『♡ Kyoko Love ♡』36-2
36-2.
「ナニ....」
「自分で思ってた以上に恭子ちゃんのこと好きなんだなって、こと」
俺は自然に彼女の手を取り、握り締めた。
「私、以前軽い気持ちで既婚者と付き合ってたことがあったの。
その男性ね、奥さんが難病になったらあっさりと捨てた。
でその後すぐに、私にプロポーズしてきた。
あなたはまだ結婚もしてないのに、何でこんな私なんかと・・」(泣)
俺はここが店内じゃなく、2人きりでいられる場所ならキスを
してしまってたかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆彡
ひとまず、その後彼女を懸命に説得した。
そして2人で入籍だけ急いで済ませ、彼女は俺のマンションで
暮らすことになった。
互いの親族へは、しばらく知らせない形で。
前々から嫁姑、同居というワードに敏感な彼女のために。
時の流れに身をまかせ・・おいおい、周囲にも知らせないと
いけなくなると思うけど、そう、おいおいでいいと思っている。
実は彼女が話してた台詞で少し萌えたところがあった。
『あなたのお世話だって何もできなくなるかもしれないし・・』
ちゃんと俺の世話をしようと思ってくれてたと・こ・ろ。
見た目と違って、結構健気なんだなって。
後日談:
精密検査もまだ受けてなかったらしい彼女の顛末は
うれしいものだった。
なんの問題もなく健康だったってオチ。
めでたし、めでたし。
☆.。.:* おしまい .。.:*☆
番外編へ続く 康之編:




