もしかして……なろうの"エッセイ”とかいう糞ジャンルは、滅ぼしつくした方が良いのでは!?
――昨今のエッセイジャンルは、寡占まみれで一部のユーザー達のなれ合いの場と化した糞ジャンル、って本当なんですか!?
という訳で、どうもこんばんは。
戦う性賊性エッセイストのアカシック・テンプレートです。
さっそくなんですが、昨今のなろう界では何やら"エッセイジャンル”とやらが、寡占まみれで一部のユーザー達のなれ合いの場と化した糞ジャンルなのではないか?という疑惑が浮上しまくっているそうです。
怖いですね。
そこで僭越ながら私が、皆様のそういった疑問や不満を晴らすのに最適な手段を紹介したいと思います。
なろうエッセイ界隈を蝕む寡占問題を解決する方法……それは、
『なろうのエッセイジャンルを、一撃のもとに叩き潰す』
ことです。
この部分だけ見ると、「一体、どういう事なんだ?」と首を傾げる方もおられるかもしれませんね。
それでは、順を追って説明させて頂きます。
まず初めに、現在なろうのエッセイ界隈で問題視されている寡占問題とは、「エッセイというジャンルを拠点に、一部のなろうユーザーばかりがランキングを我が物顔で占拠している」事が問題視されているようです。
……でも、それって"我が物顔で占拠している”とされる、なろうユーザーの方々のみが悪いのでしょうか?
私は違うと思います。
というのも、他のジャンルではそういう寡占問題のような話題が全く出ていない辺り、寡占問題の中心とされているユーザーの方々にことさら優れた集客力や支配力がある訳ではなく、『そういった一部のなろうユーザー達が容易く占拠しやすい』構造をしている"エッセイ”というジャンルそのものに致命的な欠陥があるのではないか?と、私は考えているのです。
これはどういった事かというと、なろうのエッセイジャンルは、
作者側
・エッセイは基本短編形式かつ、他のジャンルと違って"フィクション”の設定やら登場人物を一から作る必要がないため比較的書きやすい。
・エッセイジャンルは、(他の激戦区とされるジャンルと比べて)少ないポイントでも日間ランキングの表紙入り出来る可能性が高いため、すごくうれしい。
読者側
・設定や登場人物を覚えなくてはならない"フィクション”よりも、作者本人の意見や体験談という"身近な存在”として、比較的容易に感情移入がしやすい。
・基本は短編形式なので、作者のエタやら遅い更新を気にすることなく、安心して作品を最後まで楽しむ事が出来る。
が、他のジャンルとは大きく異なる部分のようです。
上記のこれらは、どちらかというとエッセイジャンルが持つ最大の魅力・強みに分類されると思うのですが、そういった構造が上手く機能しなくなった結果、
・手っ取り早くポイント、感想などによる反応をもらえる事が快楽となり、自己顕示欲と共依存から抜け出しにくくなったユーザーが(悪い意味で)目立ち始めている。
というのが、昨今の寡占問題の実情なのではないか?と考えています。
つまり、"不当にエッセイジャンルを我が物顔で占拠している”とされるユーザーの方々も、この構造の螺旋に囚われた被害者と言えるのです。
可哀そうですね。
以上の点から、現在のなろうエッセイジャンルのままでは、
・寡占界隈の外側にいる大多数のなろうユーザーにとって、せっかく自分がエッセイを投稿しても慣れ合い相互ポイントによって埋もれてしまう可能性がある。
・寡占ユーザー達にとっては、自分達で楽しく活動しているだけなのに、何故か悪者扱いされる事態になってしまっている。
という、誰一人救われないこの状況を打開する事は出来ません。
――ゆえに、滅ぼしましょう。このエッセイジャンルを。
"寡占ユーザー”としてエッセイジャンルに囚われてしまった者達の解放と、そういった腐敗を招いた歪な構造そのものの根源的な破壊――そして、その先に訪れる新たな挑戦を志す者達による幕開け。
それらを全て達成するために必要なのは、やはり『既存の顔ぶれが埋もれるくらいに、なろうのエッセイに投稿する人口を爆発的に増やすこと』です。
日夜研鑽を積みながら知見に優れた方、書籍化からのアニメ化ルートで一躍人気になった方、特にとりえはないけど、有り余るほどの暇な時間と自身の内から湧き出る衝動を持て余した方……。
これまでエッセイを書いてこなかっただけで、確実にこの"小説家になろう”というサイトに存在しているたくさんのなろうユーザー達。
もしも、そんな多くの人々が、これまで自身の日常の中に存在しなかった『エッセイを書く』という選択肢に、意識が向くようになったのなら――。
――仕事の合間に。――参考資料を整理した後の一区切りに。――自身と自作品の宣伝がてらに。――忙しい家事と育児の合間のこぼれ話として。――下振れしまくった因子周回の腹いせに。――そして、一夜限りのShippori and the Cityの余韻のあとに……♡
一人一人で見れば、それらは些細な思いつきに過ぎない代物かもしれません。
