『♡ Kyoko Love ♡』30-2
135-2
30-2.
「え~っと、それって猫のこと? ・・だよね? 」
って、それでも何とか平静を装って聞いたら。
「ううん、恭子ちゃんのことだよ」
って彼が言った。
私は、ありがと素直にうれしい、と答えた。
どうしよう、直球で好きだって言われて舞い上がりそうになるわ
恥ずかしいやらで、自分の中にまだこんな風に思える感情があったなんて
そこも新しい発見で・・いろんな意味で素直にうれしかった。
でも、交際は断ろうと考えてるのに、うれしいなんて相反する
感情的に自分でもなんなの? 状態だ。
何だか、どんどん、泥沼? にゆっくりと、どっぷりと、沈んで
いってる気がするんだけどぉ。プクプクプクぅ~。
・・・
楽しい時間は無情にも過ぎてゆき、翌日からはまた仕事が
待っていて。
翌日も休みを取れていたら、いろいろとフワフワした時間を
まったりと過ごせたのにと思うと、仕事モードにならなければ
ならないことが少し残念だった。
女心と秋の空、とはよく言ったもので。
告白されたことでその後から垣本さんのことが二割増しで
イメージupした。
ゲンキンなのは分かっているけれど、やはり告白の威力は
半端なかった。
そんな風にふらふらぁ~、ふらふらぁ~と心があっちへ
こっちへと揺れて過ごしていたある日のこと。
亀卦川さんからランチに誘われた。




