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Connected Stories ~繋がる物語~  作者: requto
1章 黒と蒼
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第二十話:再会の親友

語り:レヴァイ


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

あいつとは親友だった

一緒に競い合い、時には協力しあい

義兄弟と言っても過言ではなかった

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

「・・・そうか。追手が来たんだな」

契約者、キール男爵が天井を見上げながらつぶやいた。

「そして、お前が・・・か。お前のことを思っての行動だったが・・・私の暴走でしかなったのかもな」

今、拙者の隣にいる人物に視線を向けた。

アッシュ。男爵の1人息子。前回の襲撃時、拙者の追手に情報を渡した男。

誘拐しようとした女性に片思いをしているが、自分でつかんだ結果ならどちらになっても後悔しないと言い、事件のすべてを知っていることと父親に自首を進めにきた。

ちょうど、次のことを話し合っていた時だった。


「わかった・・・自首しよう。すでに死者を出している以上、この男爵家もおしまいだな」

「父上・・・私もご一緒します」

「いや、お前はいい。今回の計画のすべてはわしが計画したもの。実行者に指示をしたのもな。

まあ・・・あいつらはお前がこの部屋に入ってきた瞬間に逃走したようだが」

「・・・追いましょうか?」

「いや、自首するときに彼らとの契約書をもっていく。そこに彼らが所属している組織の情報が少し載っているからな。・・・この国の警備隊は優秀だ。その情報からでも特定してくれるだろう。それに君は別のことをやらないといけないのだろう?」

確かに。あいつとの決闘場所を探さないと・・・。この国に邪魔にならない、また邪魔の入らない場所を。


「君のことは、詳しい情報を伝えない。器物破損があるが・・・まあ、わしの指示だしな。なんとか誤魔化そう」

「いいのか?」

「いいさ。それに・・・君は2件目から協力してくれてたが、その時の忠告を無視して指示をだしたのもあるからな」

「・・・ちょっと待ってください。彼の協力は2件目からだったのですか?」

ああ・・・拙者がメイル乗りとしか知らなければわからないか。


「彼はとある国にある密偵としての訓練を積んだ人物だ。潜入ルートの調査などをしてもらったんだ。結果として2件目は侵入ルートが見つかり、メイルの出番はなかったのだが・・・後はそう上手くいかなかった。厳しそうだから目的の人物のいる部屋のそばにある外壁を破壊して侵入するという荒っぽい方法になった・・・というのは建前でね。余計な死人を出さないためだ」

「ルートを調べたら、どうしても陽動が必要だというのはわかったのだが・・・一部に関してはそれでも人を遠ざけることが難しいとわかった。気づかれずに危害を加えることはできる・・・とは思うのだが、実行者たちができるかどうか不透明だった。それ故、強硬策にでることにした」

「・・・なるほど」

これは・・・なにか気づかれたかな。まあ、仕方がない。彼は優秀らしいし。


「それで・・・やはり、レヴァイ殿は彼との決闘をすると?メイルを渡せばそれも回避できるだろうに・・・それに・・・」

「わかっております。彼は・・・拙者の親友だ。戦いたくないという気持ちもある」

だが・・・

「それでも・・・彼と全力で戦う機会ができたのなら、やる。最終試験の時の結果、それの真実を証明するために」

そう。拙者があいつよりメイル乗りとして優秀だと証明するために。

それ以外の試験結果はオレのほうが上だった。わずかの差ではあったがそれでも勝っていた。

なのに、最後のメイルでの試験。

その結果だけで拙者は不合格にされた。

納得ができない。

だから・・・あいつと・・・




そうして、キール男爵が自首をしたその日


拙者は、そちらに目が向いているのを利用して街を抜け出し、場所を探した。


幸いというか、場所はすぐに見つけれた。

交易路から少しずれており、山間の近くにあるくぼみになった平地。

まわりに障害となるものも何もない。純粋にメイル乗りとしての腕だけで決着をつけれそうだ。


そして、あいつに場所を指定した地図を送った。

返信はすぐにきた。

ちょうど、相手側の男爵がやとったバウンサーがそこそこ有名なところに所属していたそうで、立会人を名乗り出てくれた。

もちろん、了承した。第三者がいないと結果が正当にならないし、一般人を立会人にするのはどうかと思っていたから。




約束の日、あいつはきた。

蒼いメイル、蒼影が歩いてくるのを静かに眺めていた。

立会人となるバウンサー達はそれより先に来ていた。自己紹介もしてくれた。3人。

驚いたよ。銀の双刃に所属してと聞いたときは。有名どころではないだろう。

ちなみに、今は4人で活動していると聞いた。

来てない人物は・・・寝ていると。全員目が笑ってなかったのがとても印象に残った。


最後に、彼らのような人物たちと会えたのはよかったのかもしれないな。



そして、お互い射程圏内一歩前で立ち止まって対峙する。


『きたよ、レヴァイ』

『決闘を受けてくれて感謝する。お前の心情的には・・・受ける理由が低いだろうに』

『君の立場で考えてみた。やはり・・・試験の結果に納得できていないんだね』

『ああ・・・。これが他の試験でも結果が示してくれたうえでなら納得はできた』

『・・・君の不合格になった理由は、後になって上位者たちに教えてもらったよ』

『それを先に聞くわけにはいかない』

『そうか・・・ならば、この決闘でそれを教えるしかないみたいだ』

『そうだな。それが拙者の納得できる理由なら、途中で決闘を中止しても構わないと宣言しておこう』


「その宣言、立会人としてトロアが確認したこと証言する」

そう言って男性の1人が名乗り上げてくれた。


『その宣言を受け、オレ、ユーシスは決闘において全力をだして相対することを宣言する。受ける理由が低いだとか関係ない。全力でだ』

「その宣言、立会人としてエリアが確認したこと証言します」

そう言って女性が名乗りを上げてくれた。


「事前確認したように、両名から決闘においての宣言を受けたこと、ライヤーが証言いたします。同時に前準備の完了を」

最後に一人が名乗り上げ、我が組織で決められていた決闘の形式が整ったことを伝えてくれた。


『立会人の方々、感謝する』

『では、3名は充分な位置まで下がってください』


そうして、3人は離れて行った。


それを確認しつつ、拙者は武器を準備する。右手に短銃、左手に巨大クナイ。

あいつも準備する。装備は同じ。短銃の属性が違うくらいだったか。


そして・・・定位置まで移動したのを確認し


拙者達は


同時に一歩踏み出し



どちらかが「死ぬ」ことによる結果しかない「決闘死合」を開始する。

前話の内容、修正しながら投稿してたから記憶違いの点がありそう。


後で読み直して、修正入れるとします。


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