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元剣聖ハル・シアード・レイの神獣討伐記  作者: 夜て
新世界と古き血脈編
521/781

古き血脈 ここでお別れ

 嘲笑するハルに最初に仕掛けたのはベッケだった。

 彼は全長二十メートルはある深紫色の巨体を高速で接近させながら、右腕の一部を刃に変形させた。

 その腕の刃を地面に擦らせ振り上げるようにハル目掛けて振るった。

 筋骨隆々の腕から放たれたその刃は普通の人間ならば触れる前に肉塊になってしまうほどの勢いがあった。


 しかし、その刃がハルに届くことは無かった。


 ハルは右手に持った刀でその刃をいとも簡単に受け止めてしまう。


 ベッケはその腕に全体重と力を込めていたが、ハルとの鍔迫り合いは微動だにせず、むしろハルが一歩前に出ると、ベッケは強制的に後ろに下がることしかできなかった。


 そして、鍔迫り合いの力の押し合いで、負けた者の末路は決まって、相手に決定権があった。


 ハルが刃を押し返すと、そのあまりにも異常な力にベッケの腕の刃は弾かれてしまう。


 その一瞬の隙をハルは見逃さない。


 構えを変えたハルが刀を両手に持ち換えさらに前に踏み込み、勢いよくベッケに向かって振り下ろした。

 その衝撃で辺りの死肉が吹き飛び、ハルの周りの地面がめくり上がった。

 放たれた斬撃はあっという間にベッケの右腕を吹き飛ばした。


「脆いな…」


 ハルがあまりの手ごたえの無さに、がっかりする。これでは遊び相手にもならない。


「ググググググググググググッガアアア!!!」


 ベッケはまだあきらめまいと攻撃の手を緩めずに左の腕を伸ばした。


 しかし、そこである違和感を覚える。


 ハルが刀を構え直しもせずに、ただベッケを見据えていた。


「お前に何ができる?」


 そして、そのハル言葉で、ベッケはあることに気づく。


 それは自分の四つの瞳が映した現実が教えてくれた。

 右腕を失ったことで反対側の腕で攻撃を仕掛けようとした時にはもう、ベッケのもう片方の左腕が地面に切り落とされていた。


「左は斬られた感覚が無かっただろ?」


 ハルが優しい口調と表情で言う。だが、ベッケ内心この化け物の身体になった状態で初めて恐怖を覚えていた。

 ベッケの右腕を切り落としてから、彼は身体のどこも動かしていない。

 つまりベッケは左腕が切り落とされた瞬間を目にすることができなかった。


「さて、問題です。お前はいつ左腕を斬られたでしょうか?ひとつ、お互いが刃を交える前。ふたつ、刃を交えている最中。みっつ、刃を交えた後。さあどれかな?」


 両腕を失ったベッケは、その問題に思考を巡らせる。しかし、その問いに意味が無いことをベッケは即座に理解した。例え、どの時点だったとしてもベッケは彼が斬る前の予備動作すら八つの目で追えなかったのだから、答えるも何も待っているのは死だけだった。


「答えは、鍔迫り合いの最中でした。分かったかな?」


 ベッケに答えさせる間もなくハルはそう言った。

 しかし、ベッケにとってそれは最悪の答えとも言えた。

 もし仮に彼の言っている答えが本当で、あの鍔迫り合いの最中にすでに左腕が斬られていたのだとしたら、目で追う、追わないではなく、目では追えないが正解になり、そうなるとハルの攻撃はもはやベッケに防ぐ手段はないということになった。

 つまりその時点で完全に勝敗は決まっていた。切り落とされたことにすら気づかず戦っていたのだとしたら、すでにこの時点でも身体のどこかが斬り落とされている可能性もあった。


