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Connected Stories ~繋がる物語~  作者: requto
1章 黒と蒼
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第十五話:依頼内容の再確認と報酬内容

語り:トロア


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

食べていくのには

どこの世界どの時代でも金がいる

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

「レイの独断で受けた依頼だが、受けた以上はしっかりとやるってことで詳しい内容説明たのむ」

俺、依頼表見てないから詳しく知らないんだよな。依頼を受けた以上はしっかり聞かないとな。


「まあ、勝手に受けたことは悪いとは思わなくもないが・・・特に厄介そうな魔獣がでるってわけでもなさそうだし・・・」

「情報収集できる人数が少ないのが問題ですけどね。とりあえず、私とエリアさんで調べてきた内容を共有しましょう」

「はいはーい。じゃあ、場所変えて説明しようか」


エリアの提案で、夜明けとともに出発できるようトレーラーにて会議。


「数週間前、ファルサラのラーク領にある都市バレン。そこで事件が始まった。

 内容は領主であるラーク男爵と取引をしていた宝石商の会長が殺害された」

「事件って、貴族の殺害じゃないのか・・・?」

「はいはい、話は最後まで聞いてから質問しようねー。

 で、宝石商のトップだし金銭目当ての野党だろうと思われたんだけど、調査してる間に次の事件が起こった。

 その被害者は貴族。領民から都市の不便に感じるところなんかを聞いてまとめて男爵に報告してたみたい。男爵はその報告をまとめて都市改善計画を少しずつ進める手はずにしていたって感じみたいだね。その人が殺された。深夜、翌日に男爵家にもっていく資料をまとめてるときに突然襲撃されたというのが予想みたいだ」

「実際にその時の状況を見て、私も襲撃は深夜に行われたと同意します。それと、その時の壁の壊れた規模からかなり大きな力で壊されたと推測、おそらくこの襲撃からメイルが加わったのかと」

「この襲撃から・・・ということは、まだ続くわけか」


エリアが頷いて、続きを話し始めた。同時にトレーラー内の壁にいくつかの写真を貼り付けた。

おそらくバウンサー組合でもらった資料にあった写真の写しなんだろうな。

「まだ続いた。具体的にはその後3件。

 それぞれの被害者は全員貴族・・・と言っても貴族家の一員って感じなんだよね。

 2人目は男爵家とかなり親密になっていた家の長男。3人目は先の宝石商の会長と親密になっていた貴族家の次男。

 4人目は問題の発覚した男爵家の長女」

「問題の発覚した・・・?」

「ぶっちゃけると、この事件の後の調査で小規模の野党の一味とつながってたことが発覚。お取り潰しになった」

「なんだそれ・・・殺害事件があったのは気の毒だが帳消しになりそうな案件だな」

事件が起きなかったらバレなかったのかな・・・いや、あの国なら時期に発覚していたかもしれないな。


「ここからは私が。エリアさんの調べてくれた内容を元に調査したところ、

 3つ目と4つ目の事件の時にメイルの目撃情報があったそうです。それが今回の依頼調査対象のメイル」

そういって1枚の写真をだした。

通常のメイルより、やや細身に見えるな・・・しかし、魔銃が小型ってのもあるが巨大ナイフみたいなのもってるぞこいつ。

「目撃者の話では、このメイル・・・なんと屋根の上を走って逃走していたそうです」

「かなり身軽なのか・・・それともそういった能力をもった武具霊が宿っているのか・・・」

簡単そうでかなり厄介な相手にも思えてきたな。

「それと・・・これは未確認情報なのですが、一応お伝えしておきます」

そう言ってライヤーが少し真剣な表情になった。


「この黒いメイルなのですが・・・事件の起きた数日後の夜にも目撃例が少数上がっているようなのです。ただ・・・目撃者の証言によるとそのメイルの装甲の色は『青』だったそうです」

「つまり・・・未確認メイルは2体いる可能性もある・・・か」


話を聞くと厄介差が上がった気がする。まあ、メイルの目撃例が2体ならなんとかなるかな・・・。


「改めて伝える依頼内容は『貴族殺害の真相究明と未確認メイルの捕獲あるいは破壊』だ。

 ファルサラで見かけないメイルだから国所属ではないと判断して破壊許可もでている」

「男爵家からの依頼だけあって報酬はかなり高いよ。成功報酬で2万ゼル!」

「高っ!?」

ゼルというのはこの世界の通貨単位。ちなみに一般家庭で3人暮らしの1年の生活費を計算すると約1.5万ゼルだ。

つまり、今回の報酬を単純に考えると3人暮らしの家族が1年ちょっと暮らせるくらいの報酬ってわけだな。高いわ。


「報酬の高い理由は、依頼内容の説明に入ってないけど男爵家の安全確保も入ってるからだね。

 国の方から早急に解決するようにって御達しもあったってのもあるかもしれない」

「なるほど。ちなみに依頼失敗時のデメリットは?」

バウンサーもミスはある。当然依頼失敗なんてケースもないわけじゃない。

その場合は依頼を受けた者達がなんらかのペナルティを受けることになる。


「こちらが負うペナルティとしては、黒いメイルだけは何があっても詳細を掴むことかな?

 依頼料とか男爵家持ちだから、依頼失敗時のその辺は当人からって感じみたい」

その辺は依頼人のところに行ってから確認だな。


「わかった。あとは依頼人交えて確認するとして、朝になったらすぐに出発しよう」

「賛成です。数週間前に起こり始めたのなら5件目とか起きててもおかしくありませんし」

「だね。朝は簡単に食べれるのにするよ」

「よろしく頼む。・・・さて・・・あとは」

そう言って、3人の視線が1か所に集まった。全員目が薄い。俺もそうなってるだろうな。


「・・・ぐがー」


「依頼受けてきた奴が説明始まった直後に寝てるというのはどういうことなんだかな・・・」

「とりあえず、当分彼は協会への立ち入りは禁止にしましょう」

「賛成。明日の朝ごはん、こいつにだけ特別なのにしてあげよう」


なお、朝食は手軽に一口で食べれるパンの中に少し調理した具の入ったものだった。

料理の腕がいいのか、味付けはとてもよかった。


レイだけ赤い顔して絶叫あげてたけど、だれも気にしなかった。


投稿して気づいた。

この後書いてる話と事件の数が違った・・・修正しないと

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