表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Connected Stories ~繋がる物語~  作者: requto
1章 黒と蒼
19/186

第十六話:依頼人と面会

語り:トロア


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

目的地到着なんだが

予想以上に広い街に家

ここを護衛対象付きで守れと?

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

ファルサラの交易都市バレン。

この大陸で一番の大国であることもあって交易都市もとんでもなく広い。

ぶっちゃけ、先の依頼で受けた国で言うなら王都と同じくらい・・・って描写なかったからわからんよな。

複数の貴族がそれぞれ役割分担を行うことによって都市機能が回っているのがここ。

一貴族だけで回そうと思っても街の全部を見ることは不可能じゃないかってくらい広い。

メイルが3機くらい横に並んで通れる大通りに加えて幾重にも張り巡らされているメイルが通れるくらいの道。

それに合わせて人だけが通れるくらいの道もある。


「こんなところで起きた事件の調査受付したのが4人パーティーとか、正気じゃないよな」

依頼を受けた張本人がなにか言っとる。

「いえ、追加調査したところ複数の貴族がそれぞれバウンサーに依頼しているようですよ」

さすが情報収集を担当していただけある。

「さすがに4人で受けたのはうちだけだったけどね」

一緒に調査してきたのか、ため息とともにエリアが一言。

「で、俺らの受けた依頼人の家がここ・・・というわけか」

そんな目の前にあるのは


この街で一番大きな屋敷であった。本当に正気じゃないな。



「よく依頼を受けてくれた。私はこの屋敷の主、ラークという。よろしく頼むよ」

そういって笑顔で迎えてくれたのは、ここの主である男爵様。

ちなみに、この街を管理している貴族は全員男爵である。

この国の発展の理由故なのか、メイルによる魔獣被害を担当する騎士団を所持している貴族じゃないと子爵以上になれないそうだ。

といっても、他の国でいくなら子爵くらいの財力や権力は持っているようだ。爵位についてよくわからなくなりそうな国である。


「笑顔で迎えていただいた上で聞くのもなんですが、4人来ただけについてはどう思いますか?」

エリアさん、ぶっちゃけた。まあ、依頼人が気にしてるのかどうか不安材料の一番上案件だろうからなぁ・・・。

「問題ない。組合から渡された資料を見たところ我々も知っている旅団に所属していたそうじゃないか。そこで培った能力をふんだんに使っていただけるようなら大丈夫であろうと思っている。・・・他の男爵は人数を目安に選んだようだがね」

「ありがとうございます。では、その期待に応えるためにも、もう少し詳しい内容を聞きたいです」

「わかった。依頼表には載せていない情報をまず優先的に伝えることにしよう」

依頼表に載せていない情報?


「まず最初の事件で殺害された宝石商の件。後の事件が全て貴族ゆえに関係性が低いと思われるだろうが、じつはその宝石商の会長は元貴族だ。とある家の次男だったのだがね、商才があるとわかり当時の会長に頼み込んで雇われたのが始まりでね。大口の契約なども獲得したり商会にかなり貢献したこともあって会長が引退するときに任命されていたのだ」

「なるほど。事件の被害者全員が貴族・・・という形に完全になるわけか。一応は」

「そうだね。商会に入った後は貴族の位を返上しているようだったが、それでも商会の規模が大きいから準男爵くらいの権力はもっていたかもしれない」

「なるほど。それ以外にもなにかありますか?」

「うん・・・関係していると言えば関係していそうなことは、一つだけあるんだが」

「それは・・・聞いても?」

「問題ない。むしろ聞いてもらわないといけない内容だろう。なにしろ護衛対象の話なのだから」

「護衛?男爵様以外にも?」

「私の娘なんだよ。一人娘でね、あまり話をしたがらないんだが・・・それがなんか奥ゆかしいとか言われるようになって同年代の男性から多数の好意を寄せられててね」

「・・・なんかわかったような気がする」エリアさん、多分そういうことじゃないかと。

「私もです。多分そういうことなんでしょうね・・・」ライヤーも察しがいいようで。

「・・・なんだ?みんなして?」1人わかってない奴がいるようだが放置。


「依頼内容の『貴族殺害の真相究明』なんだけど、ぶっちゃけ『男爵家の娘を狙ってる奴の殺害』じゃないかという話だよ」

「ああ、なるほど!」

本当にわかってなかったのかよ。

「私もそう思うんだけどね。・・・ただ依頼表にも書いてたけど、一つ目と二つ目は『殺害』なんだけど残りの3件は『襲撃』なんだよ」

うん?もう一度全員で見直す。

・・・確かに殺害されたのは2名だけって書かれてるな、一番上の概要に。

「つまり、真相究明の部分をもう少し詳しく書くと『なぜ後の3件は殺害されなかったのに最初の2件は殺害されたのか』っていうことなんだよ」



黒いメイルについては「確実にファルサラで作られたものではない」という情報だけだった。

ただ、特徴が南の方にある国のメイルに似ているという事。メイルの軽量化を目的に製造を開発を繰り返している国があるそうだ。


とりあえず、役割分担を決めた。

2名もしくは3名で交代しながらである。

エリアとライヤーは屋敷で借りた魔導車で待機。交代で休憩を取りながら屋敷周辺を見てる怪しい奴がいないかどうか日中から張り込むそうだ。

夜も張り込むそうだから交代しつつ、間に長時間の睡眠時間をいれて監視すると。

俺とレイは、メイルに乗って待機。襲撃が夜になるのは確実だろうから日中は寝て夜に逃走ルートと思われる場所を巡回しつつ。

日中も時には2人の手伝いをすることにはしている。

後、他の男爵様にも一応顔合わせしておいた。街中で活動するメイルがある以上必要だと思って。

向こうも、雇ったメイルによる巡回を依頼しているそうだからバウンサーの代表者が挨拶に来ていた。


ファルサラにある街だけに、メイルに関する新しい技術を見れたり

新しい魔銃を見れたりと休憩時間も充実していた日々。


そんな日々も8日目に終わりを迎えた。

8日目の深夜、ラーク男爵邸が襲撃を受けた。


襲撃者は


黒いメイル1機 だけであった。



第2章は書き終わっております。

ただ、日にち分けて書き貯めてたから話の繋がってない部分があったり。


修正いれつつ掲載、読み直して不具合があれば修正していきます。のんびりと

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