 ベッケはその絶体絶命な戦況に絶望し、動けなくなってしまった。

 彼にとってこの死闘は本当にお遊びでしかなく、自分たちの命などいつでも吹けば消せるのだということを、ベッケは即座に理解してしまった。


「いろいろ考えているようだけど、死人はもう考えなくていいんだよ」


 ハルのその言葉がこの状況を理解したベッケには恐怖でしかなかった。もうすでにこの時点で心臓を斬られて死んでしまっているということも十分にあり得た。


「ベッケをよくも、このクソ野郎!!!」


 ベッケの横からすり抜けるように、飛行魔法で加速したレイチェルが殴りかかってきた。


 ベッケは「よせ」と咆哮しようとした。もちろん、それが彼女に伝わるわけもないのだが、それでも叫ばないよりはましだった。


 ただ、その瞬間。


 ベッケは目撃する。


 自分の下顎が切り取られ、地面に落ちていることに…。


「はあああああああ!!!」


 レイチェルは魔力が籠った拳でハルに殴りかかる。ハルはその拳をゆらゆらと身体の動作だけでかわし続けていた。


『やめろ、レイチェル…』


 声すら出せなくなったベッケは八つの目でハルを睨みつけることしかできなかった。もしも足でも動かそうものなら、すでに斬り刻まれている可能性すらあった。


 そして、いま、そのリスクが彼女にも迫っていることを知るとベッケはいても経ってもいられなかった。


「この、避けるな!!」


 勇敢に襲い掛かるレイチェルに今すぐやめろと言いたかった。しかし、ベッケが動こうとすると、ハルが一瞥する。それはまさに動くな、動くとこいつの命はないぞと言われているようなものだった。


『やめてくれ…誰か…このままではレイチェルが……』


 ベッケが凝視する先で、ハルの口角があがる。それがもし刀を振るう前の癖だとしたら?そう思ったベッケは残った足だけでも駆け出さずにはいられなかった。


 だが、結果は、同じだった。


 ベッケが前に踏み込んだと同時に、自分の両足は切断されていた。地面に倒れ込み突っ伏した顔を上げる。四つの瞳でハルとレイチェルの戦闘を見た。


「ベッケ!!!」


 倒れた四肢を切断されたベッケを見たレイチェルの顔が青ざめる。


「…ガ………ァ……」


『俺のことはいい、レイチェル!後ろだ!!』


 彼女の背後で悪魔が笑っている。


 ベッケは変身を解いて、化け物の肉体から生身になって飛び出す。そして、必死に駆けては彼女のもとまで行こうとした。


 しかし、それは選択としては最悪だった。


 近接戦闘のスキルもない自分が行って何になる?それに斬撃も見切れない、化け物の鎧もない。ここで立ち向かってもただ無駄に命を消費するだけではないのか?そして、すでにこの生身の自分も斬られているのではないか?そうだとしたらこの場から動かない方がいい、いつ自分の身体の一部が地面に落ちているかも分からない。


 ベッケの頭の中に様々な思考が回った。


 しかし、ベッケは走り出すことを止めなかった。


「そんなことどうでもいい!レイチェルすぐにそいつから離れろ!!」


 駆け出したベッケは一本の剣を魔法で召喚し、その剣に多重に魔法を込めてハルめがけて放った。その速度は音を置き去りにし、辺りに衝撃波をまき散らした。そして、その魔法を放ったことでベッケの生身の腕も使い物にならないほどぐちゃぐちゃに潰れてしまった。


