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神獣討伐 作戦説明

 ハルがその本部で狼煙を上げていた場所に降りたつと、ドミナスの兵士が出迎えてくれた。


「シアード様、お待ちしておりました。本部までご案内します」


 本部といったが、ハルが連れてこられたのはただの軍事テントだった。エルフでも出入りできるようにかなり大きなテントではあった。それは王城フエンテ跡地である瓦礫の海となった上に張られたテントで、元は巨岩対策本部であったが、そこはすでに名前が変わり神獣討伐対策本部となっていた。立派なテントだったが、他の物資が乏しく、この本部に手を加えられた様子が無いのは、それくらい、エルノクスが、神獣討伐に関してことを急いでくれたおかげでもあったのだろう。

 ハルも三日で呼ばれるとは思ってもいなかった。


「おかえりなさい」


 テントに入ろうとした時、その中からちょうど出て来たのはアシュカだった。


「ただいま、エルノクスさんに呼ばれたんだけど」


「王なら、テントの中にいるよ」


「それじゃあ、そこ通してもらってもいいかな?」


 アシュカが扉の前でハルの邪魔をしていた。


「もちろん、だけど、その前に、はい」


 そういうとアシュカがハルの前に顔を近づけた。


「なに?」


 首を傾げる。


「ただいまのチューをまだしてもらってないんだけど?」


「ああ、そっか…」


「そうだよ、私たちはもうそういう関係なんだから、こういうのは普通だよね?だから、はい」


 アシュカがなぜかとても勝ち誇ったような顔をしていた。


 ハルはそんな彼女の唇に自分の唇を重ね合わせた。


「!?」


「ただいま」


 ハルは彼女の横を通り過ぎて、テントの中に入っていく。


「………」


 アシュカは、キスされたそのままの姿勢で固まっていた。そして、彼女の顔は今までに見たことがないほど赤面していた。


「え………あ、あれ?」


 アシュカは自分の口を手で押さえて、何が起こったのか懸命に理解しようとしていた。


「あぁ、それと…」


 ハルが戻って来ると、アシュカはもうすっかり視線を取っ散らかせて焦っていたが、その頭を優しく撫でられると、アシュカはハルのことをまっすぐと見つめた。


「出迎え、ありがとう」


 彼女の瞳の真ん中に映ったハルがそれだけ言うと、テントの中に入っていった。


 テントの中に入るとドミナスの兵士が、テントの奥の広いテーブルの上に地図を広げてみんなに何かを説明していた。

 そして、そのテーブルの周りには馴染みある顔ぶれがそろっていた。


 ライキル、エウス、ビナ、ガルナといつものメンバーに、目を覚ましたルナとフレイの姿もあった。二人が無事だったことに胸をなでおろすことができた。エレメイとゼリセが二人で話しているところを見るとこれまた安心した。

 エルノクスも、みんなと同じように同じテーブルで兵士の説明に耳を傾けて、隣にはエンキウもおり、彼女はエルノクスに夢中で話しを聞いていないように見えた。


「皆さん、お待たせしました」


 ハルが顔を出すと、全員の視線がこっちを向いて釘付けになった。


「ハル!!!」


 テント内にいた全員が気が付くと、特定の女性たちだけが一斉にハルのもとに殺到した。ライキル、ビナ、ガルナ、ルナ、エレメイが、我先にとハルの前に出る。そんな場所取りを争い合う彼女たちの周りにそっと寄るのは、フレイとゼリセだった。


 ハルはとりあえず自分が無事で、みんなも無事だったかと聞いた。全員大丈夫と答え元気の方は十分だった。だが、ルナとフレイにだけは踏み込んで聞いた。


「二人ともケガはもう大丈夫なのか?」


「ええ、私はもうどこもケガしてないから、安心して…」


 ハルから見てもルナの顔色は元気そうで前よりも良くなっていた。


「フレイは?」


「お気遣いありがとうございます。ですが、私も無事に回復しました。ハル様、いつでも何なりとご命令ください」


「そっか、フレイも無事で安心したよ」


何かを言いたそうにルナがハルに声を掛けようとしたが、そこで遠目からゼリセがハルのことを見つめており、ハルが彼女と目があったことで、彼はそっちに気を取られてしまった。


「ゼリセも無事だったんだね」


「おう、まあな…」


 ゼリセはそれだけ言うと、自分が元いた位置に戻っていった。

 ハルの周りに女性たちが溢れていると、エルノクスが声を掛けた。


「皆さん、歓迎はその辺で、時間がありません。ハルさんにはまた空の岩を処理に戻ってもらわなければなりませんから、ハルさん、時間はあとどれくらい取れますか?」


「あと二十分くらいならまだここに居られます」


 現在、空から降ってきている巨岩の落下速度はそれほど速くない。さらには遥か上空から降ってきているということもあり、それなりの猶予はあった。だが、広範囲に無数の巨岩が降ってきているため、気を抜くわけにはいかない。ひとつも落とすわけにはいかない。それにハルはその巨岩が他の地域にまで及んでないかも、常に確認範囲を別の地域にまで広げながら迎撃をしていた。

