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『♡ Kyoko Love ♡』2


2.


 石川恭子が、上手くいってると思っていた白鳥から、

付き合ってる森田との別れを聞かされたのは、クリスマスの翌日で

世の中が気忙しくなろうとしている年の瀬のことだった。


 恭子が話を聞いたのは、仕事帰りの、駅からほど近いカフェの中でだった。


 そこは老舗でモダン風ではあるが昭和の香のする

シンプルな内装になっていた。


 ・・と語るも、実体験などではなくテレビでちらっと見た

昔のドラマなどからの感想だったのだが。


 ちょうど失恋の話を涙ながらに語るのにピッタリ、と

いった風に。


 同じ職場で今後度々顔を合わせるのも癪なので、年明け

早々辞めると多恵子が言い出した。


 ンもう~、これだから職場恋愛は難しいのよね~。


 そうだよね、分かるわ。

 しかも振られた側っていうのはさぞかし・・。

 私は心の中で相槌を打った。


 しかし、よくよく別れる原因になった話を白鳥から聞いてみる

と、微妙な心持ちになった。



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