 その剣は二人の間を駆け抜け、彼女をハルから距離を取らせることに成功した。

 そして、レイチェルがボロボロのベッケに駆け寄ってきた。


「ベッケ、大丈夫?」


「レイチェル、動かないでください。あなたはすでに斬られてる可能性がある…」


 ベッケは近寄ってきたレイチェルの身体を支えると、どこにも斬られた跡がないか確認し始めた。


「私は斬られてないから大丈夫だよ、それより、ベッケの方が重症だよ」


「私の方こそ自分の魔法による代償なので何も問題はありません、それよりレイチェルはすぐに白魔法を掛けてもら……」


 ベッケとレイチェルの背後には、ハルが立っていた。


「………」


 言葉が出なかった。悲壮感に包まれたベッケの顔を見上げ終わったハルが、その場で物音立てずに刀を居合のように構え始めていた。

 そして、ベッケはこの時すでに自分たちが斬られていてもおかしくはないとすら思った。

 彼のすべての予備動作は飾りでしかなく、本命は斬られたことにも気づけない速度の斬撃にあった。

 その絶技はもはや斬撃という名の未来予知に近かった。

 未来を切断しているかのような彼の予測不可能な動作無しの斬撃を、ベッケにどうこうできることは一切なかった。


 ベッケはただ、レイチェルを抱きしめることしかできなかった。すでに彼の間合いに入ったか、または既に斬られている二人にここから助かる術はなかった。


「ごめん…レイチェル……巻き込んでしまって…」


 ハルが刀を振るうその瞬間だった。


 ハルの周りを一瞬で闇が包み込み、彼は抜刀を中断した。その一気に展開した闇は、ハルを守るようなシェルターの役割をしたドーム状のものだった。


 そして、その一秒後。


 闇のドームを飲み込むように、光の奔流がベッケとレイチェルの目の前を通過した。闇の中を巨大な光の光線が駆け抜けていく。


「ベッケ、よくやった、あとは俺たちに任せろ」


 そう言ってベッケの肩に手を置いたエルヴァイスが白魔法を発動し、ぐちゃぐちゃになった腕を治療してくれた。


「ヴァイス、彼は予備動作無しで私たちに攻撃してきます」


 そう伝える他にベッケには表現のしようがなかった。

 しかし、そこでエルヴァイスは驚く様子もなく言った。


「分かってる。お前が戦っているところを見させてもらったからな」


 エルヴァイスも顔をしかめていた。


「ミルケーが言うにはあれは時間に関係する類の魔法を使っているらしい」


 時間その言葉を魔法と組み合わせで聞くのはベッケには衝撃的だった。


「時間って…そんな……彼は時間に干渉する魔法を使っていたんですか?」


 時間を止める魔法など噂話で耳にするだけであり、そして、そのどれもが虚実であったが、どうやら、それは実在するらしかった。実際にそうじゃなければ、ベッケはハルの攻撃に説明がつけられなかった。


「いや、それがどうやっているのかは分からなかった。魔法を使っているのかも分からない。彼から魔力を一切感じ取れないんだ」


「魔力を一切感じない…どういうこと………」


 ベッケはそこで白魔法による副作用で体の力が一気に抜けるのを感じた。疲労が押し寄せ眠気を誘っていた。


「おっとそれだ。レイチェル、お前の方が重症だったんだ」


 そういうとエルヴァイスは彼女が斬られたと思われる箇所を順番に白魔法で治癒していった。


「え、なにどういうこと?」


 レイチェルも何が起こっているのか分からない様子だった。彼女は一度、自分にべたべたと触って来るエルヴァイスの手をどけさせた。


「ねえ、斬られたってどういうことよ?」


「今お前の身体はすでにハルに四肢を斬られた後なんだ。だからその切断面を白魔法で修復してやってんの、分かるか?分からなくてもいいから素直にその場に突っ立ってろ、動くな四肢がもげるぞ」


 そう言うとエルヴァイスはレイチェルの切断された後のつなぎ目に白魔法を掛け終えた。まだ切り離される前なら白魔法でその斬られた実感のない切断面を治すのは容易で、副作用も微々たるもののはずであった。


「これでよし、まったく白魔法を使えない奴らは大変だな」


「ヴァイス、君には彼の斬撃を見切ることができたのか?どうしてレイチェルの切断跡を見つけられた?」


「それならミルケーに言ってくれあいつが、教えてくれたんだ。正直俺も指示されただけで本当に切れているかは分かってない」


 ベッケは悔しそうな目で、エルヴァイスを見た。


「そうか、もしかして、私たちではもう…」


「ああ、残念ながら、お前たちはもう奴とは戦えない、だが、ベッケお前が戦ってくれたことで、レイチェルが犠牲になることもなかったし、いい判断材料も手に入った。よくやったいい活躍だった。お前たちはどこか安全な場所に避難でもしていてくれ」


 ここからの戦いには白魔法が必須だった。それもどんな重症も一瞬で治すほど強力な白魔法が必要だった。ベッケとレイチェルは二人とも白魔法が使えなかった。つまりここからの戦闘への参加は不可能だった。


 エルヴァイスが二人の横を通り過ぎていく。


「待て、私はまだ何もしてない、ヴァイス、私はまだ君と一緒に戦っていたい!」


 すがるように言ったが、エルヴァイスはそんなベッケの熱を冷ますように言った。


「いいんだよ、もう、俺たちは十分、よく一緒に戦って来た。それに考えてみればお前たちが命を懸けるまでのこともない。これは俺とミルケーの問題なんだから、ただ最後にフルブラットとして俺の味方してくれたことには感謝してるんだ。正直、俺についてくれた時は嬉しかった…」


 エルヴァイスは、今もなおハルの動きを止めているミルケーが放った光の奔流を横目に、気恥ずかしそうに言った。それは彼なりの気づかいだったのかもしれない。しかし、ベッケがそんな言葉をかけてもらって感動している場合ではなかった。


