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『♡ Kyoko Love ♡』22
22.
「その結婚相談所って結構費用掛かるんじゃないの? 」
「そっ、そうなのよー。聞いて、なかなかするのよー」
「石川さん、簡単な話だからさ、忘れないよう、よーく聞いてな」
「OK-っ! なになに? 」
「その結婚相談所に入会する前に、俺と付き合うっていうのはどう? 」
「なにそれ。冗談言わないで、笑えない」
「石川さん、俺のつぶらな瞳を見て」
「えっ、どこどこ? つぶらな瞳ってどこなのー」
ちゃかす彼女の肩を掴んで俺と向き合うように彼女の体勢を変えた。
そして俺は彼女のきれいな琥珀色した瞳を覗き込んで、もう一度
告げた。
「俺と付き合ってください」
すると、瞳を心なしか潤ませた彼女は、コクンと頷いた。
「ね、私のこと騙してないよね? 」
「俺がそんなことするような人間に見える? 」
「ううん、見えない・・けど一応念押し、必要かなって」
「今まで、騙されたことあンの? 」
「ない? ・・かな」
「だろうね。
君に申し込んでOK貰えたのに喜ぶことはあっても、反故にして
止めるヤツなんていないだろ? 」
「そっか、アラフォーになっても私にまだ女子力残ってるんだ」