ですが、そういった多くの人々の想いが"エッセイ”として積み重なっていく事が出来たのなら――それ以上に、誰か一人でも読んでいる人の心に響かせる事が出来たのなら。
昼夜を問わず、質・量ともに凄まじい流れとなって、"寡占”によって膠着しているエッセイジャンルの現状を粉砕していけるに違いありません。
既存の寡占による繋ぎ止めすら飛沫と化すほどの、一日単位で劇的に変化していく日間ランキングの作品と作者達。
それらを見た読者の方々から、
「な、なんやコレ!?"エッセイ”って表記されとるけど、こんな活気に満ちて新鮮な風が吹き荒れている今なろうで最もアツいジャンルなんて、“おいでよ!日めくりアイランド♡”と呼ぶ他ないやろがッ!!――やい、運営神群!これは重大な表記ミスやぞ、オラッ♡(パンッ、パンッ!)」
と言われるようになる未来も、そう遠くはないのかもしれません――。
もちろん、これだけでは到底『なろうのエッセイジャンルを、一撃のもとに叩き潰す』とは言えません。
『なろうのエッセイジャンルを、一撃のもとに叩き潰す』ための方法――。
それは、
『なろうのエッセイジャンルを、一撃のもとに叩き潰せるだけの能力を身に着ける』
事です。
私はインターネットという空間を
『何をやっても許される無法地帯ではなく、地続きの現実である』
と認識しています。
これは、現実でやったら無礼な事や馬鹿にされるような事は、ネット上でどれだけイキったり、ネットニュースコピペで知識自慢したところで、画面越しにいるのが同じ現実世界に生きている人間である以上、
「……でも君それって、客観的に見て現実でやったら絶対秒レベルで馬鹿にされる仕草っしょ?ましてや、それが義務教育終えて数十年レベルに熟成した人間がやってたら、滑稽を通り越して目も当てられない代物やないか……(泣)」
という風に相手に思われちゃうだけなので、みんなもインターネットでの発言などには気をつけようね!という意味です。
ですがこれは、言い換えれば
「現実で出来る事は、ネット上でも同様の事が可能なのでは?」
という事でもあります。
ゆえに、これまでのエッセイジャンルに不満を持つ方や、これからのエッセイジャンルに挑むつもりの方が、『なろうのエッセイジャンルを、叩き潰せるほどの一撃』を身に着けるためには、『なろうのエッセイジャンルを、一撃で叩き潰せる』ほどに自身の現実を"拡張”していく事が肝要……といえるのかもしれません。
それは運動や筋トレをする、という方法でも勿論良いのですが、読書でも映画鑑賞でも、たわいない雑談や因子周回でも何でも構わないので、『昨日の自分より、少しだけでも前や上に進めたという確かな実感』を得られる行為が、現実の拡張においては何よりも大切な事です。
そういった日々の研鑽こそが、その人にとっての『エッセイジャンルを、叩き潰せるほどの一撃』を身に着けるための最短にして最適な近道といえるのではないでしょうか――。
昼夜を問わず絶え間なく投稿されていく膨大かつ多様な性質に彩られたエッセイと、その画面の向こうに『なろうのエッセイジャンルを、叩き潰せるほどの一撃』を習得するために、自分なりの研鑽に励み続ける者達がいるという確かな現実――。
それらの強大なうねりは、既存のシステムに浸かり切っていた人達からすれば、脅威以外の何物でもないのかもしれません。
ですが、もしも――。
"寡占ユーザー”とされてきた人達がその光景の果てに、『今のままの自分達のやり方では、この先のエッセイジャンルを生き抜いていく事は出来ない――』と、自ら変化していく事を渇望するようになったのなら。
その"気づき”こそが、どんな叱責や排斥にも勝る、現在のなろうのエッセイジャンルという存在に対する正真正銘の幕引きの一撃であり――新たな潮流を生み出す真の幕開け、と言えるに違いありません。
例え、なろうの"エッセイ”というジャンルが消え去り、"おいでよ!日めくりアイランド♡”という表記に変更されたところで、社会にせよ時代にせよ、この世界が変化する事はないでしょう。
ですが、わずかでもエッセイを書くことによって、自分の身近なところでより良き変化をもたらす事が出来たのなら?
膠着していたランキングから決壊した膨大な流れの中、それまで自身の認識に入り込む事がなかった多くの人達の視点や感情、そういった未知の原石に出会える可能性が爆発的に跳ね上がる事は間違いありません。
それに何より、もしも自分の書いたエッセイがそんな群雄割拠の只中でも日間ランキングに昇りつめる事が出来たのなら、それまでとは異なる景色が貴方の視界には広がっているはずです。
「フン……こんなもの、大したことなかったな」と言うのは、日間ランキングで一位を取ってからでも遅くはないと思います。
ここは騙されたと思って――貴方自身のありのままの言葉を用いて、"エッセイ”というジャンルに新たな一歩を踏み出してみませんか?
――Let's 討滅♡