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『♡ Kyoko Love ♡』3-2


3-2.☑


 白鳥さんからことのあらましを聞いた私は、彼女に質問した。


 「ほんとに彼、何も言わなかったの? 」


 「そう、私と視線も合わさなかったのよ」


 「酷いヤツだね。多恵子ならもっといい人見つかるわよ、

ドンマイって・・彼氏いない私が言っても説得力ないけどね。

 お互い心機一転、いい人見つけよう」


 「うん、そうだね。

 私、恭子さんに話聞いてもらって少し気が晴れた、ありがと」


 慰めの言葉を掛けたものの・・。


 サプライズっていうか、約束を破って早めに恋人の部屋に

行くのって、かなりリスキィーなことなのかもしれないと、

醒めた気持ちでそんな風なことを思ったりもした。


 だって森田くんのほうは、いずれ元カノを完全に切って、多恵

子と付き合っていこうと考えていた可能性もあるからだ。


 彼女が会うはずの約束の時間を守っていたら、この先の

交際も上手く続いていたかもしれないし。


 まぁね、得てしてモテる人間って大勢の人から声が掛か

るから、二股なんてザラかもねー。


 今回の話、こういう場合、どっちが振ったとか決めるのが

難しい。


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