 万が一他の場所で大質量の巨岩が落ちただけで、その影響は計り知れないことになる。それに、まだ、あの巨岩のことが何一つ分かっておらず、もしも、落ちた後爆発でもする魔法効果が付与でもされているとしたら、目も当てられない。最悪の状況を想定しながら動くとなると、ここにいる時間はせいぜい二十分ほどが精一杯だった。


 みんながテーブル上の地図を囲む。兵士が淡々と説明を再開した。


「これからの作戦を簡潔に短く説明するので、皆さんも地図をご覧ください」


 ハルが地図を覗き込んだ。


 そこにはイゼキア王国とその周辺の地理が載っていた。レゾフロン大陸の全体地図から見ると、それは北西部が拡大された地図だった。


「これから行うのは四大神獣世界亀の討伐です」


 皆には事前に話を通してあるのか、そこで四大神獣の世界亀について質問する者は誰一人いなかった。


「現在、我々ドミナスが調査隊を『緑死の湖』に送ったところ、その湖の地下に、巨大な生命体の反応があることが明らかになりました。我々はこの湖の地下に眠る生命体こそ、最後の四大神獣である、世界亀だと予測しています」


 最後の四大神獣という言葉にハルも息を呑んだ。これを倒せばこの大陸にもようやく神獣による脅威が消え、人類の時代が訪れると、人類が抗えないほどの理不尽がようやく去るとそう思った。


「今回の作戦をあらかじめ簡潔に説明しますと、まず敵を地下から引きずり出し、地上に出て来たところをハル・シアード・レイ様に殲滅してもらうというシンプルな作戦になります。要するに誘い出して殲滅です」


 単純明快。その案はあまりにもシンプルで無駄が無さすぎた。だが、それで良かった。ハルがいれば今回の討伐、何とでもなるといったことが前提に進んでいるようで、ハルも何もそのことに関しては異論はなかった。

 それに、ハルも問題はその敵がどこにいるかが、気になっていたところだった。


「現状、この王都シーウェーブの上空には、巨岩が止まず危機的な状況と言えます。シアード様は、我々が世界亀を見つけるまでの間は、街を防衛しもらい、討伐となった時、緑死の湖に移動してもらいます」


 そこでようやく口を挟んだのが、ゼリセだった。ドミナスという組織相手に全く臆することなく彼女は発言した。


「ここから緑死の湖までかなりの距離がある。その点についてはどう考えているんだ?」


 この王都シーウェーブから緑死の湖まではおよそ五百キロは離れていた。馬で向かえば凡そ十日、竜を使えば三日かそこらといった感じで時間がかかった。その間街に降る巨岩をどうするか?街の心配をしなければならないゼリセからしたらもっともな意見だった。


 しかし、ハルなら、その距離はおそらく、あらゆる条件を無視すれば一瞬…。さらに時間の流れを遅くし、止めるところまで考えると、さらに余裕でその距離を詰めることは可能だった。

 そもそも、龍の山脈で、縦横無尽に移動していたことを考えれば、今回の距離ハルからすれば目と鼻の先だ。


「それなら、俺は…」


 ハルがそこで自分ならその長距離何も問題ないと発言しようとした時だった。その説明していた兵士はエルノクスに目配せすると、彼は小さく頷いていた。その合図を汲み取った兵士はゼリセに言った。


「その点なら何も心配はございません。我々、ドミナスには長距離を移動する方法があります」


「五百はあるんだぞ、ハルをどうやってこの王都から湖にどう運ぶつもりだ?」


「〈ワープ〉を使います」


「ワープだと…」


「はい、二点間で繋いだ場所のその点と点の間を、距離に関係なく一瞬で移動する魔法です。いわゆる、瞬間移動のことです」


「五百を飛ぶのか?」


 ゼリセが顔をしかめた。


「はい、我々にはその魔法技術があります」


 現在、テントの中には、ゼリセ以外の兵士はみんな外にいた。その魔法の実在を耳にしたのは、ライキル、ビナ、ガルナ、ゼリセ、ルナ、フレイ、などドミナスについて知識の無い者たちだけだった。


