表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/85

『♡ Kyoko Love ♡』5


5.☑


 私は飲み会の3日前に、ダメ元で白鳥多恵子に飲み会の件

を話した。


 「それって垣本さんから連絡来たんですか? 」


 「うん、そう」


 「じゃあ、私が行かなかったらふたりで会うことになる

んですよね? ゆっくり楽しんできてくださ~い 」


 「森田さんも来るみたい」


 「あきれたっ、よく参加できるもんだわ。

 恭子さん、私はもう飲み会には行きません、ごめんなさ

い・・せっかくなんですけど」


 「うん、一応ね、知らせておこうと思って。

 そうだよねー、行きたくないわよね」


 「恭子さん、また別口の飲み会があったら誘ってください」


 「うん、分かった」


 だよねー、だよねー、私でも行かんわ。

 森田さん、修羅場に慣れてるんだな。


           ・・・


 私が店に到着すると垣本さんと森田さんがもう

来ていて談笑しているところだった。


 拍子抜けするほど、森田の振舞はいつも通りで普通

だった。

 垣本と森田の間では二股事件のことはどんなふうに

話されているのだろう?


 そう考えても恭子には預かり知らぬ二人の間のことで

知りようもなく、つまらないと思った。


 そして、そのまま二人に合流し、白鳥多恵子との話題を出すことは

ぐっと耐えた恭子だった。


 


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