「違う、私たちもフルブラットの一員に変わりはない、だから関係は大いにあるはずだ」


「そうかだったら、お前たちにはなおさらこの夜が明けるまで生き残っていて欲しいね」


 エルヴァイスがまた一歩先へ行く。ベッケはそんな彼を引き留めることができないこともよくわかっていた。


 エルヴァイスの後ろで流れ続けている光も限界なのか、その奔流の中で闇が急速に成長しつつあった。


「なあ、ベッケ、お前はまだ俺のことを親友だと思ってくれているのか?」


「当たり前だ、君がどんな存在になっても私たちの友情は変わりはしない」


「………」


 ベッケはエルヴァイスの背にそう語りかけた。


「ありがとう、だったら俺とお前は変わらず今も昔も親しき友人だった」


 光の奔流の勢いが弱まり闇がその力を増す。


「ヴァイス…」


「ベッケ、分かってくれるだろ、俺とお前はここでお別れだ」


「それは、それはありえない」


「本当は少しでもお前たちの顔を見ていたかったのかもしれない」


 エルヴァイスが一歩また一歩と弱まる光に向かって歩き出す。


「こんな場所まで連れて来て悪かったな…」


「ヴァイス、まさか、ダメだ…それならなおさら君を独りでは行かせられない、私たちも最後まで君についてく」


 ベッケはもう分かっていた。彼が決めてしまった以上はもう誰も彼を止めることができないということを、彼の未来が決まってしまったようなものだということを、長年一緒に居たから分かっていた。


「それが無理なことはお前が一番よく分かってるはずだ。変身が解けた後のお前にできることは何もない、そうだろ?」


「できることが無くても君の傍には居られる。最後のその時まで死が二人を分かつまで」


「ベッケ、お前にはレイチェルがいる、そういう言葉はそいつに言ってやれ」


「私は……」


 ベッケは白魔法の副作用にも負けないほど目を見開いていた。ここで彼の意見に流されるわけにはいかなかった。そんなことをしてしまえばもう一生彼に会えない気がしたからだ。


「私はマロンとだって約束した。最後までキミを見捨てないって、何百年経とうがその約束は続いている」


「マロンか…ああ、そうだ、ベッケ、レイチェルも、マロンはお前たちのことを恨んだことは一度もなかった、死の間際でもあいつは変らずお前たちに会えることを楽しみにしていた。ああ、そうだ、伝え忘れていたな…」


「マロンが…」


 レイチェルが瞳を潤ませていた。

 マロンが死んでから、ヴァイスが彼女ことを二人に話したことは一度もなかった。そう一度だってこの瞬間までは、一度も。


「悪かった、言うのが遅くなって…あいつは死ぬ直前まで誰かの心配ばかりしていた…まったくバカだよな…あいつが一番弱ってたのに……」


 そういうエルヴァイスの瞳にも涙が伝っていた。


「ヴァイス、だったらなおさら君を独りにはできない、君にまで死なれたら…」


「死ぬ?ハハッ…アハハハハハハハハ!!」


 そこでエルヴァイスは本当におかしいといった様子で笑った。


「バカ、俺が死ぬわけがないだろ?」


 エルヴァイスは涙をぬぐっていた。


「ただ、ここでお前たちとはお別れってだけさ。なあ、さっきからそう言ってるだろ?」


「ヴァイス…」


 ベッケの表情が悲しみに暮れる。エルヴァイスが無理をしていることはすぐにわかった。強がりを言っていることも、長年一緒にいた彼のことはなんだって分かった。だからこそ辛かった。だけど、そう思うからこそベッケは決めなければならなかった。


 彼との別れ方を。


 彼の後ろの光は、徐々に闇に呑まれ、その中にいる悪魔を解き放つ準備をしていた。


 時間は無くなり、別れはすぐそこまで来ていた。ベッケも自分たちが戦えないと分かってしまった以上、ここにいてもエルヴァイスとミルケーの二人の邪魔にしかならないことは分かっていた。


 そうだったらベッケが取れる行動はたったひとつだった。


「なあ、ヴァイス、だったら、また長い別れになりそうだな」


 エルヴァイスが振り向くと、そこにはくたびれた笑顔を浮かべるベッケの姿があった。別れるなら最後は笑顔で、それしか今のベッケが彼にしてやれることはなかった。


「ああ、今度は一番長くなるかもしれない」


「また、会えるよな?」


「当たり前だろ、俺たちは親友そういうことだ」


「そうだな…」


 光の奔流が途切れると同時に、濃縮された闇が辺りに溢れ出した。


「時間だな、ベッケ、レイチェル、またいつかな」


「ヴァイス、死なないでよ…」


「ああ、レイチェル、ベッケを頼んだぞ」


 レイチェルがベッケを抱えるとその場を離脱し始めた。ベッケは彼女に担がれると意識がどんどんと遠のいていった。ベッケが最後に見たのは親友が闇へと向かう背中だけだった。



『ベッケ、レイチェル…』


 エルヴァイスは最後に振り向き、遠ざかっていく二人を見た。


「さよならだ」


 眼前の闇が弾ける。

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