「待ってくれ、瞬間移動って、それは普通の魔法なのか?」


 エウスが驚いた様子で質問していた。


「はい、特殊魔法です。我々ドミナスは〈ワープ〉という手段を持ち合わせております」


「嘘だろ…ってことは、その魔法を習得すれば誰でも、その瞬間移動が使えるってわけか?」


「そう言うことになります」


 初耳のみんなが絶句していた。


 ドミナスがどこにでも存在するのはこの〈ワープ〉という瞬間移動の魔法を習得していることが大きかった。彼等が他の圧倒を寄せ付けずにこれだけ闇の奥底で成長したのもこの魔法技術を秘匿、独占しているからでもあった。


「この件に関しましては、ここにいる皆さんには、できれば他言無用でお願いします。これは、ここにおられる我らが王であられるエルノクス様の偉大なる功績によるものなので、いいですね?」


 その兵士は聞いていた周りを威圧していた。正直、その兵士だけでも相当、下手をすればルナやゼリセよりも腕が立つような化け物だと、ハルは直感していた。そして、腰の刀やここらでは見たことも無い服装からしても、見るからに彼がこの大陸の出身でもないということはわかった。西の島国の者のかっこうだった。


「話しを戻します。敵を地上におびき出した後、〈ワープ〉でシアード様を王都シーウェーブから緑死の湖へ飛ばします。そこで、シアード様には世界亀を討伐してもらうという流れになります。シアード様のご意見を伺いたいのですが、いかがでしょう?何か補足する点はございますか?」


 兵士がハルにだけは丁寧な態度を取る。どちらかというと緊張しているといった感じだった。こちらでのハルの活躍を聞いているのか、それともこの場で、瞬時にこちらの力量を見極めたのか、とにかく、その進行役を務めていた兵士はかなりの猛者だった。


 そんな彼にハルは言った。


「ひとつ、提案があるんですが…」


「はい、何でしょう」


「俺が単独で行って、湖ごと破壊するではダメですか?」


 テント内が静まり返った。


「今から行って来てもいいと思っています。場所は分かっているんですよね?だったら、次、ある程度巨岩を片付けたら、俺が湖に一撃入れて来ますが、どうでしょう?」


 その兵士は困った様子で、エルノクスの方を助けを求めるように見ていた。


 もはやその発言はこうして作戦を立てた意味を無に還すものだった。


 だが、それはおそらくどの作戦よりも最速で解決する近道で間違いなかった。


 千キロメートルほどある広大な龍の山脈を一瞬で消し飛ばした人間が、たかが数百キロメートルの湖を消し飛ばせないわけがない。

 それに、一刻も早く人々の恐怖を取り除き平穏を取り戻すということなら、とにかく、ハルがたったひとりで暴れまわるだけで良かった。

 本当の強者は圧倒的孤独の中におり、戦場で群れることは決してない。ハルはまさにその極致にいる者だった。


「いや、それはダメです」


 ただ、そこでハルの意見を遮ったのはエルノクスだった。


「どうしてですか?俺がひとりで行けば、誰も犠牲にならず、誰も苦しむことなく、一番早く済むんですよ?」


 正しさがハルの味方をしていた。しかし、エルノクスが見据えているのは正しさではなく、確実に訪れる未来への選択だった。だから、彼はハルのその単独行動を否定していた。


「ハルさん、よく考えてください。この中で今もっとも重要人物は誰ですか?」


 エルノクスがハルに厳しい視線を送っていた。


「な、なんですか?急に…」


「いいから、答えてください」


 まさか反論されるとは思ってもいなかったハルは困惑していた。それでも、今、誰が一番重要人物なのか、そんなの決まっていた。


「ライキル…」


 ハルがボソッと呟く。


「ハル…」


 隣にいたライキルも嬉しいようなでも困ったような顔をしていた。


「確かに、ライキルさんはある意味では重要人物です。ですが、彼女よりももっと遥かに重要な人物がいるんです」


「だ、誰ですか…」


 ハルは予想外の連続で混乱していた。ただ、答えは周りのみんなが示していた。

 テーブルを囲むみんながハルだけを見ていた。


「ハルさん、あなたですよ」


「………」


 その答えに思わずハルも黙ってしまった。


「いいですか、この作戦、ハルさんが戦闘不能になった。動けなくなった。それだけで、終わりなんです。空から降るあの無数の岩にいったい誰が対処するのですか?無理ですよ。まず、我々の中でも誰一人として、あの数の巨岩に対処できる者はいません」


 あの巨岩たちはエルノクスいわく、多重に結界が張られているため、魔法的にも物理的にも強度は最高峰で、どんな人間でもまず対処は不能とのことだった。だから、ハルがそれを昼夜問わず余すことなくすべて叩き割っているのはまさに奇跡としか言いようがなかった。


「ハルさん、あなたが今いったいどれだけ凄いことをしているか、きっと、それが普通になりすぎて感覚がマヒしていると思いますが、あなたは今ここで誰よりも重い命だということ忘れないでください」


「ですが、俺は、みんなを救わなくちゃいけなくて……」


 自分が間違っているとは思えなかった。自分ができることをやる。それが当たり前のこと、危険なことはすべて自分が背負って、最後まで自分がみんなの代わりに死地に飛び込んで、敵を倒す。何も間違っているとは思えなかった。


「ハルさん、何もひとりですべてを抱え込む必要はないんです。あなたには我々が付いています。そのことを忘れないで欲しいんです」


 ハルは首を横に振った。テーブルに向かってうつむきながら答えた。


「それで誰か死んだら俺の責任なんですよ?」


「なぜですか?」


「俺には、ここでは誰一人犠牲にすることのない選択ができる。だけど、エルノクスさん、あなたがそれを邪魔しているんです。俺にはそれだけの力があるのに…」


 自惚れを言っているように聞こえるが、ハルはその言葉を補強するだけの実力を備え、納得させるだけの功績は十分に残していた。それに、エルノクスもそれは認めているはずだった。それなのに彼はハルの最善の案を受け入れはしなかった。


「最善策が最高の結果を生み出すわけじゃない。未来は常に絶え間なく変化し、自分の足で行きついた未来だけが運命だと、私は最近そう気づかされました…」


 エルノクスはハルをジッと見つめていた。


「知ってましたか?運命は時として焼かれることだってあるんです」


 ハルは彼の言葉の意味を上手く呑み込むことができなかった。


「だから、ハルさん、あなたをむやみやたらに危険な場所に送り込むわけにはいかない。これは人類存亡をかけた戦いで、あまり軽く考えてもらっては困るということです。我々の最後の希望は、やはり最後までとっておくべきなんです。分かっていただけましたか?」


「俺は…」


 ハルがそれ以上発言することはなかった。


 一回目の会議はそこで終わり、ハルは時間が来たので再びイゼキアの空へと飛び上がった。


 詳細な作戦の内容は、次の会議となった。


 ***


 会議が終わり、エルノクスとエンキウの二人だけになると、彼女が言った。


「珍しいわね。あなたが運命を否定するなんて」


「ハハッ、そうだね…」


 苦々しい笑顔が浮かぶ。


「あなたも変わっていたのね?」


「どうだろうね。でも、そうかもしれない。あの時、私は彼に照らされてしまったから…」


 エルノクスが片目を塞ぐように手を翳す。そこには無茶苦茶な青年の姿が思い浮かんでいた。


「思い出したくない過去よね」


「そうだね、だけど、起こってしまったことだから、受け入れて前に進むしかない。人間の前には、今しかない、その今が運命を形作る。だから、決して願ったり、信じたりするものなんかじゃなく、積み重ねてたどり着くものなんだと私はそう思うようになったんだ」


 エルノクスが、指に炎を灯し、その色を青く変色させた後、すぐに消した。


「ねえ、ノクス」


「なんだい?」


「どうして、ハルさんにはあそこまで協力的なの?私、なんだか、彼から、あの青年と同じようなものを感じているんだけど…」


「なんでだろうね…」


 エルノクスは少し考え込む仕草を見せた後、悩ましく口を開いた。自分の考えに整理がついていなかった。単純に、ドミナスにとって最大の強敵だから敵対するより取り込んでしまうという考えが浮かんだが、それよりも、エルノクスはハルにとても興味を持っていた。


「もしかして、彼に何か運命のようなものを感じているのかも?」


「あら、さっき運命は自力でたどり着くものって?」


「なんだか、彼にだけは決まった運命があるような気がするんだ。何か、こう、私たちとは違う、避けられない運命が…」


 そして、その運命がエルノクスには全く関係ないものであると、どこかでそう思っていた。何か、物語の端に追いやられたような、そんな気分だった。彼を中心にすべてが回るようにこの世界自体がなにか、動いているような、そんなエルノクスですら計り知れない力があると、そう思えるような、何か不思議な流れがあるような気がしてならなかった。

 それを運命と呼ぶなら、エルノクスは、やはり、自分たちには運命など大それたものはなかったのだと思ってしまう。


 そうするとかつての難敵の言っていたことが、鮮明に蘇る。


『俺たちに運命なんてあるわけないだろ』


 かつてエルノクスの前に立ちはだかった青年は堂々とそう言っていた。


『彼が言っていたことは、間違ってはいなかったのかもな…』


 エルノクスは、過去に思いを馳せていた。


 それは、過ぎ去った時に、確かにいたかつての難敵だった。


「燃えている、青い炎が燃えている…」


 エルノクスがそう呟くと、エンキウが「やめてよ」と言っていた。

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