでレクスの行先は予想できたな」

レイが若干呆れたような表情をしている。だが、彼の言う通り行先の予想はできた。

「そうだね・・・レニナカンの山間部は、私たちのいる地方でも見れるあの山だ。つまり・・・」

「レクス君の進んだ方角は北。つまり港町へ向かっていると」

それがわかっただけでも大収穫だ。


「とりあえず、組合に行こう。完全に依頼達成の確認が取れたら、進路は港町に一直線とする」

「了解だ。そっちはお前とエリアに任せる。俺はいつでもメイルを収納できるように準備を始めておく」

「では、わたくしは街に行って必需品の買い出しを。出発に明日一日取るとしますので、買ってきたもの以外にありましたら明日補充しましょう」

そう言って、レイとライヤーが行動を開始する。

「ではエリアさん、俺たちも報告と確認に行きましょう」

「オッケーだよ。完了報告終わったら一足先に宿に戻って退去手続き始めとこうか?」

「そうだな。なら俺は自分の荷物の整理を始めておこう。そうしておけば明日買い出しをライヤーと交代できるし、場合によってはレイの手伝いに回れる」

そう言いながら、2人で組合所に向かうのであった。


手続きは問題なく進み、討伐依頼は完了とのこと。

そのまま宿にいって荷物整理。


目指すは北。

港町ラスティアートだ!


これにて、この章も完了となります。


次回は「章自体が閑話」みたいなものなので短いです。

さくりと投稿しようと思っておりますが・・・


現在、続きの投稿をどうしようか悩んでます。

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